カナリアトークン (漏洩検知)
読み: かなりーとーくん
最終更新: 2026-07-29・AI PICKS編集部
定義
カナリアトークンとは、アクセスされた瞬間に検知アラートが飛ぶよう仕込んだ「おとり」のファイルやURL、認証情報のことである。
カナリアトークン (漏洩検知)とは — 詳しく解説
カナリアトークンは、実データに見せかけたダミーのファイル・URL・APIキー・DB行などに追跡用の通信を埋め込み、誰かがそれを開く/使うと即座に通知が届く仕組みで、侵入検知や内部不正の早期発見を目的とする手法として業界標準的に使われている。実運用で落とし穴になりやすいのは、設置しただけで満足してしまい通知先(Slack/メールなど)の監視が形骸化するケース、退職者や委託先の棚卸しと連動させず古いトークンが放置されるケース、そしてトークンの命名や配置が不自然で攻撃側にすぐ見破られるケースの3つである。コスト感としては無料の生成サービスも複数あり金銭的な導入コストはほぼゼロに近いが、現場での本当のコストは検知後の対応体制(誰が受け取り誰が一次対応するか)の整備にかかる。2026年時点では、生成AIエージェントがファイルを自動探索・実行する運用が増えたため、エージェントの誤爆や過検知を避けつつ本物の侵入だけを拾えるよう、設置場所と通知の閾値を選ぶ現場感覚がより重要になっている。
カナリアトークン (漏洩検知)の使用例
- S3バケットに「顧客リスト_極秘.xlsx」という名前のカナリアトークン付きファイルを設置し、不正アクセスを検知する。
- 退職予定者のPCに偽の管理者用APIキーを仕込み、持ち出し後の不正利用を検知する運用設計。
カナリアトークン (漏洩検知)に関連するAIツール
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