Geminiの発表内容

米Googleは2024年8月28日、「Gemini」向けに新機能「Gems」を提供すると発表しました。目的に合わせた指示をあらかじめ設定し、独自のAIを作成できます。

Gemsは、150カ国以上で大半の言語を対象にデスクトップとモバイルへ順次展開します。

あわせて画像生成モデル「Imagen 3」を全言語の利用者に展開します。短い指示文から写実的な風景や油絵風の画像を生成でき、電子透かし技術「SynthID」で保護します。

日常業務で繰り返す指示をGemsに記憶させれば、作業の手間を減らせます。企画の壁打ちや長文の校閲など、用途ごとに指示を切り替えて業務を進められます。

つまり、どういうこと?

ひらたく言うと、自分好みの専門スタッフをGeminiの中に常駐させられる機能です。

毎回『あなたは編集者です』と前提条件を説明しなくても、専用の相談窓口を開くだけですぐに作業を頼めます。毎回ゼロから指示を打ち直す手間がなくなります。

編集部の見方

これまでGeminiは長文の処理能力が強みでしたが、ようやく日常の作業を効率化する仕組みがそろいました。先行ツールに相当する機能であり、正直なところ少し待たされた感はあります。ただ、最初から150カ国以上に向けて多言語で一気に展開する規模の大きさには驚きました。

専用アシスタントの定着へ。

同じ指示を毎日繰り返している部署なら、有料版のGemini Advancedを試す価値は十分にあります。筆者としては、先行するChatGPTやMeta AIと比べてどれだけ作業時間を削れるかが気になります。まずは秋のアップデートで日本語の人物画像生成がどこまで解放されるかを見届けます。

誰に関係するか

業務で同じ指示を何度も繰り返している人は、あらかじめ役割を設定したAIを呼び出して作業を効率化できるようになります。

出典: Google ↗/ TechCrunch AIも報道