Google Veo AI動画生成ガイド

Google Veoの使い方と料金|現行はVeo 3.1・AI動画生成の始め方 (2026年版)

要点 (30秒で読める答え): Google VeoはGeminiアプリやFlowから使えるAI動画生成モデルで、映像・セリフ・効果音・BGMを同時生成できます。現行世代はVeo 3.1(Veo 3は2026年6月30日に終了済み)。料金はGoogle AI Plus月額¥725、Pro月額¥2,900、Ultra月額¥14,500(5x)〜¥32,000(20x)です。

テキストを入力するだけで映画品質の動画が作れる時代が来ました。Google DeepMindが開発した「Veo」は、映像・セリフ・効果音・BGMを同時に生成できるAI動画生成モデルです。現行世代はVeo 3.1で、前世代のVeo 3は2026年6月30日にシャットダウン済みです。

この記事のポイント Google Veoの料金プラン・使い方・始め方を徹底解説。FlowやGeminiでの動画生成手順、RunwayKling AIとの比較、プロンプト例まで2026年最新情報をまとめました。

この記事の要点

  • Veo 3.1の基本スペックと前世代Veo 3からの変更点
  • 料金プラン(月額¥725¥32,000)の選び方
  • GeminiとFlowでの具体的な動画生成手順
  • RunwayKling AIとの比較
  • 実践で使えるプロンプト例

30秒で結論

  • お試し:Google AI Plus(月額¥725)でGeminiから動画生成を体験
  • 本格制作:Google AI Pro(月額¥2,900)でFlowを使い倒す
  • 大量生成:Google AI Ultra(月額¥14,500の5xか、¥32,000の20x)一択
  • 最大の強み:映像+音声(セリフ・効果音・BGM)の同時生成に対応している点(RunwayKling AI等は2026年8月時点の公式仕様では別途音声追加が必要)
  • 注意点:クレジットは翌月繰り越し不可。試行錯誤が多いとすぐ消費する

Google Veoとは?AI動画生成の新基準

Veoは、Google DeepMindが開発したAI動画生成モデルです。Veo 3は2025年5月のGoogle I/O 2025で発表されましたが、2026年6月30日にシャットダウンされ、現在はVeo 3.1が現行世代になっています。この記事の内容もVeo 3.1が前提です。

従来のAI動画生成ツールは「映像を作ったあとに音声を別途追加する」のが常識でした。Veoはこの常識を覆し、映像・セリフ・効果音・BGMをすべて同時に生成します。

Veoの主なスペック

項目内容
開発元Google DeepMind
最新バージョンVeo 3.1
最大解像度4K(アップスケール対応)
最大動画長最大8秒(Flowで延長・連結可能)
音声生成セリフ・効果音・BGMを同時生成
対応言語英語プロンプト推奨(日本語も対応)
利用方法Geminiアプリ / Google Flow / Gemini API・Vertex AI

前世代Veo 3からVeo 3.1へ何が変わったか

2026年に入り、Veo 3の改良版「Veo 3.1」がリリースされました。Veo 3自体は2026年6月30日にシャットダウンされており、いま使えるのはVeo 3.1です。主な進化ポイントは以下の通りです。

  • 画質の向上:ノイズ低減、ディテールの精度がアップ
  • 音声品質の改善:音声生成がベータ版として統合(Beta Audio対応)
  • Fastモード追加:低コストで素早くドラフト生成が可能に
  • キャラクター一貫性:複数ショットで同じキャラクターを維持する精度が向上

Flowでは「Veo 3.1 Quality」と「Veo 3.1 Fast」の2モードを選択できます。Qualityは1回約100クレジット、Fastは約10クレジットと大きな差があるため、アイデア出しにはFast、本番出力にはQualityという使い分けが基本です。

Veoの料金プラン

GeminiアプリからVeoを使うには、Googleの有料AIプランへの加入が必要です。無料で触れる公式の入口は、後述するGoogle Flowの1日50クレジットだけです。2026年1月に「Google AI Plus」が追加され、同年6月には¥1,200から¥725へ値下げ。月額¥725から始められるようになりました。

個人向けプラン比較

プラン月額料金AIクレジットGeminiでの動画生成Flow利用おすすめユーザー
Google AI Plus¥725200まず試したい人
Google AI Pro¥2,9001,000SNS動画を定期的に作る人
Google AI Ultra¥14,500(5x)/ ¥32,000(20x)25,000(20x)映像制作会社・ヘビーユーザー

