【2026年最新】Bing Image Creator(Microsoft Designer)完全ガイド|無料で使える?使い方・料金・評判・Midjourneyとの比較
「画像生成AIを試してみたいけど、有料ツールはハードルが高い」と感じている方にとって、Bing Image Creator(現在の正式名称:Image Creator from Microsoft Designer)は最初の一歩として最適なツールです。
Microsoftアカウントさえあれば完全無料で使えて、日本語プロンプトにも対応。DALL-E 3ベースの高品質な画像を、課金ゼロで生成できます。この記事では、Bing Image Creatorの使い方から料金の仕組み、よく比較されるMidjourneyとの違いまで、まとめて解説します。
この記事でわかること
- Bing Image Creatorの基本と最新の正式名称
- 無料で使える仕組み(ブーストとは何か)
- ステップバイステップの始め方・使い方
- 日本語プロンプトのコツとサンプル
- 料金プランと有料版(Microsoft 365)との違い
- Midjourney・Stable Diffusion・Adobe Fireflyとの比較
- 商用利用の可否と注意点
- よくある質問(FAQ)
30秒で結論
- 完全無料:Microsoftアカウントのみで使える。クレジットカード不要
- DALL-E 3搭載:OpenAIの最新画像生成モデルを無料で利用可能
- 日本語OK:プロンプトを日本語で入力できる(英語のほうが精度は高い)
- ブーストあり:毎週リセットされるブーストポイントで高速生成。使い切ると低速モードへ
- 商用利用:個人用途・非商用なら基本OK。商用は利用規約の確認が必要
- 弱点:人物の手・文字の描写が苦手。Midjourneyに比べてアート性は低め
Bing Image Creatorとは?2026年の最新状況
Bing Image Creatorは、Microsoftが2023年3月に公開したAI画像生成サービスです。2026年現在、正式名称は「Image Creator from Microsoft Designer」に変更されており、Microsoft DesignerというデザインプラットフォームのAI画像生成機能として位置づけられています。
ただし日本では「Bing Image Creator」という名称で依然広く知られており、Copilotのチャット画面からも同じ機能にアクセスできます。
搭載モデル:DALL-E 3
Bing Image Creatorの核心は、OpenAIが開発したDALL-E 3です。テキストプロンプトから高解像度の画像を生成するモデルで、2023年時点ではOpenAIの有料プラン(ChatGPT Plus、$20/月)でしか使えなかった機能を、Microsoftが無料で提供しています。
2026年時点でのDALL-E 3は以下の特徴を持ちます:
- 最大解像度:1024×1024(正方形)/ 1792×1024(横長)/ 1024×1792(縦長)
- テキスト理解精度:高い(複雑な指示を理解できる)
- スタイル対応:リアル写真風・イラスト・アニメ・水彩など幅広い
- 安全フィルター:暴力・成人向けコンテンツの生成は自動ブロック
CopilotとMicrosoft Designerの関係
混乱しがちですが、整理すると以下のとおりです。
| アクセス経路 | URL | 機能 |
|---|---|---|
| Microsoft Designer | designer.microsoft.com | 画像生成+デザインテンプレート |
| Copilot(Image Creatorタブ) | copilot.microsoft.com | 画像生成(Designer連携) |
| Bing検索(旧Bing Image Creator) | bing.com/images/create | 同上 |
| Windows Copilot | Win+C | 同上 |
実質的にどこからアクセスしても同じエンジン・同じ制限が適用されます。
料金プラン:無料で使えるのはなぜ?
Bing Image Creatorは基本無料です。Microsoftアカウント(Outlookやホットメールアドレスでも可)を持っていれば、クレジットカードなしで使い始められます。
ブーストシステムの仕組み
無料版には「ブースト」と呼ばれるポイントシステムがあります。
- ブーストあり:高速で画像を生成(数秒〜数十秒)
- ブーストなし:低速モードに移行(数分かかる場合あり)
ブーストポイントは毎週リセットされ、補充されます(付与数は変動する場合あり)。また、Microsoftの各種サービスを利用することでボーナスポイントを獲得できるケースもあります。
Microsoft 365との違い
有料のMicrosoft 365(個人プラン:¥1,490/月、年額¥14,900)を契約していると、Microsoft Designer内での画像生成に追加の特典が付く場合がありますが、基本的な画像生成機能そのものは無料で全て使えます。
| 項目 | 無料版 | Microsoft 365加入者 |
|---|---|---|
| 月額料金 | ¥0 | ¥1,490〜/月 |
| 画像生成 | ◯(ブーストあり) | ◯(追加特典あり) |
| テンプレート | 一部 | フルアクセス |
| 商用利用 | 規約内でOK | 規約内でOK |
| 保存・ダウンロード | ◯ | ◯ |
結論:画像生成だけが目的なら、無料版で十分です。
ステップバイステップ:Bing Image Creatorの始め方
Step 1:Microsoftアカウントを準備する
すでにOutlook、Hotmail、またはXboxアカウントを持っている場合は、そのまま使えます。持っていない場合はaccount.microsoft.comから無料で作成できます。
Step 2:Image Creatorにアクセスする
