Flatt Securityは、GMO Flatt Security株式会社が提供する日本発のAIセキュリティ診断SaaSである。AIエージェント「Takumi byGMO」を中核に、Webアプリのソースコードを解析するホワイトボックス診断と、URL指定で外部から攻撃面を検査するブラックボックス診断(DAST)を統合した。開発組織やセキュリティ担当者がCI/CDフローに組み込んで脆弱性を早期発見できるのが特徴で、リリース前の品質ゲートとして使うプロダクト開発チーム向けの設計になっている。

主要機能

第一にAIエージェント「Takumi」によるソースコード自動診断。リポジトリ単位でSQLインジェクションやXSS、認可制御の不備などを自律的にトリアージする。第二にDAST機能で、稼働中のステージング環境にURL指定で診断を走らせ、外形検査の脆弱性レポートを生成する。第三に「Takumi Runner」。GitHub Actions互換で動作し、無料枠3,000分/月の範囲でPRごとのセキュリティチェックをパイプライン化できる。第四に有人のセキュリティ専門家サポート。料金は公式サイトでご確認ください。

編集部の検証メモ

海外のSnyk・GitHub Advanced Securityと比べた強みは、日本語UIと国内サポート、そして認可制御診断のような日本企業の内製プロダクトに多いビジネスロジック脆弱性への対応である。

想定ユーザー

自社プロダクトを継続的にリリースするSaaS企業や、CI/CDにセキュリティチェックを組み込みたい開発チームに向いている。一方、年1回のスポット診断で十分な静的サイト運営者や、コンプライアンス文書としての監査レポートのみが必要な企業には、従来型の人的診断サービスのほうが目的に合う。