画像レンダリング経由の情報流出
読み: がぞうれんだりんぐけいゆのじょうほうりゅうしゅつ
最終更新: 2026-08-14・AI PICKS編集部
定義
画像レンダリング経由の情報流出とは、チャットUIがMarkdown画像タグを自動描画する際、画像URLのクエリ文字列に機密情報を埋め込み外部サーバーへ送信させる攻撃手法のこと。
画像レンダリング経由の情報流出とは — 詳しく解説
画像レンダリング経由の情報流出は、プロンプトインジェクション攻撃の一種として広く知られる手法とされる。攻撃者が外部文書やWebページにMarkdown形式の画像タグを仕込み、AIがその内容を要約・応答する際にタグをそのまま出力させることで、チャットUI側が画像URLを自動的にフェッチする。このURLのクエリパラメータに会話履歴や個人情報などの機密データを埋め込んでおけば、画像取得リクエストと同時に情報が攻撃者のサーバーへ送信される仕組みになる。2026年時点の実運用では、主要なAIチャットサービスの多くが外部ドメインへの画像プロキシ中継やContent Security Policyによる許可ドメイン制限で対策済みとされるが、社内向けに独自UIを構築するケースやMCPツール連携を伴うエージェント運用では対策が漏れやすいという指摘がある。現場での選び方としては、画像URLの動的生成をLLM出力にそのまま任せず許可リストのドメインのみレンダリングする、画像取得を自社プロキシ経由に固定するといった設計が基本とされる。外部委託でセキュリティレビューを行う場合はコスト増も見込んでおく必要がある。
画像レンダリング経由の情報流出の使用例
- 悪意ある文書に埋め込まれた画像タグをAIがそのまま出力し、要約結果を表示した瞬間に会話内容が外部URLへ送信される。
- 許可ドメイン外の画像URLも自動フェッチする設定だと、攻撃者のログサーバーにクエリ文字列経由でデータが記録される。
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