Notion AIを1年半、毎日触ってきました。結論、ドキュメント作業が7割の人は入れた方がいい。ChatGPTと迷うなら両方使え、というのが正直なところ。役割が違います。

この記事は、編集部が公開仕様を比較しして掴んだ「刺さる使い方」だけをまとめたもの。公式ヘルプを読んでもピンとこなかった人向けに、具体的な入力例まで踏み込んで書きました。


Notion AIとは?2026年現在の立ち位置

Notion AI使い方完全ガイド - 解説1

Notion AIとは、オールインワークスペース「Notion」に統合された生成AI機能です。ページ上で スペースキー か / を押すだけで呼び出せる、いわゆる「インライン型AI」の代表格。

2023年2月の一般公開から3年、機能は別物レベルに進化しました。特に2026年2月のアップデートで登場した Custom Agents(カスタムエージェント) は、Notion AIを「単なる文章補助ツール」から「チーム専属のAIワーカー」に引き上げた転換点。

ChatGPTやClaudeとの決定的な違いは、あなたのNotionワークスペース内の情報を文脈として読んでくれること。過去の議事録、プロジェクトDB、Wikiを横断検索して回答します。これは外部のチャットAIには絶対に真似できない領域。


Notion AI icon
この記事で紹介 / AI生産性・ノート3.95無料あり日本語◎最低料金 ¥0〜

Notion AIが合わなかったら

記事作成・リライト・翻訳などの文章ツールをまとめて使えるAIワークスペース

編集部のおすすめ

言い換えや英文チェック、スライド化まで、書く作業を短くするツールです。

料金プラン|Notion AIは誰が払うのか

Notion AI使い方完全ガイド - 解説2

Notion AIは2026年9月時点で ビジネスプラン以上に標準搭載(1ユーザーあたり月$24、年払いなら月$20)。AIアドオンの単体販売は終了済み。

以下は主要プランとNotion AIの関係をまとめた表。自分の使い方に照らすと選びやすいです。

プランNotion本体Notion AI向いてる人
フリー$0$10/月追加個人で試したい人
プラス$10/月$10/月追加フリーランス・少人数
ビジネス$15/月$10/月追加10名以上のチーム
エンタープライズ要問い合わせ含む場合あり大企業・SOC2必須

AI PICKS調べ: AI生産性・ノートカテゴリの有料プラン中央値は月1,500円(n=68、2026-10-25時点)。料金統計レポートで見る

要するに、どのプランでも「+$10」で使えると覚えておけば十分。トライアルは20回分の無料クエリが付くので、まず触ってから決めればいいです。


基本の呼び出し方|3つの入り口を覚える

Notion AI使い方完全ガイド - 解説3

Notion AIの呼び出し方は3つあります。これを使い分けられるかで生産性が倍違います。

  1. スペースキー: 空の行で押すとAIメニューが開く。新規作成向け
  2. /ai コマンド: スラッシュメニュー経由。ブロック挿入感覚
  3. テキスト選択 → AIに依頼: 既存文章のリライト・要約向け

この3つ目が地味に重宝します。書いた文章をドラッグして「もっと短く」と言えば、3秒で半分の長さになります。ChatGPTにコピペする手間がゼロ。

右サイドバーの Notion AIチャット も便利。ワークスペース全体を検索対象にした対話ができます。「先月のマーケ会議で決まったKPIは?」と聞けば、該当ページを引用付きで答えます。これが他のAIにできない芸当。


Notion AIの新機能・料金改定を週1回メールで受け取る無料

毎週月曜の朝に、今週のNotion AIのニュースとアップデートを先頭に、AI全体の主なニュースと新しく載ったツールをまとめて届けます。登録特典は「AIツール選定チェックリスト 2026」。

確認メールのボタンを押すと登録が完了します。配信はいつでも解除できます。

ChatGPT icon
この記事で紹介 / AIチャットボット4.65無料あり日本語◎最低料金 ¥0〜

ChatGPTが合わなかったら

記事作成・リライト・翻訳などの文章ツールをまとめて使えるAIワークスペース

文章生成|ゼロから書かせる実践パターン

Notion AI使い方完全ガイド - 解説4

Notion AIで一番使う機能は、やはり文章生成。ただし「適当な指示だと適当な出力が返ってくる」のは他のAIと同じ。

編集部が比較検討して効くと分かった指示の型を3つ。

  • 「〜について、〇〇向けに500字で。専門用語は避けて」:読者像と文字数を必ず指定
  • 「〜の構成案を、H2を5つ作って各H2に2文の要旨を添えて」:アウトラインから作る
  • 「以下の箇条書きを、カジュアルな文体で段落に展開して」:素材を渡して組み立てさせる

逆にダメなのが「ブログ記事を書いて」みたいな丸投げ。これは平均点の退屈な文章になります。AIに全部任せるな。素材と制約を渡して、組み立てを任せるのがコツ。

他のAI文章ツールも気になる人は、編集部の比較記事もどうぞ。→ AutoGPT完全ガイド


要約・抽出|長文を3秒で捌く

長い議事録、取引先からの仕様書、English記事。Notion AIの要約機能は、ここで圧倒的な威力を発揮します。

使い方はシンプル。ページ全体を要約したいなら、ページ上部の 「AIで要約」 ボタンを押すだけ。数秒で箇条書きサマリーが出ます。

もっと使えるのが「抽出」系の指示。以下が実戦で効いたもの。

  • アクションアイテムだけ抽出 → タスクリスト化
  • 議事録から決定事項だけ抽出 → 上司への報告用
  • 長文記事から数字・固有名詞だけ抽出 → リサーチメモ
  • 英語ドキュメントから要点を日本語で抽出 → 翻訳と要約を同時に

