
LUNA(AI英会話アプリ)の料金は月1,290円・年12,300円。無料はどこまで使える?
この記事のポイント
- LUNAの料金は 月額1,290円、年払いなら 12,300円(月あたり1,025円)。AI英会話アプリの中ではかなり安い部類。
- 無料で使えるのは 初回3日間のトライアルだけ。チュートリアルを終えると有料登録が求められる。
- 「英語学習」ではなく「英語で雑談できる相手」を売りにした設計。続かない人向けの割り切りが料金にも出ている。
- 価格は出典つきの実数(App Store・公式LP)で確認済み。スピークバディ3,980円などと比べると約3分の1。
AI英会話アプリ「LUNA」の料金は、月額1,290円か、年額12,300円の2択だ。年払いにすると月あたり1,025円まで下がる。無料で延々と使えるわけではなく、タダなのは最初の3日間だけ——ここを知らずに入れると「思ったより早く課金画面が出た」となる。
結論を急ぐ人のために先に言う。月3,980円が当たり前のこのジャンルで、月1,290円は破格だ。ただし安いには理由がある。本記事では公開されている価格データをもとに、LUNAの料金体系・無料枠の境界・競合との差・解約のしかたまで、数字で整理していく。
LUNAとは、月に住むAIキャラ「ルナ」と英語でしゃべるだけの会話アプリ
LUNAとは、株式会社TORICOが2026年5月9日に正式リリースしたAI英会話アプリだ。月に住むAIキャラクター「ルナ」と、英語で音声会話やテキストチャットができる。
コンセプトは「英語を、勉強から、話したくなるものへ」。英会話学習が続かない最大の理由を「楽しくない」「相手がいない」の2点と定義し、"英語で話せるお友達"という体験で埋めにいく設計だ(出典: 株式会社TORICOプレスリリース)。
つまり、文法ドリルや単語帳の発想とは別物。点数を上げる教材ではなく、毎日ちょっと話す相手をアプリにした、というのが正しい理解になる。ここを取り違えると料金の評価も狂う。
料金プランは月額と年額の2つだけ。早見表で確認
LUNAの課金プランはシンプルで、選択肢は2つしかない。下の表が料金の全体像だ。
| プラン | 価格 | 月あたり換算 | 割引率(月額比) |
|---|---|---|---|
| 月額(Luna Premium) | 1,290円/月 | 1,290円 | — |
| 年額(Luna Premium) | 12,300円/年 | 1,025円 | 約20%お得 |
| 無料トライアル | 0円 | — | 初回3日間のみ |
価格はApp Storeのアプリ内課金表示と公式LP(drawer-app.com)の双方で一致している(2026年6月時点)。プランの中身は同一で、違いは支払い周期と単価だけ。機能差はない。
年額にすると月額換算で265円安くなる。年間で約3,180円の差だ。続ける気があるなら年額一択になる金額設計になっている。
月額と年額、どっちが得?答えは「3ヶ月以上続けるなら年額」
3ヶ月分の月額(3,870円)を払う頃には、年額(12,300円)の約3分の1に届く。LUNAは「習慣化」を売りにしているアプリなので、そもそも3ヶ月で辞める前提なら相性が悪い。
損益分岐をざっくり言えば、約9.5ヶ月使えば年額のほうが安くなる計算だ。半年でも続く自信があるなら、最初から年額でいい。
ただし注意点がひとつ。LUNAが自分に合うかは3日では判断しきれない。最初は月額で1〜2ヶ月試し、続きそうなら年額に切り替える——この入り方が金銭的にいちばん安全だ。
無料で使える範囲はどこまで?「3日間だけ全機能」が答え
LUNAの無料体験は、初回3日間に限り全機能を開放するタイプだ。公式LPも「3日間は無料で全部使えます」と明記している(出典: LUNA公式LP)。
問題は3日を過ぎた後。チュートリアルを終えるとプレミアム会員登録が必要になり、無料のまま使い続ける道は用意されていない。いわゆる「無料プラン常設型」ではない。
ここはスピークバディやスピークと違う点だ。あちらは機能を絞った無料プランが残るが、LUNAは「お試し3日→有料」の純トライアル型。無料で粘りたい人には正直イマイチに映る設計だが、開発側の「楽しいなら課金して当然」という割り切りが透けて見える。
下の表で無料枠の考え方を整理しておく。
