Google AppSheetは、Googleが提供するノーコードの業務アプリ作成ツールです。スプレッドシートなど既存のデータをつなぐだけでアプリの試作版が自動で作られ、コードを書かずに業務アプリと自動化の仕組みを組み立てられます。
主な機能
- Geminiによるアプリ作成: 作りたいアプリの内容を文章で伝えると、Geminiが土台を組み立てます。作ったアプリ自体にAIを組み込むこともできます
- 現場でのデータ入力: フォーム、バーコード、位置情報、署名、写真などを記録でき、データはAppSheet内蔵のデータベースにも保存できます
- 自動化: メール、SMS、プッシュ通知の送信や、トリガー・条件・分岐を使ったワークフローを組めます。OCRなどの文書処理やGoogle Apps Scriptの関数呼び出しにも対応します
- 連携: Gmail、Googleスプレッドシート、Google Chatと統合され、Office 365、Dropbox、Salesforce、BigQuery、SQLデータベース、REST APIなどにも接続できます
- 管理: 組織全体の開発者や利用者、アプリとデータをガバナンスポリシーで管理できます
誰のどんな作業に効くか
在庫管理、点検報告、日報、プロジェクト管理、営業活動の記録など、スプレッドシートや紙で回している現場業務をアプリにしたいチームに向きます。作ったアプリはデスクトップとモバイルの両方で動き、オフラインでも使えます。
料金
小規模なチームでの基本的なアプリ作成と共有は、どのGoogle Workspaceアカウントでも可能で、一部のWorkspace EnterpriseにはCoreライセンスが自動で含まれます。
広く展開する場合はユーザー単位の有料プランになり、1人あたりの月額で$5のStarter、$10のCore、DB・API連携や機械学習モデリングまで使える$20のEnterprise Plusがあります。サインイン不要の公開アプリを作るPublisher Proは1アプリ月$50です。
注意点
複雑なロジックはスプレッドシートに似た独自の式で書く必要があり、慣れが要ります。画面デザインの自由度も専用のアプリビルダーほど高くありません。


