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【2026年最新】Gemini Gems(ジェムズ)完全ガイド|カスタムAIエキスパートの作り方・使い方・プロンプト例

ChatGPTのGPTsみたいな機能、Geminiにもあるの?」—— その答えがGems(ジェムズ)です。

Geminiに搭載されたGems機能を使えば、「議事録作成専用AI」「マーケティングコピー生成AI」「社内FAQ回答AI」といった専門特化型のAIエキスパートを自分で作れます。毎回同じプロンプトを入力する手間がなくなり、業務スピードが大幅に上がります。

2026年現在、Gemsは無料プランでも基本的に利用でき、個人から企業まで幅広いシーンで活用が広がっています。この記事では、Gemsの仕組みから実際の作り方、業務別の活用テンプレートまで徹底的に解説します。

この記事でわかること

  • Gemini GemsとOpenAI GPTsの違い
  • 無料・有料(AI Pro)プランそれぞれでGemsをどこまで使えるか
  • プリメイドGemの使い方(PC・スマホ両対応)
  • カスタムGemの作り方と効果的なプロンプト設計
  • 業務シーン別のおすすめGemプロンプト例
  • AI PICKSの独自評価と推奨活用パターン

30秒で結論

  • Gemsとは Geminiの「カスタムAIエキスパート」機能。役割・知識・ルールを事前設定してワンクリックで呼び出せる
  • 無料で使える 無料プランでもGemsは利用可能。ただし利用回数に上限あり
  • AI Proで解放 月2,900円(日本)のGoogle AI Proに加入すると回数制限なし・Gemini 3 Proモデル優先アクセス
  • GPTsとの違い 公開共有が現状Google Workspace向け中心、個人用途なら使い勝手は互角以上
  • 結論 Geminiを週3回以上使っているなら、Gemsを設定しない理由はない

Gemini Gemsとは?GPTsとの違いをまとめて解説

Gemsは、Geminiの通常チャット機能に「専門家ペルソナ」と「専用ルール」を組み込んだカスタムAIです。Googleの公式説明を借りれば「どんなトピックにも対応できるあなた専用のカスタムAIエキスパート」です。

Gemsの仕組みを一言で言うと:

「毎回書いているシステムプロンプトを保存して、名前をつけてワンクリックで呼び出せるようにしたもの」

これだけ聞くとシンプルですが、実際に使い始めると生産性への影響は大きいです。例えば「議事録要約Gem」を一度作っておけば、毎回「以下の会議メモを〇〇形式で要約してください」と入力する必要がなくなります。

GPTs(ChatGPT)との比較

項目 Gemini Gems ChatGPT GPTs
無料利用 ◎(回数制限あり) △(GPTs利用はPlus以上)
料金(有料) 2,900円/月(AI Pro) 約3,000円/月(Plus)
モデル Gemini 3 Flash/Pro GPT-5.2/GPT-5.4
ファイル追加 Googleドライブ連携 ファイルアップロード
公開・共有 チーム内共有(Workspace向け) GPTsストアで公開可
Google連携 ◎(Gmail・Drive・Calendar) △(プラグイン経由)
日本語対応

GPTsが「公開してストアで配布できる」のに対し、Gemsは現状「個人・チーム内での活用」に強みがあります。一方、GmailやGoogleドライブとのネイティブ連携が必要な業務では、GemsがGPTsを明確に上回ります。

Gemsで何ができるか:主な活用ユースケース

  • 議事録作成AI — 会議の文字起こしテキストを貼ると、決定事項・次回アクション形式で自動整理
  • マーケティングコピーAI — 商品情報を入力するだけで、A/Bテスト用のコピーを複数出力
  • コーディングパートナー — 使用言語・フレームワーク・コーディング規約を事前設定
  • 社内FAQ応答AI — 自社のFAQドキュメントをGoogleドライブから参照して回答
  • 英語学習コーチ — 英語レベル・学習目標・フィードバックスタイルを固定して毎回最適な指導
  • 競合分析レポートAI — 決まったフォーマットで競合情報をまとめる

