Gemini Enterpriseは、Google Cloudが提供する、すべての従業員がGoogleのAIとエージェントを業務で使うための企業向けプラットフォームです。中心となるGemini Enterprise appから、社内データに基づく検索、コンテンツ作成、エージェントの利用と管理をまとめて行えます。

主な機能

Googleドライブ、Microsoft OneDrive、SharePoint、HubSpot、Jiraなどに接続し、1つのプロンプトでビジネスデータ全体を検索して回答や分析を得られます。最新のGeminiモデルでテキスト、画像、動画を生成し、Microsoft 365やGoogle Workspaceの形式でメール、レポート、プレゼン資料を作成できます。Gemini NotebookやDeep ResearchといったGoogle製エージェントをすぐに使えるほか、ドラッグ&ドロップのWorkflow Builderでコードを書かずにカスタムエージェントを作れます。Standard / Plusエディションでは、Agent Development Kit(ADK)で作った独自エージェントやサードパーティ製エージェントも追加できます。

管理とセキュリティ

すべてのエージェント、権限、ポリシーを一元的に管理でき、Model Armorがプロンプトインジェクションなどの危険な入力を事前にスクリーニングします。Standard / Plusでは、VPC-SC、顧客管理の暗号鍵、データ所在地の指定といったデータ主権の機能も使えます。

料金

Businessエディションは1ライセンスあたり月額$21からで、最大300ユーザーまで、IT部門による設定なしで導入できます。Standard / Plusは月額$30からで、シート数に上限がありません。シート料金なしで使った分だけ払うPay-as-you-goエディションも、一部の顧客向けに限定提供されています。いずれも30日間のトライアルから始められます。法務や金融サービス向けの業種別ソリューションも用意されています。