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準同型暗号 (Homomorphic Encryption)

読み: じゅんどうけいあんごう

最終更新: 2026-07-13・AI PICKS編集部

定義

準同型暗号とは、データを暗号化したまま演算・処理できる暗号方式のこと。復号せずに計算結果を得られるため、機密データをクラウドやAIに預けたまま安全に活用できる。

準同型暗号 (Homomorphic Encryption)とは — 詳しく解説

準同型暗号(Homomorphic Encryption)は、暗号化されたデータを復号せずに演算できる技術で、完全準同型暗号(FHE)・部分準同型暗号(PHE)など対応範囲によって段階がある。医療・金融など機密データをAIで分析する用途で、クラウド事業者にすら平文を見せずに処理できる点が評価される。ただし2026年時点でも実運用のハードルは高く、FHEは通常の平文計算より処理速度が大幅に遅く、大規模なAI推論やリアルタイム処理には不向きとされる。現場での選び方としては、全データを完全準同型化するのではなく機密性の高い一部の項目だけを対象にする、あるいは秘密計算(MPC)や信頼実行環境(TEE)と組み合わせるなど、コストと性能のバランスを見た設計が現実的とされる。

準同型暗号 (Homomorphic Encryption)の使用例

  • 医療機関がクラウドAIに患者データを預けて解析する際、暗号化したまま統計処理を行うことで生データを外部に渡さずに済む。
  • 金融機関の与信スコアリングで、顧客の生の取引データを復号せずにモデル推論を行う設計に使われる。

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