Ray (分散学習・推論フレームワーク)
読み: れい
最終更新: 2026-07-30・AI PICKS編集部
定義
Rayとは、機械学習の分散学習・並列推論を単一マシンからクラスタへそのままスケールさせるための、UC Berkeley発のOSS分散処理フレームワークのことである。
Ray (分散学習・推論フレームワーク)とは — 詳しく解説
Rayとは、UC Berkeley発のOSSで、Pythonコードを単一マシンからGPUクラスタへほぼそのままスケールさせる分散コンピューティングフレームワークのこと。強化学習・ハイパーパラメータ探索・LLMの分散学習/推論の裏側で広く採用されており、vLLMやHugging Faceの分散処理基盤としても使われるとされる。業界標準としてはRay Train(学習)・Ray Serve(推論サービング)・Ray Tune(探索)の3コンポーネントで構成される。2026年時点の実運用では、ノード間通信の設定ミスによるメモリ不足やタスク再試行の無限ループが現場の代表的な落とし穴とされる。またマルチノードGPUクラスタ運用はGPUインスタンス費用が支配的で、Ray自体は無料でもコスト管理が難しく、オートスケール設定を誤ると相場感を大きく超える請求が発生しやすい。そのため現場では、まず単一ノードでスケール要否を見極めてから導入するのが定石とされる。
Ray (分散学習・推論フレームワーク)の使用例
- @ray.remote デコレータを関数に付けるだけで、その関数がクラスタ上の空きノードに自動的に分散実行される。
- PyTorch分散学習をRay Trainでラップすると、GPU台数を増やすコード変更なしでスケールできる。
Ray (分散学習・推論フレームワーク)に関連するAIツール
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