特に最後のやつが時短の塊。英語記事の全訳は時間の無駄。要点だけ日本語で読めれば90%の用途は足ります。本格的な翻訳が必要ならDeepLを併用するのが正解。


議事録・ミーティングメモ|AIメモアシスタント機能

2026年現在、Notion AIに AIミーティングノート 機能が統合されています。Zoom・Google Meet・Teamsの音声を拾って、自動で議事録化します。

週次ミーティングのような用途では、「文字起こしより要約のほうが強い」というのが率直な評価です。固有名詞(製品名・人名)は間違えるが、論点の抽出は人間より上手いです。

使い方のコツは2つ。

  1. 議事録テンプレを用意しておく:「決定事項」「ネクストアクション」「議論ポイント」の3セクションで
  2. 会議後すぐAIに投げる:記憶が新しいうちに補足を足せる

これだけで、会議終了から議事録共有までが10分で終わります。週3時間の削減。


データベース活用|AI Fill & Custom Properties

Notionの真骨頂はデータベース。ここにAIを組み合わせると、もはや魔法。

AIプロパティ(AI Fill)を設定すると、各行のデータを見てAIが自動でフィールドを埋めてくれる。実例は以下。

  • 顧客リストに「業種」プロパティ → 会社名からAIが自動分類
  • 記事ネタDBに「想定読者」プロパティ → タイトルからAIが推測
  • タスクDBに「優先度」プロパティ → 内容からAIが判定
  • 問い合わせDBに「カテゴリ」プロパティ → 文面からAIがタグ付け

100行のデータを人力で埋めたら3時間かかる作業が、AIプロパティならボタン1つで3分。この機能だけで月$10は余裕で元が取れます。


Custom Agents|2026年最大の進化

2026年2月に登場したCustom Agentsは、Notion AIの使い方を根本から変えた機能。

要するに、特定のタスクに特化したAIワーカーを作れる。「弊社のブランドガイドラインに沿って文章を校正するエージェント」「議事録から営業レポートを自動生成するエージェント」みたいな。

作り方は3ステップ。

  1. Settings → AI → Custom Agentsで新規作成
  2. システムプロンプト(役割・口調・制約)を書く
  3. 参照するNotionページ・DBを指定

一度作れば、チーム全員が同じエージェントを呼び出せます。「ブランド校正botを呼んで」で誰でも同じ品質のチェックが受けられます。属人化の解消に劇的に効きます。

競合のAIエージェント動向を知りたいなら、最新情報はこちらから。→ Meta AIガイド


他のAIツールとの使い分け|ChatGPT・Claudeとどっちが強い

「Notion AIがあればChatGPT要らない?」とよく聞かれます。答えは No。役割が完全に別。

編集部の使い分けは以下。

用途使うべきAI理由
ドキュメント内の編集・要約Notion AIインラインが最速
複雑な推論・長文生成ChatGPT / Claudeモデル性能が上
画像・動画生成専用ツールNotion AIには無い
OCR・手書き認識専用ツールNotion AIには無い
ワークスペース横断検索Notion AI他には真似できない

特に画像系は別ツールが必須。動画生成ならSora、OCRならAI OCRツール比較が定番。一つのAIで全部やろうとすると、どれも中途半端になります。


Claude icon
この記事で紹介 / AIチャットボット4.65無料あり最低料金 ¥0〜

Claudeが合わなかったら

記事作成・リライト・翻訳などの文章ツールをまとめて使えるAIワークスペース

よくある質問(FAQ)

Q. Notion AIは日本語で使えますか?

使えます。2026年現在、日本語の出力品質は英語とほぼ同等まで上がっています。敬語とカジュアルの使い分けも指示すれば対応します。ただし、固有名詞(特に日本企業名)は稀に誤認するので、重要な場面ではファクトチェック推奨。

Q. 無料で試す方法はありますか?

20回分の無料クエリが全プランに付属。これでページ要約・文章生成を試せば、自分の使い方に合うか判断できます。本格利用するなら月$10(年払いで$8)のアドオン契約。

Q. Notion AIで生成した文章の著作権は?

Notionの利用規約上、生成物の権利はユーザーに帰属します。ただし、AIが既存の著作物を学習している以上、生成文が他者の表現と偶然似る可能性はゼロじゃない。商用利用時は人間の目視チェックを入れること。

Q. Custom Agentsは何個まで作れますか?

2026年4月時点、ビジネスプラン以上で1ワークスペースあたり最大50個まで作成可能。フリー・プラスプランは制限あり(3〜10個)。チーム運用するならビジネスプランが前提。

Q. セキュリティは大丈夫ですか?社外秘情報を入れても?

Notion AIは入力データを学習に使わない方針を公式表明しています。SOC2 Type 2、ISO 27001認証も取得済み。ただし、超機密レベル(M&A情報・人事情報)は念のため別管理を推奨。


Notion AIは「AIを使う」というより「AIが常駐しているドキュメントで働く」体験を作るツール。この違いが腹落ちするまで、まず2週間触ってみてほしいです。元は取れます。

各ツールの公式サイト(一次情報)

料金・機能・対応範囲は各社公式が一次情報です。本記事は公開時点の検証に基づきますが、最新かつ正確な条件は必ず各公式ページで確認してください。

関連記事