Google、教育向け端末に「Gemini」展開 25台以上の購入で特典も提供
- Googleは「Chromebook Plus」に「Gemini」などの生成AI機能を順次導入します。
- 2024年10月から提供し、端末を25台以上導入した組織には特典も用意します。
- 18歳以上の教育関係者や、対象のノートPCを業務で使う人が対象です。

Googleは2024年10月1日、教育向け端末の機能更新を発表しました。「Chromebook Plus」向けに「Gemini」などのAI機能を提供します。
今回追加される機能には、文書の作成支援やPDF (電子文書の標準形式) の要約が含まれます。100言語以上の字幕を翻訳する機能や、音声の文字起こし機能も利用できます。Samsung製の新型端末は699ドルから、Lenovo製の端末は319ドルから発売されます。
教育機関向けの有料プランにおいて「Gemini」を活用できる連携も進めます。対象の「Chromebook Plus」を25台以上購入した組織には、導入時の割引特典を提供します。
これらの機能により、長い資料の要約や外国語動画の確認が効率化されます。専用キーからファイル検索やAIによる文章の修正を素早く呼び出せるため、日常のパソコン作業にかかる時間を削減できます。
ざっくり言うと、仕事用パソコンのキーボードや右クリックから、専属のアシスタントを呼び出せる仕組みです。
分厚い資料を読ませて要点をまとめさせたり、外国語の動画に日本語の字幕をつけたりする作業が、別の画面を開かずに手元だけで完結します。

Googleが「Gemini」の利用枠を端末の大量購入特典として配る手法に、筆者はかなり驚きました。AIの普及に向けて、ソフトウェア単体ではなくハードウェアと抱き合わせる販売戦略に舵を切った印象です。25台という条件も、部署単位での導入なら無理のない規模感だと思います。
ハードとAIの一体化。
日常的に文章の校正や海外情報の収集を行う人なら、右クリックで呼び出せる機能だけでも重宝しそうです。ただ、教育現場だけでなく一般企業へこの割引体系が広がるかはまだ見通せません。まずは年末にかけて実施される各社端末の冬商戦で、AI機能付きパソコンがどれだけ受け入れられるかを見届けたいところです。
日頃からパソコンで文章作成や資料確認を行っている人は、AIによる要約や多言語の字幕翻訳を画面上ですぐに実行できるようになります。
出典: Google ↗/ TechCrunch AIも報道


