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AI用語辞典プロンプト技法

検証の連鎖 (Chain-of-Verification)

読み: けんしょうのれんさ

最終更新: 2026-07-13・AI PICKS編集部

定義

検証の連鎖とは、AIが一度出した回答の中の個々の事実主張を自ら疑問文に分解し、それぞれ独立に検証してから矛盾を洗い出し回答を修正するプロンプト技法のことである。

検証の連鎖 (Chain-of-Verification)とは — 詳しく解説

検証の連鎖(Chain-of-Verification, CoVe)は、LLMがまず草案回答を生成し、その中の個々の事実主張を検証用の質問へ分解、それぞれ独立に(元の回答を参照せず)回答させたうえで矛盾を照合し最終回答を修正するプロセスを指すとされる。幻覚(ハルシネーション)を減らす自己検証系プロンプト技法の一つとして、chain-of-thoughtやself-consistencyと並んで紹介されることが多い。ただし2026年時点の実運用では、検証ステップ自体も同じLLMが担うため思い込みを共有して見逃す問題が残ると指摘されており、万能な幻覚対策にはならない。また質問生成・個別検証・統合という複数回のAPI呼び出しが発生するため、通常の1回応答に比べてトークン消費とレイテンシが数倍に膨らみ、コスト増が現場導入の壁になりやすい。実務では法務・医療など誤りの許容度が低い領域や、重要な数値・固有名詞を含む生成物にのみ絞って適用するのが現実的な選び方とされる。

検証の連鎖 (Chain-of-Verification)の使用例

  • この回答に含まれる事実主張を検証用の質問に分解し、それぞれ独立に回答してから矛盾を確認して最終回答を修正して。
  • 先ほど挙げた数値の根拠を、元の回答を見ずに再度確認し、食い違いがあれば修正した回答を出して。

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