液冷 (AIデータセンター冷却)
読み: えきれい
最終更新: 2026-07-28・AI PICKS編集部
定義
液冷とは、GPUサーバーなど発熱の大きい機器を冷却水や特殊液体で直接冷やすAIデータセンターの冷却方式のことで、空冷より高密度な排熱に対応できる。
液冷 (AIデータセンター冷却)とは — 詳しく解説
液冷とは、GPUサーバーなど高密度化するAIデータセンターの発熱を、空気ではなく水や特殊冷却液を使って直接除去する冷却方式の総称。ラック単位でコールドプレートを設置する「直接液冷(DLC)」と、サーバー基板ごと不活性液に浸す「液浸冷却」の二方式が広く採用されている。NVIDIA H100/H200やBlackwell世代のように1ラックあたりの消費電力が数十kWを超える構成では、空冷だけでは排熱が追いつかず液冷が事実上の必須要件になりつつあるとされる。2026年の実運用では、既存データセンターへの後付け導入時に配管・漏水対策・冷却水循環設備の追加工事が発生し、初期コストが空冷比で数割〜数倍に膨らむ点が現場の落とし穴として指摘される。相場感としては、液浸冷却は設備投資が大きい一方でPUE(電力使用効率)を大きく改善できるとされ、大規模GPUクラスタを持つクラウド事業者ほど採用が進む傾向がある。現場での選び方は、既存ラック密度と将来のGPU増設計画をもとに、コールドプレート型か液浸型かをまず絞り込むのが定石とされる。
液冷 (AIデータセンター冷却)の使用例
- 自社データセンターに液冷を導入すべきか、判断基準を教えて
- 直接液冷と液浸冷却の違いを初心者向けに説明して
液冷 (AIデータセンター冷却)に関連するAIツール
関連用語
「インフラ・学習」の他の用語
既存の AI モデルを 自社データで追加学習させて 専門特化させる方法。
データから法則を自動学習させる AI 技術の総称。 ディープラーニングや LLM もここに含まれる。
ニューラルネットワークを多層化した機械学習手法。 LLM / 画像認識 / 音声認識 の基盤技術。
Self-Attention 機構を中核とするニューラルネット構造。 LLM / 画像 / 音声 すべての基盤。
入力系列のどこに注目すべきかを 動的に重み付けする仕組み。 Transformer の中核。
LoRAとは、大規模モデルの重みを凍結したまま低ランク行列ペアを追加挿入することで、全パラメータの1%以下の計算コストで特定ドメインへの適応を実現するファインチューニング手法のこと。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・1113語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