オンライン会議が終わるたびに、殴り書きしたメモの清書やToDoリストの整理に追われていませんか。
会話に集中したいのにメモを取る手元が止まらず、発言の意図を取りこぼす場面は多いものです。議事録ツールを試そうとしても、多くのサービスは無料枠に月300分などの厳しい上限を設けています。数回の会議ですぐ制限に達してしまい、実務での相性を確かめる前に利用を断念した方も少なくありません。
Fathomは、時間無制限の録画と文字起こしを無料で開放しているオンライン会議アシスタントです。
会議後の文字起こしや要約作成を自動化し、メモ取りの負担を劇的に減らします。ただし、現在の無料プランには「高度なAI要約が月5回まで」という見落としやすい上限があります。どのような用途であれば無料で使い倒せて、どの業務量から有料版へ移行すべきなのか。機能の違いや操作手順を整理しました。
Fathomとは?オンライン会議の録画とAI要約を自動化する基本機能
Fathomは、会議中の会話を録画しながら高精度な文字起こしと構造化要約を自動生成するアシスタントです。
Fathomとは、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsのオンライン会議に自動で参加し、会話の録画、文字起こし、AI要約を自動生成するオンライン会議アシスタントです。アメリカのFathom社が提供し、世界中で200万人以上のビジネスパーソンに導入されています。英語圏発のサービスですが、日本語を含む多言語の音声認識に対応しています。タイピングに気を取られず、画面の相手と向き合って商談や打ち合わせを進められる環境が手に入ります。
Fathomが会議を処理する基本的な流れは次の通りです。
- GoogleカレンダーやOutlookと同期し、予定されたURLへ専用botが自動で入室
- 画面録画と同時に音声を解析し、発言者ごとのテキストをリアルタイムで生成
- 通話終了から約3分以内に決定事項やネクストアクションを分類した要約を出力
- 生成された要約や指定クリップをSlack、メール、CRMへワンクリックで転送
映像データと書き起こしテキストは、タイムスタンプによって完全に連動します。テキスト上の特定の発言をクリックするだけで、該当する場面の動画がピンポイントで再生されます。長時間の録画データから確認したい発言を探すために、シークバーを行き来する無駄な作業は発生しません。
会議全体の記録や文字起こしの仕組みを比較したい場合は、AI会議・議事録ツールの分類一覧を確認すると各製品の立ち位置が掴みやすくなります。
Fathomは主要な3大ミーティングツールに対応しており、Webブラウザまたはデスクトップアプリから稼働します。参加者全員がアカウントを作成する必要はありません。主催者か同席者の1名が連携を済ませておけば、全員分の会話が記録されます。
Fathomは無料で使える?無料プランの機能と月5回の要約上限
Fathomの無料プランは、録画時間とテキスト保存に関して利用制限がありません。
多くの議事録サービスでは、無料プランに対して「月間の合計録音時間」や「過去ログの保存期間」に制約をかけます。Fathomは基本となる録画機能と全文文字起こしを、時間・容量・期間の制限なしで無償提供しています。月に数十件のミーティングをこなすユーザーでも、録音の途中で強制終了されたり過去のデータが勝手に消去されたりする心配はありません。
無料プランのアカウントで利用可能な基本項目は次の4点です。
- 会議の録画時間および回数の上限なし(Zoom、Google Meet、Teams対応)
- 全文文字起こしの時間・回数制限なし
- 録画映像と文字起こしテキストのクラウド保存期間が無制限
- 過去の全ミーティングログを対象にしたキーワード検索
商談の言った言わないトラブルを防ぐ証跡管理や、欠席者への録画共有としては無料プランのままで十分に役立ちます。
ただし、現在の無料プランには1点だけ注意すべき仕様が存在します。
それが「高度なAI要約(Advanced AI Summaries)が月5回まで」という利用上限です。会議の音声をテキストへ書き起こす処理自体は何回でも無制限で動きます。しかし、論点ごとに箇条書きで整理し、ToDoや決定事項を自動で抜き出す構造化要約の出力は月5回でストップします。
無料枠における利用回数ごとの機能差をまとめました。
| 機能項目 | 無料プラン | 無料プラン |
|---|---|---|
