AI insideとは
AI insideは、手書き帳票や複雑レイアウトの紙書類をAIで自動データ化するクラウド型AI-OCRサービス「DX Suite」を提供する、日本のAI企業です。請求書・申請書・納品書・契約書といった紙の書類をスキャンしてアップロードするだけで、文字情報をデジタルデータとして抽出・構造化できます。日本語の手書き文字、縦書き、罫線が多い日本特有の書類形式に特化して開発されており、金融機関・官公庁・製造業・物流会社の入力業務デジタル化に向きます。
主要機能
1. 高精度な手書き日本語OCR 公式公表ベースで手書き文字認識精度99.22%。学習型AIのため利用するほど自社帳票への適応が進みます。
2. 帳票仕分け・自動振り分け アップロードした書類をAIが種別判定し、請求書・申請書・納品書ごとに自動仕分け。手作業での前処理工数を大幅に削減します。
3. RPA・基幹システム連携 抽出データをCSV/API経由でWinActor等のRPAや会計・ERPに連携。月1万枚規模の入力作業を数時間に短縮した導入事例が公開されています。
4. オンプレ版「AI inside Cube」 データを外部送信せず社内処理可能。金融・自治体の機密書類運用に対応します。
編集部の検証メモ
公開資料を基に同価格帯のAI-OCR(CLOVA OCR、SmartRead、Tegaki)と比較すると、日本語手書き精度と帳票仕分け自動化の組み合わせがAI insideの差別化軸です。2023年の料金改定で従量課金(秒単位課金)に移行し、初期費用ゼロで導入時コストが従来比約8割減との公表があり、小規模PoCのハードルが下がりました。月5,000枚の手入力(1枚3分換算で250時間)を処理するケースでは、人件費換算で月50万円規模の削減が試算可能。一方、個別見積もり制のため大規模運用時の総コストは事前のボリューム提示が前提となります。
想定ユーザー
紙の請求書・申請書処理が月数千枚以上発生する金融機関、自治体、製造業の経理・総務部門に向きます。一方、月数十枚程度の少量処理や、構造化済みPDFが大半の業務では、汎用OCRや無料ツールで十分なケースが多く、本ツールの強みは活きにくいでしょう。