ブラウザで以下のURLにアクセスします:
https://www.bing.com/images/create
またはdesigner.microsoft.comを開いて「Image Creator」タブを選択します。
Step 3:プロンプトを入力する
テキストボックスにプロンプト(指示文)を入力して「作成」ボタンをクリックします。
日本語プロンプト例:
夕暮れの東京タワーをバックに微笑む若い女性、
水彩画タッチ、暖かい色調
英語プロンプト例(精度が上がりやすい):
A young woman smiling with Tokyo Tower at sunset in the background,
watercolor style, warm color tones, soft lighting
Step 4:4枚の画像から選ぶ
生成が完了すると、4枚のバリエーションが表示されます。気に入ったものをクリックして拡大表示し、「ダウンロード」ボタンから保存できます。
Step 5:再生成・プロンプト修正
納得いかない場合はプロンプトを修正して再生成します。「サプライズ」ボタンを使うと、ランダムなプロンプトを試すことができます。
日本語プロンプトのコツ:より良い画像を生成する方法
Bing Image Creatorは日本語プロンプトに対応していますが、英語よりも解釈精度が落ちる場合があります。以下のコツで品質を上げられます。
基本構造:「主体 + 状況 + スタイル + 雰囲気」
【主体】白いコーヒーカップ
【状況】木製テーブルの上、窓際、朝の光が差し込む
【スタイル】写真リアリスティック、ボケ味
【雰囲気】穏やか、明るい
入力例:
白いコーヒーカップ、木製テーブルの上、窓際、
朝の光、写真風、浅い被写界深度
スタイル指定フレーズ(日本語)
| 目的 | プロンプト例 |
|---|---|
| 写真リアル | 「フォトリアリスティック」「写真風」「4Kリアル」 |
| アニメ・イラスト | 「アニメ風」「フラットイラスト」「漫画タッチ」 |
| 水彩・絵画 | 「水彩画」「油彩画風」「印象派」 |
| 3Dレンダリング | 「3Dレンダリング」「Blender風」「CGイメージ」 |
| ミニマル | 「ミニマルデザイン」「余白多め」「シンプル構図」 |
やってはいけないこと
- ❌ 人物の顔のアップを過度に詳細指定(変形が起きやすい)
- ❌ 文字・ロゴを画像内に入れる(AIは文字描写が苦手)
- ❌ 著作権キャラクターの名前を使う(フィルターでブロックされる)
商用利用はできる?著作権の注意点
Bing Image Creatorで生成した画像の商用利用については、Microsoftの利用規約(Terms of Use)に従う必要があります。2026年現在の基本的な方針は以下のとおりです。
利用規約の主なポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 個人・非商用利用 | 基本的に自由 |
| ブログ・SNS投稿 | OK(規約内) |
| 商業目的(広告・販売) | 原則可能だが規約の確認が必須 |
| NFT・販売 | グレーゾーン。規約で制限あり |
| 他者の著作物を模倣 | NG(著作権侵害のリスク) |
重要な点
- AI生成画像の著作権は複雑:日本では2024年以降、AI生成画像の著作権帰属に関するガイドラインが整備されてきていますが、法的にはまだ議論が続いています
- Microsoftが権利を持つわけではない:利用規約上、生成物はユーザーが使えますが、Microsoftも非独占的な利用権を持つ場合があります
- 商用利用前は最新規約を確認:規約は更新されるため、商業目的で使う前にMicrosoft利用規約を必ず確認してください
実用上、個人ブログのアイキャッチ画像・SNS投稿・プレゼン資料への使用は問題ないケースがほとんどです。
競合ツールとの比較:Midjourney・DALL-E 3・Adobe Firefly・Stable Diffusion
主要ツール比較表
| ツール | 料金 | 品質 | 日本語対応 | 商用利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Bing Image Creator | 無料 | ★★★★☆ | ◯ | 規約内OK | 完全無料・手軽 |
| Midjourney | $10〜/月 | ★★★★★ | △ | プラン次第 | 芸術性・美しさNo.1 |
| DALL-E 3(ChatGPT) | $20/月〜 | ★★★★☆ | ◯ | ChatGPT規約内 | テキスト理解力高い |
| Adobe Firefly | 無料〜¥3,480/月 | ★★★★☆ | ◯ | 商用安全 | 商用利用に最安全 |
| Stable Diffusion | 無料(自前GPU必要) | ★★★★☆ | △ | 完全自由 | カスタマイズ最高 |
Bing Image Creator vs Midjourney
Bing Image Creatorが勝る点:
- コスト:完全無料(Midjourneyは最安でも$10/月)
- 手軽さ:ブラウザからすぐ使える
- 日本語プロンプト対応
Midjourneyが勝る点:
- 画像の芸術性・美しさ(特にポートレート・風景)
- カスタマイズ性(--stylize、--chaos等のパラメータ)
- コミュニティと資産
判断基準:
- コスト重視・初心者 → Bing Image Creator
- アート性・品質重視・本格利用 → Midjourney
Bing Image Creator vs Adobe Firefly
Adobe Fireflyは商用利用の安全性が最大の強みです。学習データにAdobeの権利保護済みコンテンツを使っているため、商業用途での著作権リスクが低い。ただし無料版は月25クレジットの制限があります。
商業プロジェクト・クライアントワーク → Adobe Firefly 個人制作・カジュアル利用 → Bing Image Creator
