sunoaiの料金は月$10が基準|無料枠10曲と商用利用の条件 (2026年版)

sunoaiの料金は月$10が基準|無料枠10曲と商用利用の条件 (2026年版)

「面白そうだけど、いくらかかるのか分からないから手が出ない」。sunoai(正式名称はSuno)を調べている人のほとんどが、この一歩手前で止まっています。

答えは単純です。まず無料で1日10曲ずつ遊ぶ。手放せないと感じたら月$10のProへ。9割の人はここで打ち止めで足ります。

sunoaiとは、文章で指示するだけで歌入りの曲を生成できる音楽生成AIです。料金は無料・Pro(月$10)・Premier(月$30)の3段構成で、商用利用と収益化はPro以上が条件になります。

この記事のポイント ・料金は無料・Pro(月$10)・Premier(月$30)の3段。日本のApp Store経由だと月1,500円と5,000円の円建て固定です ・無料でも1日50クレジット、およそ10曲。お試しなら課金は要りません ・商用利用と収益化はPro以上が条件。しかも判定は「今のプラン」ではなく「その曲を作った時点のプラン」です ・年払いは2割引。ただし最初から年払いを選ぶのは損しやすい選び方です ・サブスクに付くクレジットは繰り越しできません。買い足したクレジットだけ期限なしです


sunoaiの料金プランはどうなっている?基準線は月$10のPro

無料・Pro・Premierの3つ。個人が本気で使うならProの月$10が基準線になり、Premierが必要な人はかなり限られます。

公式サイトはドル建て、日本のApp Store経由は円建てです。両方を並べると、自分がどちらで払うべきかが見えます。

プラン公式サイト(月払い)年払い(月あたり)App Store日本価格付与クレジット商用利用
無料(Basic)$0-0円50/日(約10曲)×
Pro$10$8月1,500円/年15,000円2,500/月(約500曲)
Premier$30$24月5,000円/年45,000円10,000/月(約2,000曲)

つまり、月に500曲も作らない人がPremierを選ぶ理由はほぼありません。

Premierが効いてくるのは、案件を抱えていて生成のやり直しが多い人です。BGMを大量に納品する、YouTubeチャンネルを複数運用している、といった状況なら月$30の元は取れます。趣味の範囲なら過剰。

  • 試すだけ → 無料でいい
  • 個人で作品を出す・収益化する → Pro一択
  • 案件で毎月100曲以上回す → Premier
  • 「たまに大量に作る」 → Proに入って追加クレジットを買う

料金は改定されることがあります。加入前に決済画面の最終金額を必ず見てください。

支払い方法によって金額の性質が変わる点も、意外と見落とされます。


円で払うかドルで払うか、どちらが得?

公式サイト直接契約はドル建てで為替に振られ、App Store経由は円建てで固定です。金額を読みたい人はApp Storeが楽になります。

sunoaiの料金プラン比較

$10は1ドル150円なら1,500円ですが、160円に振れれば1,600円です。年間で1,200円ほどの差。大した額ではないものの、経費で処理する人にとっては毎月金額が動くのが地味に面倒です。

App Store経由なら月1,500円のまま動きません。領収書もApple側で揃います。逆に言えば、円安が戻ってドルが安くなった局面では公式サイト直契約のほうが得になります。

ひとつ注意。App Storeで契約したものはApp Storeでしか解約できません。ブラウザ側の設定画面をいくら探しても解約ボタンは出てこないので、ここで詰まる人が毎月一定数います。

判断の目安はシンプルです。金額を固定したい・解約を端末で完結させたいならApp Store。少しでも安く、決済を1か所にまとめたいなら公式サイト。

そして、どちらで払っても共通してつまずくのがクレジットの考え方です。


クレジットは翌月に繰り越せる?答えは繰り越し不可です

sunoaiは曲を作るたびにクレジットを消費します。1回の生成で10クレジットを使い、2曲返ってくる。つまり1曲あたり5クレジットです。

sunoaiのクレジット消費イメージ

無料プランは1日50クレジット。5で割れば約10曲です。趣味で触るだけなら、正直これで足ります。

問題は有効期限。ここが料金を語るうえで一番大事な部分です。

クレジットの種類繰り越し購入条件使用条件
サブスク付属不可(翌日・翌月に消滅)プラン加入で自動付与契約中のみ
追加購入分可(期限なし)Pro以上の契約者のみ有料契約が有効な間

つまり、月額を払えば作り放題ではありません。毎月2,500クレジットを使い切る前提で回す設計です。

さらに厄介なのが、生成をやり直すたびに消えること。「思ったのと違う」で回し直すと、体感の3倍速でクレジットが溶けます。歌なしの伴奏だけ(インスト)を作る場合も消費は同じです。

  • 気に入るまで回すタイプの人はProの2,500でもわりとギリギリ
  • 使わなかった月の分は消えるので、休眠期間があるなら解約したほうが得
  • 追加購入分は期限なしだが、解約したら使えない点に注意

