Niantic Spatialとは

Niantic Spatialは、ポケモンGOを開発したNianticから空間AI事業(Lightship/VPS)が移管・分社して生まれた会社です。ロボットやエージェント、自律システムが現実世界で安全かつ効率的に動けるよう、物理とジオメトリに根ざした「現実世界の基盤モデル(real-world foundation models)」を構築しています。

モデルは数十億枚の画像に加え、地形・ドローン・衛星のデータで学習されています。配送ロボットの安全な走行、インフラ点検エージェント、GPSが途切れる現場でのフィールドチーム支援など、「スクリーンの外にある経済活動」での活用を見据えた設計です。

主要機能

  • Reconstruct: スマホ、360°カメラ、ドローン、衛星、LiDARから、幾何的に正確なデジタルツインを生成します。出力はメッシュやGaussian splatsに対応し、同社が策定したGaussian splatsのオープンソースファイル形式「SPZ」は業界で利用されています。
  • Localize: GPSが効かない場所でも高精度に位置・姿勢を推定するVisual Positioning System(VPS)です。
  • Understand: 3D空間のあらゆるポイントをセマンティクスで照会できる空間インテリジェンスで、現在構築が進められている方向性です。
  • Capture: 地上・空中のソースから高品質な3Dデータを取得します。

想定ユーザー

ロボティクス、防衛・インテリジェンス、石油・ガス、大規模会場(Large Venues)といった業界での利用を想定しています。3DスキャンアプリのScaniverse、Niantic Spatial SDKのドキュメント、Developer Partner Programも用意されており、現実空間を扱うアプリケーションを開発する企業や開発者が対象です。