Gemini Gemsの料金:無料でどこまで使えるか

Gemsの利用可否は、Geminiのプランによって異なります。2026年4月時点での最新情報をまとめます。

無料プランでのGems利用

無料のGoogleアカウントでも、Gemsの基本機能は利用できます。

無料で使えること:

  • プリメイドGemの利用(Google提供の既製品)
  • カスタムGemの作成(上限:最大10個まで)
  • Gemini 3 Flashモデルでの利用
  • 1日あたりの利用回数:100回程度(変動あり)

無料では制限されること:

  • Gemini 3 Proモデルへのアクセスが1日の制限回数に達すると停止
  • Deep Research連携Gemの利用は月5回まで
  • 複数ファイルの知識追加(大容量)

正直なところ、個人用途であれば無料プランでも十分に活用できます。毎日ヘビーに業務で使う場合は上限に引っかかることがあるため、その場合はAI Proが現実的な選択肢です。

Google AI Pro(有料)での Gems

プラン 月額料金 主な違い
無料 0円 Gems利用可・1日100回制限
Google AI Pro 2,900円/月(日本) 無制限・Gemini 3 Pro優先
Google AI Ultra 21,000円/月(日本) 最上位モデル・高度な研究機能
Google Workspace + Gemini 1,360円〜/ユーザー/月 チーム共有・管理機能付き

AI Pro(2,900円/月)で解放されること:

  • Gemini 3 Proへの優先アクセス(回数制限なし)
  • Deep Research連携Gems(月無制限)
  • 大容量ファイルの知識ソースとして追加(最大1GB/Gem)
  • Gmail・Calendar・Driveとのシームレス連携(制限なし)
  • Gemini Live(音声会話)との組み合わせ

仕事でGeminiを毎日使っているなら、AI Proの月2,900円は十分元が取れます。逆に「月数回だけ」という使い方なら無料プランで問題ありません。

プリメイドGemの使い方(PC・スマホ)

プリメイドGemとは、Googleが事前に用意した既製品のGemです。作る手間なしに、すぐ高品質な専門AIとして使えます。

Google提供のプリメイドGem(2026年4月時点):

  • コーディングパートナー — ソースコード作成・デバッグ・説明に特化
  • アイデア出しのプロ — ブレインストーミングのファシリテーター役
  • キャリアアドバイザー — 履歴書作成・面接対策・キャリアパス相談
  • 学習コーチ — 新しい知識の習得をサポート
  • セールスピッチ — 営業提案書・プレゼン資料の作成支援
  • Storybook — 絵本・短編ストーリーの創作

PC(ブラウザ)での使い方

1. gemini.google.com を開く
2. 左サイドバーの「Gems」または「Gemを表示」をクリック
3. 「Google が作成した Gem」一覧から使いたいGemを選ぶ
4. チャット画面が開く → 指示を入力するだけ

プリメイドGemを開くと、画面下部に「カスタム指示が適用されています」と表示されます。これが専門特化AIとして動いている証です。

スマホアプリ(iOS/Android)での使い方

1. Geminiアプリを起動
2. 画面左上の「≡(三本線)」をタップ
3. 「Gemを表示」を選択
4. 使いたいGemをタップ → チャット開始

スマホでは外出先でもGemを呼び出せるのが便利です。「移動中に英語学習コーチGemと会話する」「会議直後にすぐ議事録GemにメモをペーストしてSlackに貼れる形式で整理する」といった使い方が特に効率的です。

よくある質問(FAQ)

Q. Gemini Gemsは無料で作れますか?

はい、無料プランでもカスタムGemを最大10個まで作成できます。名前とカスタム指示を入力するだけで完成するため、プログラミングの知識は一切不要です。ただし、利用できるモデルがGemini 3 Flashに限られる場合があります(使用回数が上限に達した後)。業務でヘビーに使う場合は、Google AI Pro(2,900円/月)で回数制限を解除することをおすすめします。

