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Duolingo MaxとClaudeを比較、料金と英語学習性能の違い (2026年版)
この記事のポイント Duolingo Maxは「毎日続く仕組み」に、Claudeは「深く直す力」にお金を払うサービスです。 年間コストはDuolingo Maxの年払いが2万円台、Claude Proが月20ドルで、単純な安さではDuolingoの年払いが有利になります。 スピーキングの反復ならMax、英文メールや資格試験の添削ならClaudeが圧倒的です。 学習目的がはっきりしない段階では、Duolingoの無料版とClaudeの無料プランの併用で十分に足ります。
英語を続けたい気持ちはあるのに、Duolingo Maxの価格表を見て指が止まった。そんな状態でこのページに来た人が多いはずです。
先に答えを出します。会話を毎日回したいならDuolingo Max、書いた英語を直してほしいならClaudeの一択です。この2つは同じ「AI」でも、売っているものがまるで違います。
Duolingo MaxとClaudeは何が違うのか

Duolingo Maxとは、語学アプリDuolingoの最上位プランで、AIとの会話練習や解答の解説機能が追加されたものです。Claudeとは、Anthropicが開発した対話型AIで、文章の添削や説明を得意とします。
つまり、片方は教材、片方は道具。ここを取り違えると、どちらを買っても後悔します。
Duolingoは学ぶ順番があらかじめ決まっています。ユニットが並び、正解すると次に進み、間違えると戻される。学習者は「今日どこをやるか」を考えなくて済みます。
Claudeには順番がありません。白紙のチャット画面が開くだけです。何を頼むかを自分で決められる人には自由に、決められない人には重荷になります。
この違いが、後述する料金の見え方にもそのまま効いてきます。
料金はいくら違う?プランを並べて確認する

金額を比べる前に、両者の課金の形が違う点を押さえておきます。以下はDuolingo側のプラン構成です。
| プラン | 課金の形 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | 広告あり、ハート制限あり |
| Super | 月払い / 年払い | 広告なし、ハート無制限 |
| Max | 月払い / 年払い | Superの内容+ AI会話3機能 |
| Superファミリー | 年払いのみ | 複数人でSuperを共有 |
| Maxファミリー | 年払いのみ | 複数人でMaxを共有 |
つまり、AI機能が欲しい場合の選択肢はMaxかMaxファミリーの2つに絞られます。
国内のアプリ内表示では、Superが月額1,990円・年額9,900円、Maxが月額4,490円・年額22,800円という金額で案内される例が確認できます。ファミリー版はSuperが年額13,200円、Maxが年額30,000円です。
ただし、Duolingo公式サイトに円建ての価格一覧は掲出されていません。金額はアプリ内の表示が正で、ストア・地域・時期で変わります。契約前にアプリの購入画面を必ず開いてください。
英語圏の表示ではSuperが月12.99ドル、Maxが月29.99ドル、Maxの年払いが168ドルという水準です。年払いにすると月あたりの負担がはっきり下がる構造は、どの通貨でも共通しています。
ここで見落としやすいのが、年額は月額の12倍ではないという点。Superの月額を12回払うより、年額の方が明らかに安く設定されています。
Claude側は構成がもっと単純です。
| プラン | 料金 | 想定用途 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 回数制限つきで試す |
| Pro | 月20ドル | 個人の日常利用 |
| Max | 月100ドル / 月200ドル | 使用量が多い人向け |
つまり、英語学習だけが目的ならClaudeはProで足ります。月100ドル以上のプランは、仕事で長時間使う人の領域です。
Duolingo Maxが持つAI機能の中身
Maxで増えるのは主に3つです。解答の理由を尋ねられるExplain My Answer、AIキャラクターと通話するVideo Call、場面設定つきで会話するRoleplay。
Duolingo公式は現在、これらを生成AIによる機能として説明しています。登場当初はOpenAIのGPT-4を土台にしていた経緯があります。
この3つに共通するのは「相手から話しかけてくる」こと。学習者が話題を用意する必要がありません。
英語学習が続かない理由の大半は、実力不足ではなく着席できないことです。話題を考える手間をゼロにした設計は、地味に効きます。
一方で、扱える範囲はDuolingoのカリキュラムの内側に限られます。仕事のメール文面を持ち込んで直してもらう、といった使い方はできません。
Claudeを英語学習に使うと何ができる?
