エンコーダ・デコーダ (Encoder-Decoder)
読み: えんこーだ・でこーだ
最終更新: 2026-07-20・AI PICKS編集部
定義
エンコーダ・デコーダとは、入力データを圧縮した内部表現に変換するエンコーダと、その表現から目的の出力を生成するデコーダを組み合わせたニューラルネットワーク構造のこと。
エンコーダ・デコーダ (Encoder-Decoder)とは — 詳しく解説
エンコーダ・デコーダは、翻訳や要約のように入力系列と出力系列の長さや構造が異なるタスク向けに設計されたアーキテクチャで、2017年のTransformer論文以降は機械翻訳・音声認識・画像キャプション生成など幅広い分野で標準的な構成として採用されてきたとされる。エンコーダが入力全体を文脈込みのベクトル表現に圧縮し、デコーダがそれを参照しながら出力を1トークンずつ生成する二段構造が特徴で、入力と出力の情報を分離して扱える点が長所とされる。一方でChatGPTやClaudeなど現在主流の生成AIはデコーダのみの構成が中心であり、2026年時点の実運用ではエンコーダ・デコーダ型は翻訳特化モデルや音声処理など用途を絞った場面で選ばれることが多い。現場でモデルを選定する際は、生成の自由度が必要ならデコーダのみ、入出力の対応が明確ならエンコーダ・デコーダ型、という使い分けが実務上の目安になる。運用コストの面では小型のエンコーダ・デコーダ型は推論コストを抑えやすく、汎用LLM APIの相場感と比べてタスク特化によるコスト効率の良さが選定理由になることもある。
エンコーダ・デコーダ (Encoder-Decoder)の使用例
- 機械翻訳では入力文をエンコーダで文脈ベクトルに変換し、デコーダが目的言語のトークンを順に生成する。
- 音声認識では音声波形をエンコーダで特徴量に変換し、デコーダがテキストへ変換する構成が使われる。
エンコーダ・デコーダ (Encoder-Decoder)に関連するAIツール
関連用語
「LLM / 言語モデル」の他の用語
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Large Language Model の略。 膨大なテキストで学習した文章生成 AI。 ChatGPT / Claude / Gemini が代表例。
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文章・画像・音声・動画 を新規に作り出す AI 技術。 ChatGPT 以降の AI ブームの主役。
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