Q. GeminiのGemsとChatGPTのGPTsはどちらが優秀ですか?

用途によります。Googleサービス(Gmail・Drive・Calendar)との連携が必要な業務なら、Gemsに軍配が上がります。 逆に、GPTsストアで公開されているサードパーティ製のGPTsを活用したい場合や、OpenAIのAPIツール連携が必要な場合はGPTsが有利です。モデル性能は甲乙つけがたく、2026年現在はどちらも十分高水準です。

Q. Gemsに追加できるファイルの種類は?

GoogleドライブのドキュメントやPDF、テキストファイルを「知識ソース」として追加できます。例えば、自社の製品マニュアルや社内規定ファイルをGoogleドライブに置いておき、それをGemsに読み込ませることで、社内独自の知識に基づいた回答を出力させることが可能です。無料プランでは容量制限があり、AI Proでは最大1GB/Gemまで追加できます。

Q. Gemを複数人で共有できますか?

Google Workspace(法人・チーム向けプラン)ではチーム内での共有が可能です。たとえばチームで使う「提案書作成Gem」を一人が作って共有すれば、全員が同じ品質のアウトプットを出しやすくなります。個人のGoogleアカウントでは現状、Gemのリンク共有機能は限定的です。法人での本格導入はWorkspaceプランを検討するとスムーズです。

Q. Gemsに設定できる文字数の上限はありますか?

カスタム指示の文字数は明確な上限が公開されていませんが、実用的な範囲として1,000〜2,000字程度の指示を推奨します。それ以上長くなると、Gemがすべての指示を正確に守れない場合があります。大量のルールを入れるより「最重要ルール3〜5個」に絞った方が、実際の出力品質は上がります。

カスタムGemの作り方:ステップバイステップ

GemsをGoogleが用意したプリメイドではなく、自分の業務にカスタマイズして作る方法を解説します。

ステップ1:Gemマネージャーを開く

PCのGemini画面で、左サイドバーから「Gem マネージャー」をクリック。または gemini.google.com/gems/view に直接アクセスします。

「+ Gemを作成」ボタンをクリックすると、作成画面が開きます。

ステップ2:名前とカスタム指示を入力

名前の付け方のコツ:

チーム共有を想定するなら、見ただけで用途がわかる名前にしましょう。

❌ NG: 「便利なAI」「アシスタント」
✅ OK: 「議事録整理(STAR形式)」「SNS投稿案 ×5バリエーション」「英語メール校正」

カスタム指示の構成(推奨フレームワーク):

[ペルソナ]
あなたは〇〇の専門家です。

[タスク]
ユーザーから〇〇を受け取ったら、〇〇を出力してください。

[制約・ルール]
- 必ず〇〇の形式で出力する
- 〇〇が不明な場合は追加質問する
- 架空の情報を含めない

[出力フォーマット]
## 決定事項
- 

## 次回アクション
- 担当:〇〇 / 期限:〇〇

ステップ3:プレビューでテスト

カスタム指示を入力したら、右側のプレビュー画面でテスト投稿を行います。想定どおりの回答が返ってくるか確認し、必要であれば指示を調整します。

Geminiには指示の自動最適化機能があり、短い指示を入力すると「より効果的な指示に書き直しますか?」と提案してくれます。プロンプト設計に自信がない場合は積極的に活用してください。

ステップ4:保存と呼び出し

「保存」ボタンをクリックすると、Gem一覧に追加されます。以後はサイドバーから名前をクリックするだけで、その専門AIとのチャットを開始できます。

業務シーン別:おすすめGemプロンプト例

実際に使えるカスタム指示のテンプレートを業務別に紹介します。コピーして名前を変えるだけで使えます。

パターン1:議事録整理Gem

あなたはプロジェクトマネジメントの専門家です。

ユーザーから会議メモや文字起こしテキストを受け取ったら、
以下の形式で構造化してください。

## 会議概要
- 日時:
- 参加者:
- 目的:

## 決定事項
(箇条書き。1件1行)

## 積み残し課題
(未解決のまま次回に持ち越した事項)

## 次回アクション
| 担当 | タスク | 期限 |
|------|--------|------|

ルール:
- 決定していないことを「決定」と書かない
- 発言者が不明なアクションは「要確認」と記す
- 専門用語はそのまま使い、略語は初出時のみ正式名称を括弧書き