実際のプロンプト例集:用途別
ブログアイキャッチ向け
Clean flat illustration of a laptop with glowing AI interface,
geometric shapes floating around, pastel blue and white tones,
minimal design, 16:9 aspect ratio
シンプルなデスクの上にノートパソコン、
AIのホログラム、淡いパステルカラー、ミニマルイラスト風
SNSサムネイル向け
Isometric view of a home office workspace, cozy atmosphere,
warm lighting, coffee mug, plants, modern minimal style
プレゼン資料向け
Abstract visualization of data network,
interconnected nodes, dark background, glowing blue lines,
professional business style
商品イメージ向け
White ceramic coffee mug on a wooden table,
morning sunlight from window, shallow depth of field,
photorealistic, product photography style
Bing Image Creatorの弱点と限界
正直なところ、Bing Image Creatorには明確な弱点があります。
1. 人物の手の描写が苦手 AIの宿命的な問題ですが、手の指の数が合わなかったり、形が不自然になることが多いです。人物全体を写す場合は、手が見えにくい構図を指定するのが無難です。
2. 文字・ロゴの生成は信頼できない 画像内にテキストを入れようとすると文字が崩れます。テキストはCanvaや他のツールで後付けするほうが確実です。
3. ブーストを使い切ると低速になる ブーストポイントが尽きると、生成に数分かかることがあります。急いでいる場合は不便です。
4. 著作権・倫理フィルターが厳しい 著名人の名前や著作権キャラクターを含むプロンプトはブロックされます。プロンプトを工夫する必要があります。
5. 高度なスタイル指定に限界 Midjourneyのような詳細パラメータがないため、「このスタイルで固定して複数枚出す」という再現性が低い。
よくある質問(FAQ)
Q. Bing Image Creatorは本当に無料ですか?
Microsoftアカウントがあれば、クレジットカードなしで完全無料で使えます。「ブースト」という高速生成ポイントが毎週付与され、使い切ると低速モードになりますが、生成自体は無制限です。有料のMicrosoft 365に加入すると追加特典がありますが、画像生成だけなら無料版で十分です。
Q. 日本語のプロンプトは使えますか?
使えます。ただし英語のほうが精度が高い傾向があります。日本語プロンプトでも問題なく動作しますが、より正確なイメージを出したい場合は英語プロンプトを使うか、DeepLなどで翻訳してから入力するのがおすすめです。
Q. 商用利用はOKですか?
Microsoftの利用規約の範囲内であれば商用利用可能です。ブログやSNSへの投稿、プレゼン資料への使用は一般的に問題ありません。ただし、広告や製品販売など本格的な商業利用の場合は最新の利用規約を確認してください。著作権リスクを最小化したい場合はAdobe Fireflyのほうが安全です。
Q. スマートフォンからも使えますか?
はい。スマートフォンのブラウザからbing.com/images/createまたはdesigner.microsoft.comにアクセスして使えます。専用スマホアプリは現時点では公開されていませんが、ブラウザ版でも十分操作できます。
Q. CopilotとBing Image Creatorは何が違いますか?
同じエンジン(DALL-E 3)を使っており、実質的に同じ画像生成機能です。CopilotはチャットAIとして会話しながら画像生成を依頼できるのが特徴で、「〇〇な画像を作って」と自然言語で依頼できます。Bing Image Creatorは画像生成に特化したUIです。どちらから使っても同じブーストポイントを共有します。
Q. 生成した画像の解像度はどのくらいですか?
DALL-E 3の仕様で、最大1024×1024(正方形)または1792×1024(横長)などのサイズで生成されます。印刷用途には解像度が不足する場合があります(Web・SNS用途には十分)。高解像度が必要な場合は、生成後にAI高解像度化ツール(Topaz Gigapixel AIなど)で拡大するか、Midjourneyを検討してください。
Q. Bing Image Creatorで生成した画像をAIであることを示す必要がありますか?
日本では2026年現在、AI生成画像の表示義務を定める法律は施行されていません。ただし、SNSや商業メディアによっては独自ルールでAI生成画像の表示を求めている場合があります。倫理的には「AI生成」と明記するのが望ましいとされています。
まとめ:こんな人にBing Image Creatorはおすすめ
Bing Image Creatorは、「まずは無料で画像生成AIを試したい」「ブログや個人プロジェクトで使いたい」「コストゼロで高品質な画像がほしい」というニーズに完全にマッチします。
一方で、商業プロジェクトでの著作権安全性が最優先ならAdobe Firefly、アート性や再現性を突き詰めたいならMidjourneyのほうが適しています。
まずはBing Image Creatorで画像生成の楽しさを体験して、物足りなくなったらステップアップするのが最もコスパの良い使い方です。Microsoftアカウントさえあれば今すぐ始められるので、ぜひ試してみてください。