ここを読み違えると、毎月1,500円をドブに捨てることになります。自分が「毎月コンスタント型」なのか「数か月おきに一気に型」なのかを先に決めてください。

では、そもそも課金せずにどこまで行けるのか。


無料プランではどこまでできる?止まるのは収益化の手前

作って、聴いて、自分で楽しむところまでは無料で完走できます。止まるのは、その曲を外に出してお金を稼ごうとした瞬間です。

無料でも使えるモデルは少し古い世代に限られます。最新モデル(2026年時点ではv5.5系)は有料限定。それでも「文章から歌が出てくる」体験を確かめるお試しとしては十分です。

やりたいこと無料Pro以上
曲を作る・聴く○(1日約10曲)
ダウンロード
YouTube等での収益化×
クライアント案件への納品×
生成の優先処理×
最新モデルの利用×

つまり、線引きは機能ではなく権利です。趣味なら無料で完結、1円でも稼ぐ気があるなら課金、という設計になっています。

無料プランにはもうひとつ性質があります。作った曲が公開扱いになり、他の人から参照される可能性があること。人に聴かれて困る内容なら、無料のまま作るのは避けたほうが賢明です。

そしてここに、sunoaiで最も見落とされている罠があります。


無料で作った曲は、あとから課金すれば商用利用できる?

商用利用の可否は「今契約しているプラン」ではなく「その曲を生成した時点のプラン」で決まります。これがsunoai最大の落とし穴です。

無料で100曲ためて、気に入った1曲のためにProへ課金する。この順番だと、その1曲は商用に使えないままです。使いたければProの状態でもう一度作り直す必要があります。

商用利用の判定タイミング

やり直せばいいと思うかもしれませんが、AIは同じプロンプト(AIへの指示文)を入れても毎回違う曲を返します。あの日のあの1曲は、もう二度と出てきません。

だから順番はこうです。

  • 遊ぶだけと決まっている期間 → 無料でいい
  • 「使えそうな曲が出たら公開したい」と少しでも思ったら → 作る前にProへ
  • 案件が決まっている → 最初の1曲目からPro

課金前に作った曲は思い出として残す。稼ぐ気のある曲は課金後に作る。この線を最初に引いておけば、あとで泣かずに済みます。

権利まわりをもう少し詰めたい人は、AI音楽の商用利用と著作権の整理を先に読むと、契約前に確認すべき点がはっきりします。

ここまでの整理 ・料金は無料 / Pro $10 / Premier $30の3段、基準はPro ・クレジットは繰り越し不可、やり直すほど溶ける ・商用可否は「生成時点のプラン」で確定する。あとから救済できない


年払いに切り替えるタイミングはいつ?目安は3か月後

年払いは2割引で、Proなら実質月$8です。ただし最初から年払いを選ぶのは、多くの人にとって損な選び方になります。

音楽生成AIは入れ替わりが激しい分野です。2023年12月にsunoaiが出てから2年半で、競合の顔ぶれは何度も変わりました。半年後に別のツールへ移りたくなる可能性は普通にあります。

年契約を途中でやめても、払った分は基本的に戻りません。2割の割引と引き換えに、12か月ぶんの身動きを差し出す取引です。

現実的な順番はこうなります。

  1. 無料で数日触って、続くかどうか自分を観察する
  2. Proの月払いで3か月使う
  3. 3か月連続でクレジットを7割以上使っていたら年払いへ
  4. 使い切れていないなら月払いのまま、または一度解約

3か月という区切りには理由があります。AIツールは最初の2週間が一番楽しく、そこで飽きる人と定着する人がはっきり分かれるからです。熱が冷めた後もまだ使っているなら、それは本物です。

投資として見合うかを数字で詰めたい人は、sunoaiの費用対効果の考え方に月あたりの回収ラインを置いています。

自分の使い方に合わせると、最適な契約の形はもう少し細かく分かれます。


使う人別、いちばん安く済む契約の形

同じProでも、使い方によって「入りっぱなし」か「作る月だけ」かで年間コストが数万円変わります。自分がどれに当たるか見てください。

タイプ想定おすすめの形年間の目安
お試し勢月に数曲、公開しない無料のまま0円
動画投稿者毎月BGMを数十曲Pro月払い→3か月後に年払い15,000円
断続制作型数か月に一度まとめて作る月だけPro+追加購入4,500円前後
受注制作毎月100曲以上、納品ありPremier年払い45,000円

つまり、断続制作型の人が「入りっぱなし」を選ぶと、年間1万円ぶんが何も生まずに消えます。

断続制作型のやり方はこうです。作る月だけProに入り、その月のうちに追加クレジットを買い置きしておく。追加購入分には期限がないので、翌月以降に持ち越せます。ただし使うには有料契約が有効である必要があるため、「解約したあとに残クレジットを消化する」はできません。ここだけ間違えないでください。

