Feloの使い方|無料枠の上限とPro月2,099円で外れる制限 (2026年版)

Feloの使い方|無料枠の上限とPro月2,099円で外れる制限 (2026年版)

この記事のポイント Feloは日本発(Sparticle株式会社)のAI検索エンジンです。無料プランでもAI検索は無制限に使えますが、深く調べる「プロフェッショナル検索」は1日5回まで。Proプラン(月2,099円、年払いなら月1,750円換算)にすると1日300回まで広がり、月15,000クレジットの範囲で検索からスライドやマインドマップの生成まで一本でつながります。無料で足りる人、課金すべき人の線引きをまとめました。

Feloとは、日本発(Sparticle株式会社)のAI検索エンジンで、質問を投げるとWeb上の複数ページを読み込み、出典リンク付きの回答を組み立てて返すツールです。通常のAI検索は無料プランでも無制限、深掘り用のプロフェッショナル検索は無料が1日5回、Pro(月2,099円)が1日300回という設計になっています。

調べものをChatGPTに投げたら、それっぽい答えは返ってくるけれど出典がない。そんな引っかかりを感じたことがあるなら、Feloは試す価値があります。答えの横に参照元がずらりと並ぶので、そのまま資料に使えるかどうかを自分の目で判断できます。

Feloは2024年9月に公開された、日本発のAI検索エンジンです。開発はSparticle株式会社。会話を楽しむAIではなく、Webを読みに行って答えを組み立てる道具だと思ってください。

Feloとは何か、普通の検索エンジンと何が違うのか?

FeloはWeb検索とAIの文章生成をくっつけた「答えを作る検索エンジン」です。リンク一覧ではなく、要約された回答が出典付きで返ってきます。

Googleで調べるときは、検索結果を上から順に開いて、自分で読んで、頭の中でまとめますよね。この「読んでまとめる」の部分をAIが肩代わりするのがFeloです。質問を投げると複数のページを横断して読み込み、要点を整理した文章を返してきます。

決定的なのは、その文章の各所に番号付きのリンクが振ってあること。クリックすれば元のページに飛べます。AIの要約だけで判断せず、気になった数字だけ一次情報で裏を取る、という現実的な使い方ができます。

国産である利点も地味に効きます。日本語の質問に対して日本語のサイトをきちんと拾ってくれるので、海外製ツールでありがちな「日本語だと急に精度が落ちる」ストレスが少ないです。

Feloの解説イメージ1

最新のFelo 3.0では「Search Agent」が入りました。ひとつの質問に対してAIが自分で複数の検索クエリを組み立て、角度を変えて調べ直します。これまで人間が手作業でやっていた「別の言い方でも検索してみるか」を、AIが勝手に回してくれるわけです。

つまりFeloは、検索して読む時間そのものを削る道具。では具体的に何ができるのか。

Feloでできることは? 主な機能7つ

Feloの本当の価値は、調べて終わりにしないところにあります。集めた情報をスライドやマインドマップまで持っていけるのが、ただのAIチャットとの分かれ目です。

出典付きのAI検索

質問を入れると、複数のWebページを参照した回答が返ってきます。これが中心機能です。無料プランでもこの通常のAI検索は回数制限なしで使えます。

プロフェッショナル検索

同じ質問でも、より多くのソースを読み込んで深く掘る専用モードがあります。無料は1日5回、Proは1日300回。この差がプラン選びの分かれ目になります。

フォーカス機能

検索対象を「学術研究」「SNS」「Webコンテンツ」などに絞れます。論文を当たりたいときは学術、リアルタイムの反応を見たいときはSNS。回答が一般論すぎると感じたら、まずここを切り替えてください。

マインドマップ生成

調べた内容をその場で図に変換できます。論点が多いテーマの最初の整理に重宝します。何から手をつけるか決まらない段階で、全体を眺めるのに向いています。

スライド生成

リサーチ結果をそのままプレゼン資料の形に落とせます。社内共有や提案の下書きとしては十分な水準です。仕上げの見た目にこだわるならGammaのような専用ツールに渡す手もありますが、たたき台ならFelo単体で完結します。

複数AIモデルの切り替え

Felo内のチャットでは、GPT系・ClaudeGeminiといった主要モデルを切り替えられます。高精度モデルの利用はProで解放されます。個別に何本も課金するより安く済む可能性があります。

YouTube要約とPDF読み込み

長い動画や長文のPDFを短時間で要約できます。海外の調査レポートを日本語で読み解く用途では、時短の効きが特に大きいです。

これだけ揃っていて無料枠があるのだから、まずは触ってみるのが早い。ただし、どこから有料になるかは知っておいたほうがいいです。

料金プランはいくら? 無料とProの境界線はどこ?