| 会議の録画と再生 | 完全無制限で保存・再生可能 | 完全無制限で保存・再生可能 |
| 全文文字起こし | 全発言を時間無制限でテキスト化 | 全発言を時間無制限でテキスト化 |
| AI要約の出力形式 | アクション項目を含む構造化要約 | 発言順に並んだ時系列ログのみ |
| タスクの自動抽出 | 担当者別のToDoを自動分類 | 手動でテキスト本文から確認 |
AI PICKS調べ: AI会議・議事録カテゴリの有料プラン中央値は月2,548円(n=15、2026-09-29時点)。料金統計レポートで見る
つまり、無料枠の6回目以降は録画と文字起こしが完全に残るものの、整理された要約文は手に入りません。
週に1回程度の定例ミーティングを要約する個人なら、無料プランで事足ります。一方で、毎日のように商談や社内打ち合わせを重ねる担当者の場合、月初数日で5回の要約枠を使い切ってしまいます。構造化された要約テキストを毎日手作業なしで取得したいかどうかが、課金へ踏み切る明確な境界線です。
日頃の業務全体の効率化を図りたい方は、AI生産性ツールの活用法も合わせて確認すると作業時間の削減幅が広がります。
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ZoomやGoogle Meetの会議を文字にして、要点とやることを自動でまとめます。
Fathomの料金プラン比較|Free・Premium・Team・Businessの違い
Fathomには個人向けのFreeとPremium、組織向けのTeamとBusinessという4種類の料金プランが用意されています。
個人で利用する限り、組織向けのプランを検討する必要はありません。1名利用であればFreeかPremiumの2択です。年払いを選択することで、月額換算のコストを約20パーセント削減できます。
プランごとの料金体系と対象ユーザーを整理しました。
| プラン名 | 月払い | 年払い | 主な |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 録画と文字起こしの保存が中心の個人 |
| Premium | $20 | $16 | 毎日AI要約を無制限で使いたい個人・フリーランス |
| Team | $19 / ユーザー | $15 / ユーザー | 録画を社内ライブラリで共有したい2名以上のチーム |
| Business | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 営業コーチング機能や厳格な権限管理を求める企業 |
つまり、個人で高度な要約を回数無制限で活用したい場合は、年払い月額16ドルのPremium一択です。
Premiumにアップグレードすると、月5回の要約キャップが完全に解除されます。すべての会議でアクションアイテムの自動抽出や論点整理が適用されます。さらに、過去の自分の全会議データを対象に横断質問ができる「Ask Fathom」の遡及期間も無制限に拡大されます。
Teamプランは2名以上の組織向けとなっており、1ユーザーあたりの単価は年払いで月15ドルとPremiumよりわずかに安く設定されています。チーム内のメンバー同士で録画フォルダを共有したり、営業担当者の会議ログを一元管理したりする用途に適しています。
顧客対応や商談の履歴をチーム全体で資産化したい場合は、AIセールスツールの導入基準と照らし合わせることで投資対効果を判断しやすくなります。
Businessプランでは、SalesforceやHubSpotとの深い双方向同期に加え、AIスコアカードを用いた商談の自動採点機能が利用できます。発話比率の測定や特定キーワードの出現回数を検出し、営業メンバーのトークスキルを均一化する仕組みが整います。
Fathomの初期設定と3大ツール連携手順|Zoom・Google Meet・Teams
Fathomの導入は、アカウント作成とカレンダー連携の2ステップで完了します。
複雑なソフトウェアのインストール作業は必要ありません。公式サイト(fathom.video)へアクセスし、普段業務で使用しているGoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントでサインアップします。サインアップが完了すると、自動的にGoogleカレンダーまたはOutlookカレンダーとの同期画面へ進みます。
連携を正常に完了させる手順は以下の通りです。
