Freehandは、物流・製造・小売の企業向けに、サプライチェーン支出の監査と例外処理をAIで担う支出ガバナンスプラットフォームです。同社が「AI Teams」と呼ぶエージェント群が契約書を読み込み、請求書を1件ずつ監査し、運送会社との係争対応を経て、結果をSAP、Oracle、Coupaなどの基幹システムへ記録します。

主な機能

  • Freehand for Freight: 運送会社の請求書を契約運賃や出荷データと照合する
  • Freehand for Logistics: 3PLとの契約条件を執行し、受け取るべきペナルティのクレジットを回収する
  • Freehand for Global Trade: 関税や分類を検証し、関税の誤りを見つけてFTAの恩恵を申請する
  • 不一致の検出: 二重請求、根拠のない付帯料金、過去の請求パターンからの逸脱を洗い出す
  • 係争対応: 契約条項やログをまとめた証拠資料を作り、メールやポータルで請求の是正を求める
  • 会計処理: 勘定科目やコストセンター、未払計上のルールを適用し、判断の経緯を監査証跡として残す

誰に向くか

請求書を詳細に監査しきれていない購買・経理・財務部門や、運賃・物流費の過請求や請求漏れに悩む企業に向きます。公式サイトは、運賃支出の3〜5%を回収できるとしています。

料金と注意点

料金は公開されておらず、デモの申し込みを経て個別に相談する形式です。AIにどこまで自律的に処理させるかは企業側が決められ、人が管理権を持つ設計とされています。支出規模の大きい企業向けの製品で、小規模な事業者には過剰になる可能性があります。