Feloはフリーミアム型です。無料で始められますが、本気で使うならProプラン(月2,099円)が現実的な選択肢になります。

課金の仕組みは2025年7月9日に変わりました。機能ごとの回数制からクレジット制へ移行し、Proは月15,000クレジットが付与される形になっています。検索・スライド生成・文字起こしなど、機能をまたいで同じ財布から使う仕組みです。

以下は、無料プランとProプランの主な違いです。

項目スタンダード(無料)プロフェッショナル
月額0円2,099円(年払いは月1,750円換算)
通常のAI検索無制限無制限
プロフェッショナル検索1日5回1日300回
高精度AIモデル使えない使える
答えの深掘り使えない使える
クレジットなし月15,000

つまり、Proの本体価値は「深く調べる回数」と「賢いモデル」の2点に集約されます。

年払いにすると20,998円で、月あたり1,750円。月払いより年間で約4,200円安くなります。1年使う気があるなら年払いが素直な選択です。

なお、クレジットを使い切ったあとも1日300回のプロ検索枠は残ります。「月末に何も使えなくなる」わけではないので、そこは安心していいです。

Feloの解説イメージ2

法人向けにはpremiumとultimateという上位プランも用意されています。チームで使う前提なら、公式の法人ページで席数と権限管理を確認してください。

料金の輪郭が見えたら、次は自分がどちら側の人間かを決める番です。

無料で足りる人、Proにすべき人はどう違う?

無料で足りる人、Proにすべき人はどう違う?

判断基準はひとつだけ。「深く調べる作業が週に何回あるか」です。

無料で足りるのはこんな人です。

  • 調べものは週に数回、軽い確認が中心
  • スライドやマインドマップは月に数回作れば十分
  • 出典付きで検索できれば満足で、モデルの賢さにはこだわらない

Proにすべきなのはこんな人です。

  • 業務で毎日リサーチする(1日5回はすぐ枯れます)
  • 提案書や記事の下調べを日常的にやる
  • ChatGPTやClaudeに個別課金していて、まとめたい

正直、1日5回という制限は思っているより早く底をつきます。ひとつのテーマを本気で調べると、角度を変えて3回4回は投げることになるからです。仕事で使うなら、無料枠は「試用期間」と割り切ったほうが精神衛生にいいです。

逆に、月に数回しか使わない人が2,099円を払う理由はありません。そこは無料で十分。

始め方は? 3ステップで使い始められる

登録はメールアドレスかGoogleアカウントで完結します。クレジットカードは無料プランなら不要です。

  1. felo.aiにアクセスして、右上からサインアップ
  2. GoogleアカウントかメールアドレスでID作成
  3. 検索窓に日本語で質問を入力

これだけです。日本語のUIなので、英語に身構える必要もありません。

最初の1回は、仕事で実際に調べたいテーマを投げてみてください。「AI検索エンジンとは」のような一般的な質問だと、Feloの良さが見えにくいです。「2026年日本国内生成AI導入率中小企業」くらい具体的に絞ると、出典の質で価値が判断できます。

スマートフォンアプリもあるので、移動中に調べて後でPCで続きをやる、といった使い方もできます。

Feloの解説イメージ3

使い始めてすぐ気になるのが、他のAI検索とどう違うのかという点でしょう。

Perplexityとの違いはどこにある?

同じAI検索エンジンとして必ず比較されるのがPerplexityです。乱暴に言えば、Perplexityは検索の精度、Feloは成果物への変換に強みがあります。

Perplexityは英語圏の情報量と検索そのものの質で先行しています。海外の一次情報を深く追いかけるなら、こちらに分があります。

一方Feloは、日本語の扱いと「調べたあと」の作業がひとつながりになっている点で優れています。検索してマインドマップにして、そのままスライドにする。この流れをツールを切り替えずに回せるのは、実務では大きな差です。

料金も比較すると、Perplexity Proは月20ドル前後(為替次第で3,000円台)なのに対し、Feloは2,099円。円建てで為替の影響を受けないのは、日本のユーザーにとって地味な安心材料です。