Claudeでできるのは、自分の英語を材料にした学習です。書いた文を貼れば直り、直った理由も日本語で返ってきます。
具体的には次の4つが軸になります。
- 英文の添削と、修正理由の日本語解説
- 場面を指定した言い換え(社外メール、カジュアルなSlack返信など)
- 長文記事の要約と、知らない語の抜き出し
- 自分専用の練習問題づくり
つまり、教材そのものを自分で作れる立場に回れます。
弱点もはっきりしています。AIへの指示文、いわゆる「AIに何をしてほしいか伝える文章」を自分で書く必要がある点です。「英語を教えて」とだけ打つと、返ってくるのは当たり障りのない一般論になります。
もう1つ、Claudeは学習の進み具合を管理してくれません。昨日どこまでやったかを覚えているのは自分だけです。
Claudeの守備範囲をもう少し広く知りたい場合は、Claudeで何ができるかを整理した記事を先に読むと、この後の比較が早く飲み込めます。
英語学習の性能は、どちらが上?
用途ごとに分けないと答えが出ません。以下は学習の場面別に見た向き不向きです。
| 学習の場面 | Duolingo Max | Claude |
|---|---|---|
| 単語・文法の反復 | 得意 | 苦手 |
| 発話の量を稼ぐ | 得意 | 限定的 |
| 自分の英文の添削 | できない | 得意 |
| 仕事メールの下書き | できない | 得意 |
| 学習の習慣化 | 得意 | 苦手 |
| 資格試験の対策 | 限定的 | 得意 |
| つまずきの原因説明 | 標準 | 得意 |
つまり、入力を増やすならMax、出力を直すならClaudeという住み分けになります。
「性能が高い方」を1つ選べという問いには意味がありません。土俵が違うからです。
英語の資格試験を目標にしている人なら、迷わずClaude側です。過去問の解説、弱点の言語化、模擬問題の生成まで一気通貫でこなせます。
逆に、中学英語からやり直したい人がClaudeに向かうと、たいてい3日で止まります。何を頼めばいいか分からないからです。
続けやすさで見ると評価が逆転する
学習効果を決めるのは、能力ではなく継続日数です。ここでの差は決定的。
Duolingoには連続記録、通知、リーグ順位といった仕掛けが詰め込まれています。心理的な負荷をかけて着席させる設計です。
Claudeにはそれが一切ありません。開かなければ何も起きません。
| 継続の仕掛け | Duolingo Max | Claude |
|---|---|---|
| 毎日の通知 | あり | なし |
| 連続記録 | あり | なし |
| 進捗の可視化 | あり | なし |
| 学習順の提示 | あり | なし |
| 1回あたりの所要時間 | 5分前後から | 自分で決める |
つまり、意志の力に頼らずに済むのはDuolingo Maxの方です。
ここまでの整理: 料金はDuolingoの年払いが有利、英文を直す力はClaudeが圧倒、続けやすさはDuolingoが圧倒。3つの軸で勝者が入れ替わっているため、「自分がどこで詰まっているか」が選択の分かれ目になります。
スピーキング練習はどちらが実用的?
