ゴールデンデータセット (正解データ集)
読み: ごーるでんでーたせっと
最終更新: 2026-07-15・AI PICKS編集部
定義
ゴールデンデータセットとは AI の出力精度を測るために人手で作った「模範解答付き」の評価用データ集のこと。
ゴールデンデータセット (正解データ集)とは — 詳しく解説
ゴールデンデータセットとは、 入力と正解 (期待される出力) をセットにした評価専用のデータ集のことで、 モデルの精度・RAG の回答品質・プロンプト変更の影響を数値で比較する際の 業界標準の物差しとして使われる。 質問と模範解答のペアを人手 (または熟練者レビュー) で作成し、 生成結果と突き合わせてスコア化する。 落とし穴は 「作って終わり」 にしてしまうこと — 実運用では 業務内容や用語が半年〜1 年で変化するため、 定期的な更新を怠ると 現場の実態とズレたまま高スコアが出続ける 「形骸化」 が起きやすい。 コスト面では 100〜300 件規模の初期構築で 数十万円〜が相場感とされ、 件数より 「境界事例 (エッジケース) をどれだけ含むか」 の質が精度に直結する。 現場でのモデル・プロンプト選びでは、 汎用ベンチマークではなく 自社データで作ったゴールデンデータセットでの比較を優先するのが定石とされる。
ゴールデンデータセット (正解データ集)の使用例
- 社内FAQ 200件に正解回答を付与し、RAG導入前後の一致率を比較する。
- 問い合わせ分類タスクで、境界事例50件を含むゴールデンデータセットを月次更新する。
ゴールデンデータセット (正解データ集)に関連するAIツール
関連用語
「評価指標」の他の用語
Massive Multitask Language Understanding。 57 分野・1.5 万問の LLM 知識評価ベンチマーク。
OpenAI 発の Python コーディング能力ベンチマーク。 164 問の関数実装タスク。
ユーザー投票による LLM の人間評価ランキング。 Elo レーティングで モデルを順位付け。
ベンチマークとは、AIモデルの性能を標準化されたテスト課題で数値化し、異なるモデル間を公平に比較するための評価基準セットのこと。MMLUやHumanEval等、用途別に数十種類が存在する。
SWE-benchとはGitHubの実際のIssueをAIが自動修正できるかを測る、コーディングAI評価の業界標準ベンチマークのこと。
GPQAとは、生物・物理・化学の大学院レベルの難問でAIの推論力を測る評価ベンチマークのこと。Googleで検索しても解けない設計が特徴。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・602語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