| 区分 | 使える内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 無料トライアル | 全機能(AI音声会話・チャット等) | 初回3日間 |
| トライアル後(無課金) | 利用不可。有料登録が必要 | — |
| プレミアム(有料) | チャット無制限・音声会話最大30分/日 | 課金中ずっと |
音声会話には「1日最大30分」という上限がある点も覚えておきたい。会話し放題ではない。とはいえ毎日30分しゃべれば学習量としては十分すぎるので、実用上ボトルネックになる人は少ないはずだ。
3日間トライアルで確認すべきこと
たった3日。だからこそ何を見るかを決めて入ったほうがいい。ダラダラ触って終わると課金判断ができないまま課金日を迎える。
- ルナの声と会話テンポが好みか — 毎日話す相手なので、ここが最重要。生理的に合わないと続かない
- 自分の英語レベルで会話が成立するか — 初級〜上級までレベル別対応がある
- 30分/日の上限で足りるか — 物足りないなら他アプリ、十分なら継続候補
- 通知やウィジェットが生活に馴染むか — 習慣化アプリは導線がすべて
3日で「楽しい」と思えなければ、LUNAの一番の売りが刺さっていない証拠。無理に課金しないほうがいい。
LUNAで何ができる?機能を一通り把握する
LUNAの中核はAIキャラとのリアルタイム英会話だ。それ以外にも、続けやすさに振った周辺機能が揃っている。
主な機能は、AI音声会話、レベル別対応(初級〜上級)、会話テンポ・スピードの調整、会話の振り返り、使った表現の保存、パーソナライズ、毎日のリマインド、ウィジェット、ヘルスケア連携あたり(出典: App Store / Google Play掲載情報)。
特徴的なのは「対話記憶」と「月面の住所が育つ」仕組み。前者は過去の会話を覚えてくれる継続性、後者はゲーミフィケーションで、どちらも"飽きさせない"ための設計だ。学習機能というより、関係性を育てる機能と呼んだほうがしっくりくる。
生成AIをこういう"キャラとの対話"に使う流れは英語学習に限らない。検索特化のFeloの使い方や、対話アシスタントとしてのMeta AIの解説と読み比べると、同じLLM活用でも用途で設計がまるで変わるのが分かる。
「楽しさ重視」というコンセプトの正体
LUNAは既存のAI英会話アプリへのアンチテーゼとして出てきた。多くのアプリが「効率」「スコア」を訴求する中で、LUNAは「楽しさの欠如こそ継続の壁」と言い切っている(出典: AppBank)。
この思想は料金にも一貫している。高機能を盛って高単価にするのではなく、体験を絞って月1,290円に抑える。教材の網羅性で勝負していない。
地味に効くのが、この割り切りだ。英語アプリを何度も挫折してきた層にとって、"勉強感"がないことそのものが価値になる。逆にTOEICのスコアを来月までに上げたい人には機能不足に映るだろう。
料金は高い?主要AI英会話アプリと並べて比較
ここがいちばん知りたい人が多いはず。LUNAの月1,290円を、同ジャンルの主要アプリと並べてみる。下の表は各社の有料プラン月額(無料枠の有無も併記)だ。
| アプリ | 無料枠 | 有料(月額) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LUNA | 3日間のみ | 1,290円 | AIキャラとの雑談特化、楽しさ重視 |
| スピークバディ | あり | 3,980円 | 1,000以上のシーン、1回5分〜 |
| スピーク(Speak) | あり | 3,800円 | 全世界利用、発話量を最大化 |
| ディアトーク | あり | 4,380円 | プログリットのビジネス特化型AI |
※競合の価格・特徴はEnglish Hubの比較記事より引用(出典: English Hub、2026年時点)。
数字を見れば一目瞭然だ。LUNAは競合のおおよそ3分の1の価格に位置する。スピークバディ(3,980円)との差は月2,690円、年に換算すると3万円超の開きになる。
なぜLUNAはこれほど安いのか
安さには必ず理由がある。LUNAの場合、それは機能を「会話の楽しさ」に絞っているからだ。
スピークバディやディアトークは、シーン別教材・ビジネス特化・発話分析など、教材としての作り込みにコストをかけている。LUNAはそこを削り、AIとの自然な会話一本に集中している。