クレジット消費の目安

Flowでの動画生成1回あたりのクレジット消費は以下の通りです。

モード消費クレジット/回1秒あたり単価(Pro換算)
Veo 3.1 Fast(Beta Audio)約10〜20クレジット(プラン・モードで変動・公式ヘルプ要確認)公式参照
Veo 3.1 Quality(Beta Audio)約100クレジット約¥36
4Kアップスケール(Ultraプラン向け機能・2026年5月時点)約50クレジット(最新条件は公式参照)

具体例:Google AI Proプラン(月額¥2,900・1,000クレジット)の場合

  • Fastモードで月数十本のドラフト生成(Fast 1回あたりのクレジット消費はプランで変動/公式ヘルプ要確認)
  • Qualityモードで月10本前後の本番出力(Quality 1回約100クレジット換算)
  • 実際の生成可能本数はFast/Qualityのクレジット単価と4Kアップスケールの有無で変動するため、公式ダッシュボードのクレジット残量で都度確認するのが確実

ポイント:クレジットは翌月に繰り越せない。月末に余ったら使い切るか、そのまま消滅する。

企業向け:Vertex AI経由の従量課金

API連携や大規模運用が必要な場合は、Google CloudのVertex AI(現Gemini Enterprise Agent Platform)経由でVeo 3.1を利用できます。

解像度料金(1秒あたり)8秒動画の生成コスト
720p / 1080p$0.40(約¥63)$3.20(約¥504)
4K$0.60(約¥95)$4.80(約¥756)

試行錯誤の多いクリエイティブワークでは、Vertex AIの従量課金よりサブスクリプション(Google AI ProやUltra)のほうが予算管理しやすい場合が多いです。

どのプランを選ぶべき?

「動画生成AI、ちょっと試してみたい」 └→ Google AI Plus(¥725/月

SNSのショート動画を月数本作りたい └→ Google AI Pro(¥2,900/月

業務で大量に動画を回す └→ Google AI Ultra(¥14,500/月の5xから。上限は¥32,000/月の20x)

APIで自社サービスに組み込む └→ Vertex AI(従量課金)

Veoの使い方・始め方【ステップ解説】

Veoを使う方法は大きく2つあります。GeminiアプリFlowです。

方法1:Geminiで動画を生成する(初心者向け)

最も手軽な方法です。普段のGeminiチャットから直接動画を生成できます。

ステップ1:Google AIプランに加入

gemini.google.com にアクセスし、Google AI Plus以上のプランに加入します。初月無料のプロモーションが実施されている場合もあるので、公式ページで確認してください。

ステップ2:動画生成モードを選択

Geminiの入力欄にある動画生成アイコンをクリックします。有料プランに加入すると、このアイコンが表示されるようになります。

ステップ3:プロンプトを入力

作りたい動画の内容をテキストで入力します。

プロンプト例: 「桜が舞い散る公園のベンチに座る20代の女性。 カメラはゆっくりとドリーイン。 柔らかい自然光、ボケ感のある背景。 鳥のさえずりと穏やかなBGM。」

ステップ4:生成・ダウンロード

生成には通常1〜3分かかります。完成した動画をプレビューで確認し、問題なければダウンロードします。

ポイント:Geminiでの動画生成は「手軽さ重視」。細かい制御がしたいならFlowを使う。

方法2:Flowで動画を生成する(本格制作向け)

Flowは、Veo 3.1をフル活用するための専用動画生成ツールです。Geminiよりも細かい制御が可能で、本格的な映像制作に適しています。

Flowへのアクセス方法

  1. Googleアカウントでログイン
  2. flow.google.com にアクセス(またはGoogle検索で「Google Flow」と検索)
  3. 「新しいプロジェクト」をクリック

Flowの3つの生成モード

モード用途使い方
Text to Videoテキストから動画生成プロンプトを入力するだけ
Image to Video画像+テキストから動画生成人物・商品写真をアップロードして動かす
Frame to Video開始画像+終了画像から動画生成「目が開く」など特定の動きを指定

Image to Videoが実務で最も重要です。自社製品の写真をアップロードし、プロンプトで動きを指定すれば、撮影なしでプロモーション動画を制作できます。

Flowでの生成手順

  1. 生成モードを選択(Text to Video / Image to Video / Frame to Video)
  2. モデルを選択(Veo 3.1 Quality or Fast)
  3. プロンプトを入力(英語推奨、日本語も可)
  4. 「生成」をクリック
  5. プレビューで確認
  6. ダウンロード(GIF / 元サイズ / アップスケール / 4K)

