繰り返しペナルティ (Repetition Penalty)
読み: くりかえしぺなるてぃ
最終更新: 2026-07-15・AI PICKS編集部
定義
繰り返しペナルティとは、LLMが同じ単語やフレーズを繰り返し生成しないよう、既出トークンの出現確率を下げて出力を調整するデコード時のパラメータのこと。
繰り返しペナルティ (Repetition Penalty)とは — 詳しく解説
繰り返しペナルティ (Repetition Penalty) とは、LLMがテキスト生成時に既に出力した単語やフレーズを再度選びにくくするよう、トークンの出現確率を調整するデコードパラメータのこと。値を上げるほど同じ表現の繰り返しは減るが、上げすぎると不自然な同義語の乱用や文脈崩壊を招くため、多くのAPIでは1.0付近を基準に0.9〜1.3程度の範囲で調整するのが一般的とされる。似た仕組みに frequency penalty や presence penalty があり、前者は出現回数に比例してペナルティが強まる点が異なる。2026年時点の実運用では、長文生成や要約タスクで冗長な繰り返しを抑える目的で使われることが多いが、日本語のように助詞や語尾の反復が自然な言語ではペナルティを強くかけすぎると文法が崩れる落とし穴があるため現場では既定値付近から慎重に微調整する運用が主流。パラメータ変更のみで完結し追加コストはかからないため、相場感を気にせず試せる点も扱いやすい。
繰り返しペナルティ (Repetition Penalty)の使用例
- Repetition Penalty を 1.2 に設定し、レポート生成で同じ言い回しの連呼を防ぐ。
- temperature は高いが同じ語尾が続く場合は repetition_penalty を先に疑うのが定石。
繰り返しペナルティ (Repetition Penalty)に関連するAIツール
関連用語
「LLM / 言語モデル」の他の用語
Artificial Intelligence の略。人間の知能をコンピュータで再現する技術全般を指す。
Large Language Model の略。 膨大なテキストで学習した文章生成 AI。 ChatGPT / Claude / Gemini が代表例。
AI がそれっぽい嘘をつく現象。 学習データに無い情報を推測で生成してしまう。
AI が一度に扱える文章の長さ。 トークン数で表現される (例: Claude Opus 4.7 は 1M トークン)。
AI が扱う文字のかたまり。 日本語は 1 文字 ≒ 1 トークン、 英語は単語 ≒ 1 トークン。 料金計算の単位でもある。
文章・画像・音声・動画 を新規に作り出す AI 技術。 ChatGPT 以降の AI ブームの主役。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・602語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