Gemini for Google Workspaceは、Googleが提供する、GmailやドキュメントなどWorkspaceの業務アプリに組み込まれた法人向けのAI機能群です。専用のAIアプリを別に開かなくても、普段使っているメール、文書、表計算、会議の画面からAIを呼び出せます。

主な機能

  • Geminiアプリ: 簡単な質問への回答から複雑なプロジェクトまで支援するAIアシスタント
  • Gmail: スレッドの要約、重要な部分の特定、ビジネスメールの下書き作成
  • Gemini Notebook: 自分のソースをもとに、情報を共有できるインサイトや音声解説、ビジュアル資料に変換
  • Meet: AIによるメモ作成、字幕の翻訳、ノイズキャンセリング
  • ドキュメント・スプレッドシート・スライド: 書式の整った初稿の作成、自然言語でのシート作成やデータの自動入力、既存資料へのスライド追加
  • Studio・Google Vids: Workspaceアプリをまたぐワークフローの自動化と、AIを使った動画制作

料金の形

AI機能はWorkspaceの有料プランに含まれる形で提供されます。Business Standardは、1年契約の年間プランでユーザーあたり月額1,600円です(年間プランでない場合は1,900円)。1人あたり2TBのストレージが付き、最大300人まで追加できます。エージェントの構築・管理やデータ損失防止、高度なアクセス制御が必要な組織には、問い合わせ制のGemini Enterpriseが用意されています。無料試用から始められます。

注意点

会社のデータはAIモデルのトレーニングや広告に使われないと明記されており、社内展開の説明材料になります。一方でWorkspaceの契約が前提で、AI機能だけを単体で導入することはできません。公式サイトには日本語版があり、料金も円で表示されています。Google環境で仕事をしている企業が、メールや文書作成、会議の記録をまとめて効率化したいときの選択肢です。