cotomiは、NECが開発した、生成AIのためのAIコア技術(大規模言語モデル)です。名前には「こと」が「みのる」ようにという想いが込められています。MM総研大賞2024のスマートソリューション部門日本語LLM分野で最優秀賞を受賞しています。
特長
設計の工夫で非常に高速に動作し、スピードが求められる業務でもすぐに回答を得られます。学習の工夫によりさまざまなタスクで高精度な推論ができます。クラウドと専用ハードウェアの両方で運用できるなど提供形態が豊富なため、社外に公開できない社内マニュアルのような機微なデータを扱う業務にも使えます。
性能強化として、タスクの計画と遂行で適切なツールを選ぶ能力を高め、AIと外部システムの連携を標準化するMCP(Model Context Protocol)に対応しました。入出力トークン長は128K(日本語で20万語)に拡大され、AIエージェントに複雑な業務指示や複数の制約条件をまとめて伝えられます。図表の構造や暗黙のルールを読み取り、マルチモーダル資料の情報をRAGで活用する機能も開発されています。
使い方と料金
NECは生成AIの有用性検証から導入・運用までをEnd to Endで支援しており、金融や自治体など幅広い業界と取り組みを進めています。業界ごとの専門知識を学習させた業種特化モデルも開発していく方針です。開発者向けには、さくらインターネットの推論API基盤「さくらのAI Engine」で「cotomi v3」が提供されており、コントロールパネルから利用申請をし、モデル提供元の承認を得てから使います。料金はNECの製品ページには掲載されておらず、問い合わせで確認します。


