バッチAPI (非同期一括推論)
読み: ばっちえーぴーあい
最終更新: 2026-07-30・AI PICKS編集部
定義
バッチAPIとは、大量の推論リクエストを非同期でまとめて処理し、即時応答より低コストを優先するLLM APIの利用方式のこと。
バッチAPI (非同期一括推論)とは — 詳しく解説
バッチAPIは、OpenAIやAnthropicなどの主要LLMプロバイダーが提供する非同期一括推論の仕組みで、リアルタイム応答が不要な大量のリクエストをキューに投入し、数分〜24時間程度の猶予をもって処理する代わりに、通常のリアルタイムAPIより大幅に安い料金で利用できるとされる。相場感としては同期APIの半額程度に設定されることが多いとされ、コスト削減効果が大きいため、大量データの分類・要約・埋め込み生成・評価用データセット作成などバッチ処理に向くタスクで広く採用されている。ただし2026年時点の実運用では、結果が返るまでの時間が読みにくく、リアルタイム性が求められるユーザー向け機能には使えないという制約がある。また処理順序が保証されない、失敗したリクエストの再送設計が必要になる、レート制限や同時実行数の上限がプロバイダーごとに異なるといった落とし穴も指摘される。現場でバッチAPIを選ぶ際は、応答速度が許容できるバックエンド処理かどうかをまず見極め、即時性が必要な箇所とは明確に分離して設計することが定石とされる。
バッチAPI (非同期一括推論)の使用例
- 大量のFAQドキュメントをバッチAPIで一括要約し、翌朝までに分類済みデータとして受け取る運用。
- 評価用データセット数万件をバッチAPIで一括推論し、通常料金より抑えたコストで採点結果を得る使い方。
バッチAPI (非同期一括推論)に関連するAIツール
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