Supio(スピオ)は、人身傷害や大規模不法行為(マス・トーツ)の訴訟を扱う原告側法律事務所のための、エージェント型のリーガルAIプラットフォームです。中心となるSupio Agentは、個々の案件の作業と事務所全体の分析の両方を担います。
主な機能
案件単位では、膨大な医療記録を読み込んで時系列(Chronologies)にまとめ、症状と治療のつながりや見落とされやすい治療の空白を見つけます。そのうえでデマンドレター(示談要求書)や訴訟書面の起案、案件台帳(Case Ledger)の作成を進められます。事務所単位では、案件の質や生産性の傾向を把握するFirm Intelligence、複数案件を横断して分析するCross-Case Analysis、マス・トーツ向けの機能があります。相談受付の段階を担うSupio Intakeは、スタッフを増やさずに受任につながる案件を増やすための製品です。
連携
Westlaw、案件管理システム、文書管理システムと連携し、Supio APIで独自のワークフローも組めます。Thomson Reutersや原告側弁護士の団体と提携していることも公表しています。
料金と注意点
料金は公開されておらず、デモの申し込みから導入を相談します。SOC 2 Type II認証を持ち、HIPAA・PHIPA・GDPRに準拠し、データセンターは米国・英国・カナダにあります。顧客のデータを基盤モデルの学習に使わないと明記しています。日本語や日本の訴訟実務への対応は案内されていません。


