Devinの発表内容
米国のCognitionは2026年10月15日、AIソフトウェアエンジニア「Devin」を使った新機能「Devin Oncall」の一般提供を始めました。本番環境で起きた不具合の調査や対応を自動化するとPR TIMESが報じています。
この機能はアラート (警報) やバグ報告を監視し、原因究明を支援します。過去の調査内容を記憶して関連する警告をまとめるため、重複する調査の約60%を省けます。これにより、通常の自動化と比べて費用を半分以上削減できます。
システムの障害復旧ベンチマーク試験では、17の障害に対する試験で100%の成功率を記録しました。Claude Opus 5.5を使った実験では、平均2分21秒で問題の影響を抑える対応を終えました。
Slackなどのチャットツール上で技術者と連携して動きます。システムの監視業務を担当している組織は、夜間や緊急時の初動調査をAIに任せて、より本質的な開発作業に集中できるようになります。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、夜間や休日にシステムの警報が鳴ったとき、人間の代わりに真っ先に駆けつけて原因を調べてくれるAIの当番員です。
これまで人間が手作業でログ (稼働記録) を読み漁っていた初期調査を、AIが数分で片付けます。同じようなトラブルの記録も覚えているため、何度も同じ調査を繰り返す無駄も省けます。
編集部の見方

コードを書くAIから、システムを守るAIへ。
単にプログラムを生成するだけでなく、動いているシステムの監視やトラブル対応までAIが担う時代に入りました。障害対応は時間との戦いになるため、平均2分台で一次緩和まで届く処理速度にはかなり驚きました。
今後はDatadogやSlackといった既存ツールとAIエージェントの連携が、企業のIT基盤において標準的な構成になりそうです。まずは次の四半期に向けて、自社の運用監視ツールにDevinを接続できる体制が整うか確認しておきたいところです。
誰に関係するか
システムの運用監視や障害対応を担当している人は、アラートの一次切り分けや原因調査をAIに任せて復旧判断を素早く下せるようになります。
出典: PR TIMES ↗



