株式会社フリックフィット
株式会社フリックフィットは、インソール型スマートデバイス「ardi(アルディ)」を中核に、足元のセンサーデータとAIを組み合わせたヘルスケア・セキュリティ領域のソリューションを開発するIoT×AIスタートアップである。加速度・ジャイロ・感圧センサで歩行や姿勢を可視化し、歩容認証AIや個別最適化トレーニング提案などを手がける。本社は東京都渋谷区代々木に所在し、3D×AIのフットスキャナー「FlickFit」も提供。創業者は廣橋博仁氏で、20年以上にわたり足元のセンシング技術を磨いてきた点が特長である。
株式会社フリックフィット について
株式会社フリックフィットは、東京都渋谷区代々木に本社を置くIoT×AIスタートアップだ。ミッションに「動くを日常に取り戻す」「足元から人の行動を変える」を掲げ、靴の中に入るインソール型ウェアラブルデバイスを軸にしたヘルスケア・スポーツ・セキュリティ領域の事業を展開している。創業者は廣橋博仁氏で、3Dプリント領域のスタートアップ経営を経て同社を立ち上げた経緯がある。 主力プロダクトはスマートインソール「ardi(アルディ)」である。加速度センサー、角速度(ジャイロ)センサー、感圧センサーを複合的に搭載し、普段使いの靴に入れるだけで歩行・姿勢・重心・荷重バランスといった日常動作データをリアルタイムに取得する。蓄積されたデータをAIが解析し、個人ごとに最適化された運動メニューやストレッチプログラムを提案する設計だ。雑誌『Tarzan』にも掲載され、健康管理・怪我予防・リハビリ用途での活用が広がっている。 もう一つの軸が、3D×AIのフットスキャナー「FlickFit」である。足形を3次元で計測し、機械学習で最適な靴をマッチング・レコメンドする仕組みで、シューズフィッティング領域の課題解決を狙う。Ruby on Railsベースのサーバーサイドとモバイルアプリ、ハードウェア、解析アルゴリズムが連動する複合システムを社内で内製している点も同社の特徴だ。 技術的な強みは、IMU(慣性計測ユニット)と感圧センサを組み合わせた歩行解析と、それを支える独自AIアルゴリズムにある。とりわけセキュリティ領域では、歩き方の特徴から個人を識別する「歩容認証AI」を開発し、97%以上の精度を達成している。生体認証としての応用や入退室管理、行動分析など、ヘルスケア外への展開も視野に入る。 組織は従業員約10名の小規模体制ながら、評価額は29.8億円、累計調達額は3億円規模に達している(求人サイト「ハープキャリア」の公開情報による)。ソフトウェアチームはデザイン、アルゴリズム、アプリ、バックエンドで分業し、ハードウェアの量産設計は協業パートナーと連携する体制だ。少人数で多領域を横断する開発スタイルが特徴的である。 対応領域は、ヘルスケア・ウェルネス(歩行データに基づく健康管理、疾病予防、姿勢改善)、スポーツ・リハビリテーション、シューズリテール(足形マッチング)、そしてセキュリティ(歩容認証)と幅広い。AI実装・機械学習・データ分析を、センサー由来の一次データと組み合わせて実装したい企業や、ハードウェア×AIの組み合わせを必要とする事業者にとって、参考にしやすい知見を持つ会社といえる。 こんな組織におすすめだ。フィットネスクラブやヘルスケア事業者で歩行・姿勢データを起点としたサービスを設計したい場合、靴・スポーツ用品メーカーで足形に基づくマッチングを高度化したい場合、認証や行動分析でカメラ依存から脱却したい場合などである。20年以上にわたり足元のセンサーと向き合ってきた知見が、同社最大の差別化要素となっている。
得意分野
提供サービス
加速度・ジャイロ・感圧センサを搭載したインソール型ウェアラブルデバイス。普段使いの靴に入れるだけで歩行・姿勢・重心データを取得し、AIが個別最適化された運動・ストレッチプログラムを提案する。健康管理、怪我予防、リハビリ、業務効率化など多様な用途を想定した製品である。
足を3次元計測し、AIによるマッチング・レコメンドで最適な靴を提案するシューズフィッティング向けサービス。Ruby on Railsをベースにしたサーバーサイドと連動し、リアル店舗・EC双方で活用しやすい設計だ。靴の試着体験や返品率低減を狙う小売事業者向けに提供されている。
ardiで取得した足部の動作・荷重データを学習させ、歩き方そのものから個人を識別する生体認証技術。公開情報では97%以上の識別精度に到達しているとされる。カメラに依存しないセキュリティや入退室管理、行動分析など、ヘルスケア外の応用領域にも展開されている。
大学や研究機関、パートナー企業との産学連携によって歩行・姿勢解析アルゴリズムを共同開発する取り組み。センサーデータの前処理から特徴量抽出、機械学習モデル構築までを一気通貫で扱う。ヘルスケアやスポーツ、リハビリ領域のR&D案件への参画実績も示唆されている。
よくある質問
Q. 株式会社フリックフィット とはどんな会社ですか?
東京都渋谷区代々木に本社を置くIoT×AIスタートアップである。インソール型スマートデバイス「ardi」や3D×AIフットスキャナー「FlickFit」を開発し、加速度・ジャイロ・感圧センサとAIを組み合わせたヘルスケア・セキュリティ向けソリューションを提供している。創業者は廣橋博仁氏。
Q. 対応している業種は?
ヘルスケア・ウェルネス(健康管理、姿勢改善、リハビリ)、スポーツ、シューズ・アパレル小売、セキュリティ・生体認証分野が中心だ。歩行や足元のセンサーデータを起点に、AIで個別最適化や本人識別を行いたいBtoC・BtoB事業者が主要な対象である。
Q. 他社と比較した強みは?
公開情報の範囲では他社との詳細な比較指標は確認できない。一方で、20年にわたり足元のセンサーと向き合ってきた歴史、加速度・ジャイロ・感圧の複合センサ実装、97%以上を示す歩容認証AIの精度、3D×AIフットスキャナーまで含む製品ポートフォリオの広さは特徴と言える。
Q. 費用感は?
ardiやFlickFit、歩容認証AIソリューションの公式料金は、公開情報の範囲では明示されていない。導入を検討する場合は、用途・規模・連携範囲に応じた個別見積もりが前提となる。詳細条件は公式サイト経由で問い合わせるかたちが現実的である。
Q. 問い合わせ方法は?
問い合わせは公式サイト(https://flicfit.com)からのコンタクトが起点となる。同サイトでは現在進行中の取り組みや事例、独自ノウハウを紹介するコラムも公開されており、自社課題との接続点を確認したうえで打診する流れが取りやすい。
Q. IT 導入補助金 / ものづくり補助金 の認定支援機関ですか?
公開情報の範囲では、株式会社フリックフィットがIT導入補助金やものづくり補助金の認定支援機関として登録されているかは確認できない。補助金活用を前提とした導入を検討する場合は、別途認定支援機関に相談したうえで、技術提供元として同社と連携するアプローチが妥当である。
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