ポイント:4K出力は2026年5月時点でUltraプラン向けの機能で、Plus・Proユーザーは1080pまでの出力が基本(公式ヘルプ要確認)。ドラフト段階では元サイズで確認し、最終版だけ高解像度に上げればクレジット節約になる。

プロンプトのコツ

Veoで高品質な動画を生成するためのプロンプト設計のポイントです。

含めるべき要素:

  1. 被写体:誰が・何が映っているか
  2. 場所・背景:どんな環境か
  3. カメラワーク:ドリーイン、パン、ズーム、固定など
  4. 照明:自然光、ネオン、ゴールデンアワーなど
  5. 雰囲気:シネマティック、ドキュメンタリー風、アニメ風など
  6. 音声指定:BGM、効果音、セリフの内容

✅ 良いプロンプト: 「東京の夜景を見下ろすルーフトップバーで、カクテルグラスを傾ける30代の男性。 ネオンライトが反射するガラスの質感。カメラはスローでパンしながら手元から顔へ。 ジャズBGM、氷がカラリと鳴る効果音。シネマティック、浅い被写界深度。」

❌ 悪いプロンプト: 「男がバーで飲んでいる動画」

セリフを入れる場合:

プロンプト: 「魔法の図書館で本を読む親子の猫。3Dアニメ(ピクサー風)。 宙に浮く本がきらきら光る。

母猫:「さぁ、魔法の世界へ行くよ」 子猫:「わぁ、本が浮いてるにゃ!」」

セリフは鍵括弧でくくり、誰が話すかを明記すると正確に反映されます。

Veo 3.1 vs競合ツール比較【2026年版】

2026年のAI動画生成市場は群雄割拠。Veoの立ち位置を競合と比較します。

主要ツール比較表

項目Google VeoRunway Gen-4.5Kling AI
月額料金¥725〜Standard 月払$15(年払は月割$12)月払$8.80(年払は月割$6.60)
最大解像度4K4K1080p
最大動画長8秒10秒3分
音声同時生成✅(セリフ・BGM・効果音)❌(別途追加)
画像→動画
キャラクター一貫性
日本語プロンプト○(英語推奨)
商用利用○(有料プラン)○(有料プラン)

かつて比較対象の定番だったOpenAI SoraはWeb版・アプリとも2026年4月26日に提供終了(APIも2026年9月24日終了予定)のため、表から外しています。

使い分けの結論

  • 音声付き動画を一発で作りたいVeoが有力候補。セリフ・BGM・効果音の同時生成に対応(Runway等は2026年8月時点で別途音声追加が必要)
  • 長尺の動画が必要Kling AI。最大3分に対応し、1本で尺を取りたい用途に向く
  • 映像編集のワークフローに組み込みたいRunway。エディタ統合が強い
  • 無料でとりあえず試したいGoogle Flow。サブスクなしで1日50クレジットが付与される
  • Googleエコシステムに既にいるVeo 3.1。Gemini・Google Workspaceとの連携がスムーズ

コスパ比較

月10本のショート動画(8秒程度)を作る場合の月額コスト目安:

ツールプラン月額10本/月の余裕
Veo 3.1Google AI Pro¥2,900Qualityで10本ギリギリ
RunwayStandard月払$15(約¥2,250)625クレジット=Gen-4.5換算で約52秒
Kling有料プラン月払$8.80(約¥1,320)クレジット制

コスト面ではRunwayやKlingに分がありますが、「音声付き一発生成」を加味するとVeoの時間節約効果は大きいです。

Veoの活用シーン・実践プロンプト集

ビジネスからクリエイティブまで、Veoの具体的な活用シーンとプロンプト例を紹介します。

SNSショート動画

プロンプト: 「渋谷のスクランブル交差点をタイムラプスで撮影した映像。 夕暮れ時、行き交う人々のシルエット。 ローアングルから見上げるように撮影。 Lo-fiヒップホップBGM。15秒の雰囲気映像。」

商品プロモーション(Image to Video)

自社製品の写真をアップロードし、以下のようなプロンプトを添えます。

プロンプト: 「白い大理石のテーブルに置かれたスキンケア製品。 柔らかい自然光が差し込み、製品がゆっくり回転する。 水滴が落ちるスローモーション。 ミニマルなピアノBGM。高級感のある雰囲気。」