話す練習に限れば、Duolingo Maxの方が実用的です。Video CallとRoleplayが、相手役を用意する手間を消してくれます。
Claudeは文章のやり取りが中心で、発話の反復には向きません。声に出す練習の相手としては物足りません。
ただし、話す前の準備はClaudeが強いです。会議で言いたいことを日本語で渡し、英語の言い回しを3パターン作らせる。この使い方は、Duolingoでは代替できません。
発話の量を稼ぐならMax、発話の質を上げるならClaude。この順番で組むと噛み合います。
より専門的な発音矯正まで欲しい場合は、ELSA Speakのような発音特化のツールを別に足す方が近道です。
コストを1年単位で計算し直す
月額の印象と年間の実額はずれます。1年使った場合の負担を並べます。
| 使い方 | 1年の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| Duolingo無料版のみ | 0円 | 広告とハート制限あり |
| Duolingo Max年払い | 2万円台 | AI会話3機能つき |
| Duolingo Max月払い | 5万円超 | 年払いの2倍以上 |
| Claude Pro | 240ドル | 月20ドル × 12 |
| Max年払い+ Claude Pro | 5万円前後 | 併用の基準額 |
つまり、Duolingo Maxを月払いのまま1年続けるのが最も損な選び方です。
継続に自信がないから月払い、という判断はよく分かります。それでも2か月続いた時点で年払いに切り替える方が、金額の差は取り返せます。
Maxファミリー版も見逃せません。家族2人で割れば、1人あたりの負担はSuper単独契約に近い水準まで落ちます。
Claude APIを使った自作学習という選択肢
自分で学習用のツールを組みたい人には、APIという道があります。APIとは、他のソフトからAIを呼び出す窓口のことです。
Anthropic公式が示す単価は、モデルごとに大きく開いています。
| モデル | 入力 (100万トークンあたり) | 出力 (100万トークンあたり) |
|---|---|---|
| Claude Fable 5 | 10ドル | 50ドル |
| Claude Opus 5 | 5ドル | 25ドル |
| Claude Sonnet 5 | 2ドル (2026年8月31日まで) | 10ドル (同上) |
| Claude Sonnet 5 | 3ドル (2026年9月1日以降) | 15ドル (同上) |
| Claude Haiku 4.5 | 1ドル | 5ドル |
トークンとは、AIが扱う文字のかたまりのことです。つまり、大量に読ませて大量に書かせるほど費用が伸びます。
英語学習程度の分量なら、Haiku 4.5やSonnet 5で月数ドルに収まる規模です。単語帳の自動生成や、日記の添削バッチを回すには十分な水準になります。
Sonnet 5は2026年9月1日から単価が上がる点に注意してください。8月中に試算した数字をそのまま使うとずれます。
とはいえ、大半の学習者にはAPIは不要です。ProプランのUIで足ります。
併用が正解になる3つのパターン
片方に絞らない方が結果が出る場面もあります。よくあるのは次の3つです。
- 朝はDuolingoで15分、夜はClaudeで英語日記を添削
- Duolingoで基礎を固めつつ、仕事の英文だけClaudeに回す
- 資格試験の学習をClaude主体にし、Duolingoは学習習慣の維持だけに使う
つまり、入力の器と出力の鏡を分担させる形です。
費用は年5万円前後になります。英会話スクールに通う場合の月謝を考えれば、この金額は破格の部類に入ります。
競合との比較も見ておくと判断が早まります。ChatGPT側の選択肢が気になるなら、Duolingo MaxとChatGPTの比較記事に同じ軸で整理してあります。
翻訳の精度そのものを重視する場合は、DeepLとClaudeの使い分けの方が実務に近い話になります。
どちらを選ぶべき?タイプ別の判定
自分の状況に近い行を探してください。
| あなたの状況 | 選ぶべきもの | 理由 |
|---|---|---|
| 英語をゼロから習慣づけたい | Duolingo Max年払い | 学習順を考えなくて済む |
| 話す量を増やしたい | Duolingo Max | Video CallとRoleplayが効く |
| 仕事で英文を書く | Claude Pro | 添削と言い換えが圧倒的 |
| 資格試験を控えている | Claude Pro | 弱点の言語化と問題生成 |
| 家族で学びたい | Maxファミリー | 1人あたりの負担が下がる |