- GoogleまたはMicrosoftのログイン画面でカレンダーへのアクセスを承認
- 接続したいビデオ会議ツール(Zoom、Google Meet、Teams)を選択
- 言語設定画面で「Japanese(日本語)」を指定
- デスクトップアプリのダウンロード(ブラウザ完結での運用も選択可能)
カレンダーを連携すると、予定表に入っているオンライン会議のURLをFathomが自動で読み取ります。開始時刻になると専用のbot(「Fathom Notetaker」)が会議室へ自動入室します。主催者が手動でbotを招待する手間はありません。
各会議ツールごとの連携上の注意点を解説します。
Zoomで利用する場合、Zoom App Marketplaceからのアプリ認証が推奨されます。デスクトップクライアントと連携させることで、会議画面の横にFathomのコントロールパネルが常駐します。手元でボタンを押して重要な発言にリアルタイムでしおりを挟む操作が可能になります。
Google Meetの場合は、拡張機能またはbotの自動参加によって動作します。会議URLの発行元が社外であっても、予定表にMeetのリンクが含まれていればbotが入室リクエストを送信します。参加承認をクリックするだけで録画と文字起こしが開始されます。
Teamsで運用する際は、組織の管理者がサードパーティ製アプリの参加を許可しているか確認してください。セキュリティポリシーで外部botの参加が遮断されている環境では、IT管理部門によるテナント側での許可設定が必要です。
文字起こしの精度を保つためには、言語設定を忘れずに日本語へ固定してください。初期状態が自動検出になっていると、専門用語やカタカナ語の発音によって英語と誤認されるケースがあります。設定画面の「Transcription Language」から「Japanese」を指定しておく設定が確実です。
音声認識や議事録ツールの全体像を把握したい方は、AI会議・議事録のランキングも参考にしてください。
Fathomの実務運用|会議中の操作と終了後の議事録共有フロー
Fathomは会議中に特別な操作をしなくても、バックグラウンドで自動記録を完了します。
会議が始まると、botが参加者一覧に表示されて録画がスタートします。社外との商談では、冒頭で「AIが議事録を作成するために録画しています」というアナウンスがチャット欄へ自動投稿されます。録画の事実が参加者へオープンに伝わるため、録音に関するコンプライアンス面でも安心して運用できます。
より精度の高い議事録を残したい場合は、通話中のコントロールパネルを活用します。
通話中に画面上の「Highlight」ボタンをクリックすると、その発言の前後のやり取りに目印が付与されます。クライアントからの重要な要望や納期の決定など、後から見返したい場面でボタンを押す運用が効果的です。しおりを挟んだ箇所は、会議後の要約画面でハイライト一覧として優先表示されます。
会議が終了すると、Fathomのbotは自動的に退室します。
通話終了から数分以内にダッシュボードが更新され、完成した議事録画面が生成されます。画面左側に録画映像、中央に論点ごとのAI要約、右側に全文文字起こしが配置されます。要約テキストはMarkdown形式でワンクリックコピーが可能です。
生成された議事録を共有する主なルートは次の通りです。
- 要約テキストと該当クリップへのリンクをSlackの指定チャンネルへ自動投稿
- クライアントや社内関係者へ閲覧用URLをメールで送付
- 議事録URLをNotionやGoogleドキュメントの社内ポータルへ貼り付け
- 抽出されたToDoをプロジェクト管理ツールへ転記
議事録の閲覧URLを受け取った相手は、Fathomのアカウントを持っていなくても動画やテキストを閲覧できます。社外のクライアントへ「本日の決定事項と会議録画」として送るだけで、認識の齟齬を防ぐエビデンスとして機能します。
文字起こしデータの活用や他ソフトとの連携に興味がある方は、AI音声・文字起こしツールの仕組みを学ぶとさらに作業を効率化できます。
FathomのAI要約テンプレートとAsk Fathomの活用法
Fathomの強みは、単なる会話の要約にとどまらず、会議の目的に合わせた出力フォーマットを選べる点にあります。
標準の要約テンプレートだけでなく、用途に応じた専用プロンプトが複数用意されています。設定画面から会議の種類ごとに適したテンプレートを割り当てておくことで、目的に直結した議事録が自動で仕上がります。
実務で多用される代表的なテンプレートは以下の通りです。
