適合率・再現率 (Precision & Recall)
読み: てきごうりつ・さいげんりつ
最終更新: 2026-07-20・AI PICKS編集部
定義
適合率・再現率とは、分類モデルの予測精度を測る2つの指標で、適合率は誤検知の少なさ、再現率は見逃しの少なさを表す評価軸のこと。
適合率・再現率 (Precision & Recall)とは — 詳しく解説
適合率(Precision)と再現率(Recall)は、分類・検索・生成AIの出力品質を評価する基本指標として業界標準とされる。適合率は「陽性と判定したもののうち実際に正しかった割合」、再現率は「本来検出すべき対象のうち実際に検出できた割合」を示し、両者はトレードオフの関係にあることが広く知られている。閾値を厳しくすれば適合率は上がるが再現率が下がり、緩めれば逆になるため、片方だけを見て精度を語ると実運用で判断を誤りやすい。2026年時点のRAGやAIエージェントの現場では、検索段階の再現率(Recall@k)とLLM回答の適合率を分けて計測する構成が一般的で、どちらを優先するかはコストとリスクの許容度で決まる。例えば医療・法務用途は見逃し(再現率低下)のコストが大きく再現率重視、スパム検知や誤情報フィルタは誤検知(適合率低下)を避けたいため適合率重視、といった選び方が現場では定石とされる。両指標を調和平均したF1スコアと合わせて運用することも多い。
適合率・再現率 (Precision & Recall)の使用例
- スパムフィルタの適合率99%は誤検知の少なさを示すが、再現率が低いと迷惑メールの見逃しが増える。
- RAG検索でRecall@10を計測し、正解文書が上位10件に含まれる割合を評価する。
適合率・再現率 (Precision & Recall)に関連するAIツール
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