| まだ目的が定まらない | 両方の無料版 | 課金は目的が固まってから |
つまり、判断軸は予算ではなく「英語で何をしたいか」です。
目的が曖昧なまま高い方を契約するのが、いちばんもったいない選び方になります。
学習ツール全体を見渡したい人は、AI教育・学習カテゴリに並ぶ選択肢を眺めてから決めても遅くありません。
契約前に確認したい3つの注意点
金額以外にも、後から気づいて困る点があります。
- アプリ内課金の金額はストアと地域で変わる。購入画面の表示が正
- 年払いは途中解約の扱いがストア規約に依存する
- Maxで増えるのはAI機能で、学べる言語コースの数は増えない
つまり、Maxを契約してもDuolingoの教材そのものが増えるわけではありません。
Claude側の注意点は、AIが事実と違う内容をもっともらしく答える場合があることです。英文法の説明を鵜呑みにせず、迷ったら辞書で裏を取る癖をつけてください。
情報の正確さを重視する調べもの用途では、PerplexityとClaudeの違いを押さえておくと使い分けが楽になります。
よくある質問(FAQ)
Q. Duolingo MaxとClaude、どちらか1つならどっちですか
英語をゼロから習慣づけたい人はDuolingo Max、仕事や試験で英文を扱う人はClaude Proです。判断に迷う場合は、直近1か月で英語を書いた回数を数えてください。ゼロならDuolingo側が向いています。
Q. Duolingo Maxの料金は日本円でいくらですか
アプリ内表示では月額4,490円・年額22,800円という金額が案内される例があります。公式サイトに円建ての一覧はなく、ストアや地域で変わります。購入画面の表示を確認してから契約してください。
Q. Claudeの無料プランだけで英語学習はできますか
できます。1日の利用回数に制限はありますが、英文の添削や解説には十分です。制限に毎日ぶつかるようになった時点で、月20ドルのProを検討する順番が無駄がありません。
Q. Duolingo Superでは足りませんか
会話練習が不要ならSuperで足ります。Superとの差はAI会話3機能だけで、教材の量は変わりません。広告とハート制限を外したいだけならSuperが正解です。
Q. 2つ契約すると年間いくらになりますか
Duolingo Maxの年払いとClaude Proを合わせて、年5万円前後が目安です。為替とアプリ内表示で上下します。英会話スクールの相場と比べれば、この価格帯は十分に現実的です。
Q. Claudeで発音の練習はできますか
発音の矯正には向きません。文章中心のやり取りが基本だからです。発音に取り組むなら、Duolingo MaxのVideo Callか、発音特化の専用ツールを足す方が確実です。
Q. 学習の記録はどちらが残りますか
Duolingoが圧倒的です。連続日数、正答率、単元の進み具合が自動で残ります。Claudeは会話履歴が残るだけで、進捗の管理機能はありません。
AI PICKS編集部の判定
この2つを同じ土俵で比べること自体に無理があります。それでも1つ選べと言われたら、英語学習の入口としてはDuolingo Maxの年払いが一択です。理由は単純で、続かない教材はどれだけ高性能でも0点だからです。
ただし、Maxを月払いのまま契約するのは正直イマイチです。年払いとの差が大きすぎます。2か月続いたら切り替える前提で始めてください。
Claudeの評価は使う人で割れます。英文を書く習慣がある人にとっては破格の投資で、月20ドルの元は初週で取れます。書く機会がない人には持て余す道具です。
もっとも現実的な着地は、Duolingoの無料版とClaudeの無料プランで1か月走ってみることです。どちらを多く開いたかで、課金すべき側が自動的に決まります。財布を開くのはその後で十分に間に合います。
あわせて見たいツール・カテゴリ
- Duolingo Max — AI会話3機能の内訳と対応言語をまとめています
- Claude — プラン構成と得意分野をひと目で確認できます
- AI教育・学習カテゴリ — 語学以外の学習支援ツールも並んでいます
- AI教育ツールの比較一覧 — 学習系ツールを条件で絞り込みたいときに
- ELSA Speak — 発音矯正だけを厚くしたい人向けの選択肢です
- DeepL — 翻訳の下訳を高速で作りたい場面で組み合わせられます
- AI翻訳カテゴリ — 業務で英文を扱う人はこちらから探せます
- AIライティングカテゴリ — 英文の下書き作成まで広げたい場合に
暗記系の学習を強化したい人は、QuizletとClaudeの比較を次に読んでください。単語の定着だけは、この2つとは別の道具が効きます。