| 観点 | LUNA | 高単価アプリ(例) |
|---|---|---|
| 主眼 | 会話を楽しむ・続ける | スコアアップ・実務英語 |
| 教材量 | 少なめ(会話中心) | 多い(シーン/カリキュラム) |
| 月額 | 1,290円 | 3,800〜4,380円 |
| 向く人 | 挫折経験者・習慣化したい人 | 短期で結果を出したい人 |
つまり価格差は品質差ではなく、設計思想の差だ。安いから劣る、とは限らない。自分の目的が「続けること」ならLUNAのコスパは圧倒的になる。
Androidでは使える?iPadは?対応端末を確認
LUNAはiPhone(iOS 16.4以降)とAndroidの両方で配信されている。App StoreとGoogle Playの双方にアプリページが存在する(出典: App Store / Google Play)。
ただしiPadには非対応。App Storeの対応デバイス表記もiPhoneのみとなっている。タブレットで使いたい人は注意が必要だ。
アプリサイズは約181MB、年齢制限は4+。スペック面で特別重い要件はない。手持ちのスマホがここ数年の機種なら問題なく動く。
解約はどうやる?返金はある?
LUNAの課金はApp Store / Google Playのサブスクリプションとして処理される。よって解約も各ストアの定期購読管理から行う。アプリ内ではなく、OSの設定経由になる点を押さえておきたい。
iPhoneなら「設定 → Apple ID → サブスクリプション」、Androidなら「Google Play → 定期購入」から、LUNA(Luna Premium)を選んでキャンセルする。
注意したいのは、3日間の無料トライアルだ。トライアル期間中に解約しないと、4日目に自動で課金が始まる。試すだけのつもりなら、入った日にカレンダーへ解約リマインドを入れておくのが安全策。返金ポリシーはApple/Googleのストア規約に準じるため、誤課金時はストア側へ申請することになる。
LUNAが向いている人・向かない人
料金が安いとはいえ、万人向けではない。設計が尖っている分、相性がはっきり出る。
向いているのは、英語アプリに何度も挫折してきた人、独学で話し相手がいない人、月額を抑えたい人だ。「勉強」と構えると続かないタイプには、雑談ベースのLUNAがハマりやすい。
逆に向かないのは、TOEICや英検のスコアを短期で上げたい人、体系的なカリキュラムが欲しい人、無料で長く使いたい人。こういう目的なら、教材型の高単価アプリや無料プラン常設のアプリのほうが満足度は高い。
AI英会話アプリ全体の相場観
ジャンル全体を見ると、AI英会話アプリの有料プランは月3,000〜4,500円あたりが中心価格帯だ(出典: English Hub)。スピークバディ3,980円、スピーク3,800円、ディアトーク4,380円がその代表になる。
この相場の中で、LUNAの1,290円は明確に低価格ゾーンに振り切っている。サブスク疲れが言われる今、月1,000円台というのは心理的なハードルがぐっと下がる金額だ。
価格破壊と呼ぶには競合が多いが、「会話の楽しさだけに金を払う」という新しい値付けの提示としては十分におもしろい。AIサービス全般でこうした用途特化×低単価の流れは強まっており、動画生成のSoraの動向や画像生成ツールのComfyUIとStable Diffusionの比較を見ても、機能を絞って価格で攻める例は増えている。
実際に取り上げているメディア
LUNAは個人向けアプリのため法人導入事例は公開されていない。代わりに、リリースを報じた実在メディアを挙げておく。一次情報の信頼度を測る材料になる。
- AppBank — 2026年5月11日、正式リリースを「月に住むAIキャラと英会話」として紹介(出典: AppBank)。
- 日本経済新聞NIKKEI COMPASS — TORICOのプレスリリースを企業情報として収録(出典: NIKKEI COMPASS)。
- 朝日新聞デジタルマガジン&[and] — コンセプトと機能を取り上げた記事を掲載(出典: 朝日新聞デジタルマガジン&[and])。
大手経済メディアと一般向けアプリメディアの双方に取り上げられている点は、立ち上げ初期のアプリとしては手堅い。
よくある質問(FAQ)
