Eveは、原告側(plaintiff)の法律事務所向けに作られたAIの業務基盤「EveOS」を提供するリーガルAIです。案件、弁護士、売上を一か所で管理し、事務所の運営から個々の案件の作業までをAIが手伝います。
主な機能
EveOSは役割ごとの機能で構成されています。Intakeは相談の電話に24時間応答し、見込み案件を採点して委任契約の署名まで進めます。Auditorは毎晩すべての進行中案件を見直し、見落とされた傷病や治療の空白、次に取るべき対応を挙げます。Agentsは請求書面(demand letter)、ディスカバリー、申立書の起案や記録の取り寄せを担い、Analystは事務所の売上や和解の進み具合を自然言語の質問に答える形で示します。土台となるAtlasが、届いた記録、請求書、通話を自動で構造化します。ほかに、大量の医療記録と請求書から時系列のレポートを作るMedical Chronologies、判例を調べるLegal Researchを備えます。
対象分野
人身傷害、労働・雇用、医療過誤、社会保障・障害給付、労災補償といった原告側の分野に合わせています。事務所の文体や書式を学習し、起案する書面をその事務所らしい表現に寄せます。
料金と注意点
料金は公開されておらず、導入は面談の予約から始まります。SOC II Type 2の認証とHIPAA準拠をうたい、案件データは共有モデルの学習に使わないとしています。米国の訴訟手続きを前提にしたサービスで、日本語での利用は公式サイトで確認できません。