動画のBGM用途なら、他の選択肢も含めてAI音楽・BGM生成ツールの比較を見てから決めたほうが後悔が減ります。

契約の話が出たので、抜けるときの手順も先に押さえておきます。


解約はどこからできる?契約した場所でしか止められません

解約は「契約した場所」でしか行えません。ここを間違えて課金が続く事故が、毎月一定数起きています。

解約手順のチェックポイント

公式サイトで契約した場合は、ログイン後のサブスクリプション管理画面から解約します。決済はStripe経由なので、明細に出る名義もそちらです。

App Storeで契約した場合は、iPhoneの設定アプリからサブスクリプションを開いて解約します。sunoaiのアプリ内やブラウザ側には解約導線がありません。探しても無いものは無いので、設定アプリへ直行してください。

  • 解約しても、その期間の末日までは使える
  • 解約後は追加購入クレジットが残っていても使えない
  • 解約前に作った曲のダウンロードは済ませておく
  • 商用利用の権利は、Pro以上で生成した曲については解約後も残る

最後の1点は重要です。解約したら過去の商用権まで消えるわけではありません。生成時点で有料だった曲の権利は残ります。だからこそ「作る月だけ課金」という戦い方が成立します。

生成が止まる・曲が出てこないといったトラブルで解約を考えているなら、先にsunoaiが動かないときの対処を当たってみてください。設定側で直る話が半分くらいあります。


他の音楽AIと比べて、月$10は高いのか

結論から書けば、破格です。歌モノを1曲外注すれば数万円かかる世界で、月$10で500曲というのは比較対象がありません。

競合として名前が挙がるのはUdioとElevenLabs Musicあたりです。2026年時点の評価をならすと、ボーカルの自然さはsunoaiが優位、楽器の分離やステレオ感はUdioが優位という見方が定着しています。歌を作りたいならsunoai、インストの質を突き詰めたいならUdio。用途で割れます。

どちらを選ぶか迷っているなら、sunoaiとUdioの比較に生成物の傾向差をまとめています。音楽以外の音声系まで見渡したい人はAI音楽・音声ツールのカテゴリ一覧から探すのが早いです。

価格そのものより、クレジットの消費効率で見たほうが実態に近くなります。狙った曲が3回で出るツールと10回かかるツールでは、同じ月額でも実質コストが3倍違うからです。この点でsunoaiは指示の通りがよく、無駄打ちが少ない部類に入ります。


編集部の評価

公開情報とプラン設計を突き合わせた率直な評価です。sunoaiの料金体系は、価格そのものは破格、ただし規約の設計がユーザーに厳しめ、という二面性を持っています。

良いところ

  • 月$10で月500曲は圧倒的。作曲外注の相場と比べる意味がないレベルです
  • 無料枠が1日50クレジットと太く、課金前に十分見極められます
  • 追加購入クレジットに期限がないので、断続的に使う人でも設計しやすい

正直イマイチなところ

  • 生成時点のプランで商用可否が決まる仕様は、初見でまず気づけません。ここは案内が不親切です
  • サブスク付属クレジットの繰り越し不可は、月によって制作量が揺れる人に厳しい
  • 公式サイトがドル建てのみで、円での支払額が月ごとに動きます

誰にすすめるか

動画やSNSに音を載せる人には一択です。逆に「作曲を勉強したい」目的だと物足りません。出てくるのは完成品で、途中の設計を学ぶ材料にはならないからです。

Premierについては、月100曲を超えない限り微妙です。上位プラン向けの編集機能(区間を指定して作り直せるStudio系の機能)は2026年前半時点でまだ評価が割れており、それ目当てで月$30を払うのは早い判断だと見ています。

使い方の全体像から押さえたいなら、sunoaiの基本ガイドに操作の流れをまとめています。


よくある質問(FAQ)

Q. sunoaiは完全無料で使い続けられますか

使えます。1日50クレジット、約10曲までなら課金は不要です。ただし作った曲を収益化したり、仕事で納品したりはできません。個人で楽しむ範囲に限られます。

Q. 無料で作った曲を、あとからPro契約して商用利用できますか

できません。判定は生成した時点のプランで固定されます。商用に使いたいなら、Pro以上の状態で作り直す必要があります。同じ指示文でも同じ曲は返ってこないので、公開前提の曲は最初から課金した状態で作ってください。

Q. 月1,500円と月$10、どちらが安いですか

為替次第です。1ドル150円なら同額、それより円安ならApp Storeの1,500円が有利になります。金額を固定したい人はApp Store、決済をまとめたい人は公式サイトという選び方で問題ありません。

Q. クレジットが月末に余ったらどうなりますか

消えます。サブスクに付いてくるクレジットは翌月に繰り越せません。買い足した追加クレジットだけは期限なしで残ります。毎月使い切れないなら、プランを下げるか一度解約したほうが得です。

Q. 年払いにすると途中解約で返金されますか

原則として戻りません。2割引は12か月使い続ける前提の価格です。3か月ほど月払いで様子を見てから切り替えるのが安全な順番です。


次に読むならこれ

料金の判断がついたら、次は権利の話です。AI音楽の商用利用と著作権の整理には、YouTubeやSpotifyに出す前に確認しておくべき点をまとめています。せっかくPro契約しても、配信側の規約で止まるケースがあります。そこで足を止めないための1本です。