- 営業商談用: 顧客の現状課題、予算感、決裁フロー、次回アクションを個別に抽出
- 1on1ミーティング用: メンバーの近況、キャリア相談、次回までの合意事項を整理
- プロジェクト定例用: 進捗状況、発生しているブロッカー、期限付きタスクを列挙
- 採用面接用: 候補者のスキルセット、志望動機、面接官の評価基準に沿った回答整理
テンプレートを適切に選ぶことで、会議後のまとめ作業にかかる時間をほぼゼロに抑えられます。
商談メモを営業管理システムへ転記する作業も自動化されます。HubSpotやSalesforceと連携させておけば、商談終了と同時に顧客レコードへ要約テキストと通話録画リンクが自動登録されます。日報の入力漏れや入力遅れを防ぐ環境が整います。
もう一つの強力な機能が「Ask Fathom」です。
Ask Fathomは、会議の内容に対してチャット形式で質問できるAI検索アシスタントです。「先週の商談で顧客が提示した希望納期はいつだったか」「予算に関して懸念を示していた発言はあるか」と入力するだけで、該当する発言を抽出し、該当箇所の録画タイムスタンプと共に回答を返します。
有料のPremiumプランでは、このAsk Fathomが「過去の全会議ログ」を対象にした横断検索に対応します。半年前に実施した打ち合わせの細かい仕様や、数ヶ月前の社内定例での合意事項を瞬時に呼び出せます。過去の議事録を何ページも開いて探す手間から解放されます。
AIを活用した自律的な情報整理やエージェント機能に関心がある方は、AIエージェントツールの最新トレンドを押さえておくと業務全体の設計に役立ちます。
Fathomと主要ツールの違い|tl;dvやNottaとの機能比較
AI議事録ツールを導入する際、Fathomと並んで候補に挙がるのがtl;dvやNottaです。
それぞれのサービスで無料枠の制限方針や強みを持つ機能が異なります。どのツールが自社の運用に合致しているかを見極めるため、無料プランの仕様と有料プランの価格設定を比較します。
主要3ツールの仕様差を整理しました。
| 比較項目 | Fathom | tl;dv | Notta |
|---|---|---|---|
| 無料枠の録画時間 | 完全無制限 | 完全無制限 | 月120分まで(1回あたり3分) |
| 無料枠の文字起こし | 完全無制限 | 完全無制限 | 月120分まで |
| 無料枠のAI要約 | 月5回まで構造化要約 | 月10回程度(機能制限あり) | 無料枠は対象外 |
| 日本語の認識精度 | 実用的な高精度 | 実用的な高精度 | 日本語に特化した極めて高い精度 |
| 有料プランの最安料金 | 月$16(年払い) | 月$18(年払い) | 月約$9(年払い・制限あり) |
つまり、無料のまま録画と文字起こしを時間無制限で蓄積したい場合は、Fathomが有力な選択肢です。
Fathomの最大の強みは、無料枠における録画データとテキストの保存が無制限である点です。他社ツールでは無料アカウントに対して「過去数日分のデータしか閲覧できない」「合計で数時間分しか保存できない」といった制限を設ける事例が一般的です。Fathomはどれだけ長期間使い続けても、過去の通話記録がロックされることはありません。
一方、Nottaは日本語の音声認識に強みがあり、対面会議の録音やICレコーダーの音声ファイル取り込みにも柔軟に対応します。ただし、無料枠の制限が月120分かつ1回の通話で3分までと非常に厳しいため、実質的には有料契約を前提とした仕様です。
tl;dvは動画クリップの切り抜き編集やプレイリストの作成機能が充実しており、顧客インタビューのハイライト動画をチーム内で共有する用途に長けています。UIの使いやすさや要約の自動化速度においては、Fathomのほうが操作画面の動作が軽く、会議終了後の反映もスムーズに完了します。
ツールごとの詳細な機能差や選び方については、AI会議ツールの解説で詳しく整理されています。

有料にすると 1回5時間・月1,800分まで文字起こし(プレミアム ¥1,185/月(年間一括払い、総額¥14,220・税込))
Fathomのデメリットと注意点|導入前に知るべき3つの壁
Fathomは優れたツールですが、運用環境によっては使いづらさを感じるデメリットも存在します。
導入後に思わぬトラブルや不満を抱えないよう、事前に把握しておくべき3つの注意点を整理しました。
確認しておくべき注意点は以下の通りです。
