類推プロンプト (Analogical Prompting)
読み: るいすいぷろんぷと
最終更新: 2026-07-13・AI PICKS編集部
定義
類推プロンプトとは、LLMに関連する類似問題や解法例をまず自ら想起させ、それを踏まえて本題を解かせるプロンプト技法のこと。
類推プロンプト (Analogical Prompting)とは — 詳しく解説
類推プロンプトは、Googleが2023年に提唱した手法とされ、LLMに本題を解かせる前に、類似する過去の問題とその解法を自ら生成・想起させることで推論の足がかりを作るプロンプト技法である。few-shotのように人手で例を用意しなくても、モデル自身が文脈に応じた類例を作るため汎用性が高い点が特徴とされる。一方で2026年時点の実運用では、類例生成の工程が挟まる分だけ出力トークン数が増え、chain-of-thoughtと併用すると応答がさらに長くなりやすく、API課金体系ではコスト増につながりやすい点が現場での注意点として挙げられる。加えて生成された類例自体が的外れだと誤った方向に推論が引っ張られるリスクもあるとされ、精度が要求される業務では出力の検証工程を挟む運用が広く採用されている。現場での選び方としては、型が決まった定型業務ならfew-shotで十分な一方、未知のパターンを含む複雑な問題や適切な例示を用意しづらいドメインでは類推プロンプトが向くとされ、コストと精度のバランスを見て使い分けるのが実務上の相場感とされる。
類推プロンプト (Analogical Prompting)の使用例
- 以下の類題を1つ思い出し、その解き方を要約してから、本問を解いてください。
- この不具合と似た過去のバグパターンを想起し、共通点を踏まえて原因を推定して。
類推プロンプト (Analogical Prompting)に関連するAIツール
関連用語
「プロンプト技法」の他の用語
AI への指示文。 役割 + タスク + 制約 + 文脈 の 4 要素を明示するのが基本。
AI への指示文を 設計する技術。 役割・タスク・制約・文脈 の 4 要素 + Few-shot などのテクニック。
AI に「お手本の例」を 3-5 件見せてから タスクを依頼する手法。 出力フォーマットが安定する。
AI に「ステップごとに考えてください」と促し、 複雑な推論精度を上げる手法。
例示なしで AI にタスクを依頼する方法。 最新モデルは Zero-shot 精度が大幅に向上した。
システムプロンプトとは、AIアシスタントの応答スタイル・役割・制約をあらかじめ設定する隠し命令文のこと。ユーザーの入力より先に処理され、会話全体のトーンと動作範囲を規定する。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・502語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