設計・製造・施工を横断する基盤技術

Autodesk AIは、建築(AEC)、製造、メディア制作の各製品群に組み込まれたAI機能群です。日々の操作画面内で機能し、反復作業の自動化、環境分析やリスク予測、生成支援を提供します。主要技術は次の3点です。

  • Autodesk Assistant: ソフトウェア内で操作方法や設計上の質問に回答する対話型エージェントです。画面を離れずにガイダンスや解決策を取得できます。
  • Autodesk MCP Servers: 設計や製造のコンテキストを標準化し、ツール間やチーム間でのデータ連携基盤を構築します。
  • Neural technology: 機械学習と人工ニューラルネットワークを用いた生成AI技術です。第一弾としてCADジオメトリを生成・処理するneural CADを導入しています。

既存ソフトウェアへのネイティブ統合

AutoCADでの作図補助、Formaでの環境分析、Fusionでの設計検討、Construction Cloudでのリスク予測など、各専門ソフトウェアにAIが直接組み込まれています。独立した外部ツールを起動せず、蓄積した設計データから直接予測や自動化を実行できる点が汎用AIツールとの違いです。AIプラットフォームとして国際規格ISO 42001認証を取得しています。

対象組織と運用要件

AutoCAD、Revit、Fusion、Autodesk Construction Cloudなどを利用している設計組織、ゼネコン、製造業の設計部門に適しています。BIMやCADデータを日常的に運用し、図面作成や干渉チェック、施工管理の自動化を求める実務チーム向けです。