- 対面会議やオフライン音声の取り込みに対応していない
- 無料プランの月5回要約制限が月初に切れると不便になる
- 社外の参加者に対する録画の事前アナウンスが必要
Fathomはオンライン会議ツール(Zoom、Meet、Teams)のURLを経由して動作する仕様です。そのため、会議室に集まって行う対面ミーティングの録音や、ボイスレコーダーで録音した音声ファイルのアップロードには原則として対応していません。対面会議の文字起こしが中心となる組織には不向きです。
無料プランで運用する場合、要約の上限管理にストレスを感じる場面があります。重要な商談のために要約枠を残しておこうと意識するあまり、日常のミーティングでFathomを使うのを躊躇してしまう本末転倒な事態に陥りがちです。月に10件以上の要約を安定して出したい場合は、割り切ってPremiumへ課金するほうが業務の滞りを防げます。
社外の取引先と会議を行う際のマナーにも配慮が求められます。Fathomのbotが入室すると、参加者一覧にアイコンが表示され、画面に録画中を示すインジケーターが点灯します。無断で録画されていると誤解されないよう、会議開始時に「文字起こしツールが同席します」と一声添える運用を徹底してください。
業務の自動化やタスク管理との連携をさらに深めたい方は、AI自動化ツールを組み合わせることで議事録作成後のワークフロー全体を効率化できます。
AI PICKS編集部の判定
Fathomの無料プランにおける録画と文字起こしの無制限開放は、競合ツールと比較しても破格の待遇です。
過去の全録画データがクラウド上に残り続ける仕様は、フリーランスや個人事業主の証跡管理ツールとして極めて重宝します。言った言わないのトラブルを予防する目的であれば、完全無料のアカウントのままで十分に役立ちます。
ただし、月5回のAI要約上限は日常使いにおいて正直イマイチな制限です。月に数回しか外部と話さないユーザーを除けば、月初数日で要約機能がストップします。文字起こしテキストだけが手元に残っても、長文のテキストから要点を拾い出す手間は手作業のメモ取りと大差ありません。
毎日複数のミーティングをこなし、決定事項を瞬時にSlackやNotionへ流し込みたい個人にとっては、年払い月16ドルのPremiumプラン一択です。文字起こしを自分で要約し直す作業時間を時給換算すれば、月16ドルのコストは圧倒的な費用対効果で回収できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語の文字起こし精度は実用に耐えますか?
実務で十分に使えます。
日常会話や商談のやり取りであれば、発言者の区別も含めて明瞭にテキスト化されます。専門用語や社内用語の聞き間違いは多少生じるものの、文脈から発言内容を把握するには全く問題ありません。設定画面で言語を「Japanese」に固定し、マイクの集音環境を整えることで誤変換を最小限に抑えられます。
Q. 取引先や社外の参加者に通知や許可は必要ですか?
事前に一言伝えておく運用をおすすめします。
Fathomのbotが入室すると、チャット欄に録画中である旨のメッセージが自動で流れます。事前通知なしでbotが突如現れると、相手が警戒してしまうケースがあります。招待メールや通話開始時の冒頭で「議事録作成のためAIアシスタントを同席させています」と共有しておけば、スムーズに進行できます。
Q. 無料枠の月5回要約を使い切ったら、翌月まで使えなくなりますか?
録画と文字起こしは引き続き使えます。
5回の枠を使い切った後でも、会議の録画と全文のテキスト化は無制限で行われます。ストップするのは論点整理やアクションアイテムを抽出する高度なAI要約のみです。翌月の請求サイクル開始日に要約可能回数がリセットされ、再び5回分の要約機能が復活します。
Q. 個人プラン(Premium)とチームプラン(Team)の違いは何ですか?
共有機能と管理機能の有無が主な違いです。
Premiumは1名のアカウント内で要約と横断検索が無制限になる個人向けプランです。Teamプランは複数人で利用することを前提にしており、会議録画の共有フォルダ作成やドメイン単位でのアクセス管理が可能になります。一人で利用する分には、Premiumプランを選択すれば全てのAI機能が不足なく使えます。
会議の記録にとどまらず、打ち合わせで決定したタスクをプロジェクト管理ツールへ自動で流し込みたい方は、AI自動化ツールの導入手順を確認すると手作業の転記を完全にゼロへ近づける環境が作れます。