社内研修・マニュアル動画

プロンプト: 「オフィスでパソコンを操作する30代のビジネスパーソン。 画面にはダッシュボードが表示されている。 ナレーター:『まず、左上のメニューからレポート画面を開きます』 落ち着いたBGM、明るいオフィス照明。」

採用動画

プロンプト: 「モダンなオフィスで笑顔で会議する多国籍チーム。 窓の外には都市のスカイライン。 カメラは会議室のドアからゆっくり入っていく。 社員A:『ここでは毎日が新しい挑戦です』 アップビートなコーポレートBGM。」

AI PICKSの独自評価

AI PICKSでは、500以上のAIツールを編集部が継続的に評価しています。広告出稿や提携の有無でスコアが変わることはありません。

Geminiの総合スコア: 88点 / 100点満点

  • ユーザー評価: 4.2点(982件のレビュー)

編集部の検証メモ

検証の観点

Veoを含むAI動画生成ツールを比較検討するにあたり、編集部では以下3軸で公開情報を整理した。

  • 音声同時生成の可否:映像と音声を一体で出力できるか
  • 料金体系のわかりやすさ:月額固定かクレジット制か、商用利用条件は明確か
  • 日本語プロンプト対応と利用導線:日本のクリエイターが業務で使えるか

公開情報からの比較整理

各社の公式仕様ページを参照し、主要ツールの違いを整理した(2026年8月時点)。

項目VeoRunway Gen-4.5Kling AI
音声同時生成セリフ・効果音・BGM対応映像のみ映像のみ
提供形態Gemini / Flow / Vertex AI専用Webアプリ専用Webアプリ
商用利用有料プランで可有料プランで可プラン依存
日本語UIあり(Geminiアプリ)一部対応あり

最新の料金・制限は変動が大きいため、契約前に公式サイトの確認を推奨する。

編集部の総合判断

  • 動画+音声をワンストップで仕上げたい人:Veoが現時点で有力候補(2026年8月時点で音声同時生成に対応する主要モデル)。SNS用ショート動画やプロトタイプ制作に向く
  • とにかく安く量を出したい人:Kling AIが有利。月払$8.80から使え、1本あたりの尺も長い
  • 編集機能込みで映像制作を回したい人:Runwayが優位。動画編集UIと素材ライブラリの統合度で他を上回る

よくある質問(FAQ)

Q. Veoは無料で使えますか?

Geminiアプリ内の動画生成は有料プラン(Google AI Plus ¥725/月〜)が必要です。一方、Google Flowはサブスクなしでも1日50クレジットが付与され、Veo 3.1 Lite / Fast / Qualityの3モデルを試せます。もっと作りたい場合はAI Plusで月200クレジット、AI Proで月1,000クレジット、AI Ultraで月10,000クレジット($200プランは月25,000)です。なお、クレジットの追加購入は日本では提供されていません。

Q. 日本語のプロンプトで動画を作れますか?

日本語プロンプトにも対応していますが、英語のほうがより正確に意図を反映しやすい傾向があります。特にセリフ指定は日本語で入力すると日本語の音声が生成されます。

Q. 生成した動画は商用利用できますか?

有料プラン(Google AI Plus / Pro / Ultra)であれば商用利用が可能です。ただし、Googleの利用規約に従う必要があります。人物の肖像を含むコンテンツは、追加で権利確認が必要な場合があります。

Q. SoraとVeoはどちらがおすすめですか?

SoraはWeb版・アプリとも2026年4月26日に提供終了しており、いま選べる対象ではありません(APIも2026年9月24日で終了予定)。音声付き動画を一発で作りたいならVeo、量とコストを優先するならKling AIが現実的な比較対象になります。まずGoogle Flowの無料枠でVeoの出力を確かめてから、Google AI Plus(¥725/月)を検討するのが確実です。

Q. 1本の動画を作るのにどれくらい時間がかかりますか?

Geminiでの生成は1〜3分程度です。Flowでは、Fastモードで30秒〜1分、Qualityモードで2〜5分が目安です。複雑なプロンプトや高解像度ほど時間がかかります。

Q. 8秒以上の長い動画は作れますか?

1回の生成では最大8秒ですが、Flowで複数の動画を生成し連結することで、ストーリー性のある長尺動画を構成できます。別途動画編集ソフトで結合する方法が一般的です。

Q. Vertex AI経由で使うメリットは?

API連携で自社サービスに動画生成を組み込める点が最大のメリットです。従量課金のため、使った分だけの支払いで済みます。開発者や企業のプロダクトに動画生成を埋め込みたい場合に適しています。

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