Q. LUNAの料金はいくらですか?
月額1,290円、年額12,300円(月あたり1,025円)の2プランです。機能差はなく、違いは支払い周期だけ。年払いのほうが約20%安くなります(2026年6月時点、App Store表示)。
Q. 無料で使い続けることはできますか?
できません。無料なのは初回3日間のトライアルのみで、チュートリアル後はプレミアム会員登録が必要です。無料プランが常設されているスピークやスピークバディとはこの点が異なります。
Q. 無料トライアルだけで解約すれば料金はかかりませんか?
3日間のトライアル中にストアのサブスクリプション設定から解約すれば、課金は発生しません。解約しないまま4日目を迎えると自動課金が始まるので、試すだけなら早めに解約リマインドを設定してください。
Q. 音声会話に時間制限はありますか?
あります。プレミアム会員でも音声会話は1日最大30分までです。チャットは無制限。毎日30分話せば学習量としては十分なので、多くの人には実用上の問題になりません。
Q. Androidでも使えますか?
使えます。iPhone(iOS 16.4以降)とAndroidの両方で配信されています。ただしiPadには対応していません。
Q. LUNAは高いですか、安いですか?
安いです。AI英会話アプリの相場が月3,800〜4,380円なのに対し、LUNAは月1,290円。同ジャンルのおよそ3分の1で、低価格ゾーンに振り切っています。
Q. TOEICのスコアアップに使えますか?
不向きです。LUNAは会話の楽しさと習慣化に特化した設計で、体系的なテスト対策カリキュラムは持ちません。スコアを短期で上げたいなら教材型のアプリが適しています。
AI PICKS編集部の判定
LUNAは「英語学習アプリ」として評価すると物足りないが、「英語で雑談する習慣を作るアプリ」として見れば、月1,290円は破格だ。編集部の見立てはシンプルで、挫折常習犯ほど刺さる。
このジャンルの本当の敵は機能不足ではなく、三日坊主だ。どれだけ優れた教材も開かなければゼロ。LUNAはそこに正面から張り、教材性を削ってでも「また話したい」を作りにいった。値付けもその思想に忠実で、サブスク疲れの今、月1,000円台という心理的軽さは効く。
ただし無料枠が3日しかないのは弱点。判断材料が少ないまま課金日が来る構造なので、入るなら解約リマインドはセットにしたい。スコアや実務英語が目的なら、素直にスピークバディやディアトークを選ぶべきだ。目的が「続けること」なら、現状コスパは一択級にいい。
編集部の評価
公開情報をもとにした率直な評価を、観点ごとに記す。
- 価格 — 圧倒的に安い。相場の3分の1で、低単価AIサービスの好例。重宝する層は確実にいる。
- 無料枠 — 正直イマイチ。3日トライアルのみで、無料常設型に慣れた人には不親切。
- 続けやすさ — 対話記憶・ゲーミフィケーション・通知と、習慣化の作り込みは丁寧。地味に効く。
- 学習効果 — 雑談中心ゆえ、体系的なスコアアップには微妙。目的を選ぶ。
総じて、目的が明確な人にとっては気持ちよく刺さるアプリだ。「安くて楽しく続く」が欲しいなら強く勧められる。「短期で結果」を求めるなら別の選択肢を見たほうがいい。
参考にした一次情報
- 株式会社TORICOプレスリリース「AI英会話アプリ『LUNA』リリース」: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000172109.html
- LUNA公式LP(料金・無料トライアル): https://drawer-app.com/ja/lp/luna
- App Store「LUNA月に住む英会話パートナー」: https://apps.apple.com/jp/app/luna-%E6%9C%88%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC/id6760808608
- Google Play「LUNA | 月に住む英会話パートナー」: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.torico.companion&hl=ja
- AppBank「AI英会話アプリ『LUNA』が正式リリース」: https://www.appbank.net/2026/05/11/iphone-application/2995910.php
- NIKKEI COMPASS(日本経済新聞)掲載情報: https://www.nikkei.com/compass/content/PRTKDB000000004_000172109/preview
- English Hub「英会話アプリ無料・有料おすすめ46選」(競合価格の出典): https://english-hub.jp/
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