日本語で調べて日本語で資料を作る人なら、Feloが一択でいいと思います。英語論文や海外市場を主戦場にする人なら、Perplexityを軸にするほうが素直です。

実務でどう使うか、シーン別の使い分け

Feloが効くのは、情報を集めてから誰かに見せるまでの距離が短い仕事です。

市場調査・競合調査では、フォーカスをWebコンテンツに設定して国内情報を集め、そのあと英語でも同じ質問を投げます。日本語だけでは出てこない海外ソースが拾えます。集まったらマインドマップで論点を整理する流れが効率的です。

提案資料の下調べでは、プロフェッショナル検索で深掘りしてから、そのままスライド生成へ。ゼロから構成を考える時間が丸ごと消えます。出典が残るので、社内レビューで「その数字の根拠は?」と聞かれても即答できます。

学習・勉強では、学術フォーカスで論文を当てて、YouTube要約で講義動画を補う。理解の入り口として使い、深いところは一次資料に戻る。この往復がしやすい設計になっています。

会議の議事録は、文字起こし機能で対応できます。まとめた内容をNotionに保存する導線もあるので、Notion AIを併用している人なら記録の置き場に困りません。

ここまでの整理: Feloは「日本語で調べて、そのまま形にする」用途で強い。無料は試用、業務利用ならPro。Perplexityとは得意分野が違うので、日本語主体ならFelo、英語主体ならPerplexity。

使う前に知っておきたい注意点は?

万能ではありません。過信すると痛い目を見るポイントが3つあります。

ひとつめ。AIの要約は、元記事のニュアンスを落とすことがあります。数字や固有名詞を資料に使うなら、出典リンクを開いて確認する手間は省かないでください。ここを飛ばすと、AIがそれっぽい嘘をつくこと(ハルシネーション)に気づけません。

ふたつめ。参照元の質はまちまちです。個人ブログも公式発表も同じように引用されます。学術フォーカスやドメインの見極めで、自分でフィルタをかける意識が要ります。

みっつめ。生成されるスライドのデザインは、そのまま顧客に出すには物足りない場合があります。社内向けなら十分ですが、対外資料なら整形の工程を挟むべきです。

これらは他のAI検索でも共通する話で、Felo固有の弱点というより、AI検索そのものの性質だと考えてください。

編集部の評価

公開されている料金と機能情報をもとに、率直に評価します。

評価できる点は、無料プランの太さです。通常のAI検索が無制限というのは破格。7日で切れるお試しではなく、ずっと使える無料枠として設計されています。日本語の調べもの用途なら、無料のまま常用している人がいてもおかしくありません。

Proの2,099円という価格も妥当だと考えます。ChatGPT PlusやClaude Proがそれぞれ月20ドル前後であることを踏まえると、複数モデルにアクセスできてリサーチ特化の機能が付いてこの価格は、円建てである点も含めて競争力があります。

微妙な点は、料金体系が変わりやすいところです。2025年7月にクレジット制へ移行し、その後も機能追加が続いています。動きが速いのは良いことですが、契約前に公式の料金ページで最新の条件を確認する習慣は必要です。

総合すると、日本語でリサーチする人にとってFeloは重宝する道具です。まず無料で1週間使ってみて、1日5回の制限に不満を感じたらProへ。この順番が失敗しません。

よくある質問(FAQ)

Q. Feloは完全無料で使えますか?

使えます。通常のAI検索は無料プランでも無制限です。ただしプロフェッショナル検索は1日5回まで、高精度AIモデルは使えません。軽い調べもの中心なら無料で十分です。

Q. Proプランはいくらですか?

月払いで2,099円、年払いだと20,998円(月あたり1,750円換算)です。年払いのほうが年間で約4,200円お得になります。

Q. 無料枠の1日5回はいつリセットされますか?

日単位でリセットされる仕様です。使い切っても翌日には回復するので、急ぎでなければ待つという選択もあります。

Q. ChatGPTがあればFeloは不要ですか?

用途が違います。ChatGPTは対話と文章生成、Feloは出典付きの情報収集が本業です。調べた内容の根拠を示す必要がある仕事なら、Feloの出典リンクは代えがきかない価値があります。ChatGPTと併用している人が多いのが実情です。

Q. 日本語以外でも使えますか?

使えます。多言語に対応しており、英語で質問すれば海外のソースを優先的に拾ってきます。日本語と英語の両方で同じ質問を投げると、片方では出てこなかった情報に当たれます。

次に読むならこれ

AI検索を仕事に組み込むなら、リサーチしたあとの資料作りまで含めて設計したほうが効率が上がります。スライド生成の質にこだわりたい人は、Gammaの解説を読むと、Feloで集めた情報をどこまで自動で形にできるかの上限が見えてきます。