パターン2:SNS投稿案Gem(X/Instagram対応)

あなたはSNSマーケティングのエキスパートです。

ユーザーからテーマや素材情報を受け取ったら、
以下の条件でSNS投稿案を5案出力してください。

[Xポスト形式(140字以内)]
案1〜3:数字・実績を入れた「具体型」
案4〜5:読者の共感を引く「感情型」

[Instagramキャプション(300字程度)]
ハッシュタグ候補5個付き

ルール:
- 日本語で出力
- 過剰な絵文字は使わない(1〜2個まで)
- 「です・ます」調を基本とする
- ブランド名の記載が必要な場合はユーザーに確認する

パターン3:コードレビューGem(TypeScript/React想定)

# このGemはTypeScript・Reactのコードレビューに特化しています

あなたはシニアフロントエンドエンジニアです。TypeScriptとReactに精通しており、
クリーンコード・パフォーマンス最適化・セキュリティを重視しています。

コードが渡されたら以下の観点でレビューしてください:

1. <strong>バグ・潜在的エラー</strong> — 実行時に問題になりうる箇所
2. <strong>型安全性</strong> — TypeScriptの型定義の不備
3. <strong>パフォーマンス</strong> — 不要なレンダリング、メモ化の機会
4. <strong>可読性</strong> — 命名・コメント・分割の適切さ
5. <strong>セキュリティ</strong> — XSS・インジェクション・認証の懸念点

出力形式:
## 🚨 Critical(必ず修正)
## ⚠️ Warning(修正推奨)
## 💡 Suggestion(改善案)
## ✅ Good(良い点)

パターン4:マーケット調査Gemと組み合わせた深掘りフロー

GemsとGemini のDeep Research機能(AI Pro)を組み合わせると、定型フォーマットで毎回同じ粒度の競合レポートが出力できます。

あなたは市場調査の専門アナリストです。

ユーザーから「競合他社名」を受け取ったら、以下の情報を調査し、
マークダウン形式でレポートを作成してください。

## 企業概要(100字以内)
## 主要サービス・製品
## 料金プラン比較
## 強み(3点)
## 弱み・課題(3点)
## 直近の動向(過去3ヶ月のニュースから)
## AI PICKS目線の総評

不明な情報は「要確認」と記し、架空のデータを入れないこと。

AI PICKSの独自評価:Gemini Gemsの実力と使いどころ

AI PICKSでは500以上のAIツール・機能を独自評価しています。Gemini Gemsについて、実際に業務で数週間検証した結果をお伝えします。

AI PICKSスコア:4.3 / 5.0

評価軸 スコア コメント
使いやすさ 4.5 名前+指示だけで作れる。UIが直感的
カスタマイズ性 4.0 GPTsほどアクション連携は多くないが業務用途では十分
Google連携 5.0 Gmail・Drive・Calendarとのネイティブ連携が圧倒的強み
無料範囲 4.0 無料でも十分使える。上限に引っかかりにくい
コスパ 4.5 2,900円/月でGemini 3 Pro制限なし+Gems無制限は割安

向いている人:

  • Googleサービス(Gmail・Drive・Calendar)をメインで使っているビジネスパーソン
  • 毎回同じプロンプトを入力している作業がある人
  • チームで同品質のAIアウトプットを出したい担当者

向いていない人:

  • GPTsストアのサードパーティGPTsを活用したい人
  • OpenAI系のAPIツールを組み込んだ高度なワークフローを構築したい開発者

評価基準の詳細は AI PICKSの独自評価ポリシー をご参照ください。

結論から言うと、Gemini Gemsは「毎日Googleサービスを使って仕事しているすべてのビジネスパーソンに必須」の機能だ。 無料でも使えるため、まず一つ試しに作ってみることを強くすすめます。プリメイドGemからコピーして少し改造するだけでも、業務効率は体感できるほど変わります。


この記事の情報は2026年4月時点のものです。Geminiの機能・料金は変更される場合があります。最新情報は Gemini公式サイト でご確認ください。