肯定形指示 (禁止より「こうしろ」)
読み: こうていけいしじ
最終更新: 2026-08-06・AI PICKS編集部
定義
肯定形指示とは、「〜するな」という禁止形ではなく「〜せよ」という肯定形でAIに望む行動を直接指定するプロンプト技法のこと。
肯定形指示 (禁止より「こうしろ」)とは — 詳しく解説
肯定形指示は、プロンプトエンジニアリングにおいて「〜しないで」という否定・禁止表現を避け、望む出力や振る舞いを「〜してください」と直接肯定形で書く手法で、LLMは否定語の処理が苦手で禁止対象そのものに注意が向き逆に言及してしまう傾向があるとされる。業界標準のプロンプト設計ガイドでも、制約はネガティブリストではなくポジティブな指示に変換することが広く推奨されている。2026年時点の実運用での落とし穴は、システムプロンプトが長大化するほど禁止指示が埋もれて無視されやすくなる点で、現場では禁止事項の列挙をやめ「代わりに何をすべきか」を明記し直すレビューが定着しつつある。書き換え自体の追加コストはほぼ不要な軽量技法だが、既存プロンプト全体を肯定形へ全面改修する工数は発生するため、影響の大きい指示から優先して直す選び方が実務では合理的とされる。
肯定形指示 (禁止より「こうしろ」)の使用例
- 「絵文字を使うな」ではなく「敬体の文章のみで書け」と、禁止ではなく望む行動そのものを指定する。
- 「専門用語を使うな」ではなく「中学生でも理解できる言葉で説明せよ」と具体的な代替行動を書く。
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