Dynamic Yieldは、Mastercardが提供する、マーケターのためのAIパーソナライゼーション基盤です。Experience OSと呼ぶ一つのシステムで、デジタル上の顧客体験を作り、試し、広げていく作業をまとめて扱います。公式ページによると、Gartnerのパーソナライゼーションエンジン部門のMagic Quadrantで8回リーダーに選ばれ、1日あたり80m+のパーソナライズされたセッションを配信しています。
主な機能
- Segmentation: オーディエンスの特定・作成・分析
- Targeting: 顧客ごとに異なるオファーを出し分け
- Recommendations: アルゴリズムで顧客の関心を予測して商品を推薦
- Journey Orchestration: 重要なタイミングで顧客に働きかける
- Search: 欲しいものを見つけやすくするサイト内検索
- Optimization: あらゆるデジタル接点での実験
AIとエージェント
顧客のシグナルを予測、レコメンド、次の一手(next-best action)に自動で変えるAIコアを持ち、マーケター向けのエージェントで実務を速め、消費者向けのエージェントで商品探しや意思決定を手助けします。会話型コマースとパーソナライズを組み合わせたShopping Muse、開発側が自由に体験を組めるExperience APIsも用意されています。Mastercardの消費者インサイトや予測インテリジェンスを体験づくりに生かせる点も特徴です。
導入の前提
料金は公開されておらず、営業への問い合わせが入口です。既存のツールやデータ、チャネルとつなぐ拡張性の高い構成で、カスタマーサクセスの支援、セキュリティとコンプライアンスの体制も整えられています。グローバルブランドの大規模なECやデジタル施策を前提にした製品です。


