メタ認知プロンプト (Metacognitive Prompting)
読み: めたにんちぷろんぷと
最終更新: 2026-07-31・AI PICKS編集部
定義
メタ認知プロンプトとは、AIに自身の思考過程や回答の確からしさを振り返らせ、誤りがないか自己評価・修正させてから答えさせるプロンプト技法のこと。
メタ認知プロンプト (Metacognitive Prompting)とは — 詳しく解説
メタ認知プロンプトとは、AI自身に「この回答は本当に正しいか」「見落としている前提はないか」を段階的に振り返らせ、自己評価と修正を経てから最終回答を出させるプロンプト技法のこと。理由を順に説明させる思考の連鎖(Chain of Thought)とは異なり、思考プロセスそのものをAIに監視・評価させる点が特徴とされ、複雑な計算や多段階の業務判断で誤り率を下げる手法として広く採用されている。ただし2026年時点の実運用では、振り返りの工程が増える分だけ出力トークン数が伸び、API従量課金のコストが単純なプロンプトの2〜3倍に膨らみやすい落とし穴がある。現場でこの技法を選ぶ基準は「誤答のコストが高いタスクか」で、定型的な要約や翻訳のような低リスク作業にまで適用すると相場感を無視してコストだけが増え効果が薄い。
メタ認知プロンプト (Metacognitive Prompting)の使用例
- この回答を出す前に、前提条件の見落としがないか3つ自己チェックしてから最終回答を書いてください。
- 先ほどの回答の確信度を0〜100%で自己評価し、弱い根拠があれば指摘した上で再回答してください。
メタ認知プロンプト (Metacognitive Prompting)に関連するAIツール
関連用語
「プロンプト技法」の他の用語
AI への指示文。 役割 + タスク + 制約 + 文脈 の 4 要素を明示するのが基本。
AI への指示文を 設計する技術。 役割・タスク・制約・文脈 の 4 要素 + Few-shot などのテクニック。
AI に「お手本の例」を 3-5 件見せてから タスクを依頼する手法。 出力フォーマットが安定する。
AI に「ステップごとに考えてください」と促し、 複雑な推論精度を上げる手法。
例示なしで AI にタスクを依頼する方法。 最新モデルは Zero-shot 精度が大幅に向上した。
システムプロンプトとは、AIアシスタントの応答スタイル・役割・制約をあらかじめ設定する隠し命令文のこと。ユーザーの入力より先に処理され、会話全体のトーンと動作範囲を規定する。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・1263語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