CoCounsel Legalは、Thomson Reutersが提供する法律事務所・企業法務向けのリーガルAIです。判例・法令データベースのWestlaw、実務ガイドとひな形集のPractical Law、そして利用者の組織が持つ文書を根拠に、リサーチ・分析・起草を一つの依頼から進めます。米国のAI法律リサーチサービスCasetextの製品群は、現在このCoCounselに統合されています。
主な機能
平易な言葉で依頼すると、CoCounsel Legalが案件ごとの手順を組み立て、推論の過程を確認できる形で作業を進めます。成果物には出典へのリンクが付くため、引用を確かめながら仕上げられます。Workspacesは文書・ひな形・会話・案件の履歴を一か所にまとめ、前回の続きから作業を再開できる機能です。Westlaw Brief Builderは論点の整理から議論の構成まで、訴訟の準備書面づくりを支援します。Tabular Analysisでは最大10,000件の文書を100個の質問で一括レビューし、結果を表で絞り込み・並べ替えできます。
連携と提供形態
iManage、NetDocuments、SharePoint、Box、HighQなどの文書管理ツールとつながり、Microsoft Word・Outlook・Teamsの中からも使えます。CoCounsel Legal MCPを使えばClaude上での作業にも組み込めます。セキュリティ面ではSOC 2とISO 42001の認証を取得しています。
料金と注意点
プランはWestlaw AdvantageやPractical Law、CoCounsel Essentialsを組み合わせた構成で、公式サイトでは無料デモの申し込みを受け付けています。10人を超える弁護士がいる組織は営業担当への問い合わせになります。根拠となるWestlawとPractical Lawは米国法が中心の情報源のため、日本法の案件での使い道は限られます。

