DeepSeek (ディープシーク)
読み: でぃーぷしーく
最終更新: 2026-06-27・AI PICKS編集部
定義
DeepSeekとは、中国のAI企業が開発した高性能オープンソースLLMシリーズのこと。2025年初頭に低コスト推論で業界を震撼させ、「DeepSeekショック」として世界的に注目された。
DeepSeek (ディープシーク)とは — 詳しく解説
DeepSeekは2023年に梁文峰が創業した中国のAI企業、およびその大規模言語モデル群の総称。2025年1月公開のDeepSeek-R1はOpenAI o1と同水準の推論精度を持ちながらAPI料金が約1/20〜1/30という衝撃的な低コストを実現し、NVIDIAの株価を一時急落させた「DeepSeekショック」を引き起こした。 モデルは主に3系統。汎用会話向けのV系列(最新はV3)、数学・コード・論理推論に特化したR系列(R1が代表)、軽量コードアシスト向けのCoder系列。いずれもオープンウェイトで公開されており、OllamaやvLLMによるセルフホストも可能。 2026年の現場では2つの落とし穴が定着している。第一にデータプライバシー問題。公式API利用時のデータは中国サーバーへ送信されるため、機密情報を扱う企業はセルフホスト一択が主流。第二に検閲フィルター。特定の歴史的・政治的トピックで回答が回避・改変されるため、ジャーナリズム・政策系用途には不向き。相場感としてはA100×1枚でV3-distill相当を動かすと月2〜5万円程度。実運用では「コスト優先の一般業務はDeepSeek、機密・倫理系はClaude/GPT」と使い分けるパターンが急増している。
DeepSeek (ディープシーク)の使用例
- DeepSeek R1に『コスト削減策を3つ挙げろ』と英語で指示→日本語出力に設定すると、GPT-4o比1/20のコストで同等精度の回答が得られる。
- vLLM+DeepSeek-V3-distillをオンプレ構築し社内文書RAGに活用。API費用ゼロ・データ国内完結を両立した事例が2026年に急増している。
DeepSeek (ディープシーク)に関連するAIツール
関連用語
「LLM / 言語モデル」の他の用語
Artificial Intelligence の略。人間の知能をコンピュータで再現する技術全般を指す。
Large Language Model の略。 膨大なテキストで学習した文章生成 AI。 ChatGPT / Claude / Gemini が代表例。
AI がそれっぽい嘘をつく現象。 学習データに無い情報を推測で生成してしまう。
AI が一度に扱える文章の長さ。 トークン数で表現される (例: Claude Opus 4.7 は 1M トークン)。
AI が扱う文字のかたまり。 日本語は 1 文字 ≒ 1 トークン、 英語は単語 ≒ 1 トークン。 料金計算の単位でもある。
文章・画像・音声・動画 を新規に作り出す AI 技術。 ChatGPT 以降の AI ブームの主役。
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