症状から受診先まで、医療アクセスの「最初の一歩」を支援するAIヘルスケアプラットフォーム
Ubie(ユビー)は、医師と医療情報研究者が共同開発した医療AIサービスです。患者向け「症状検索エンジンユビー」「ユビーオンライン診療」と、医療機関向け「ユビーAI問診」の2軸で展開し、症状入力から病気候補の提示、近隣医療機関の検索、オンライン受診までを一気通貫で支援します。受診前の不安解消、医療機関側の問診業務効率化、そして経営層が抱える「医療DX投資のROI可視化」課題に応える設計です。
主要機能
- 症状検索エンジン: 約20の質問に回答するだけで、関連する病気候補と適切な診療科をAIが提示。利用料は無料で、受診の判断材料として活用可能。
- ユビーAI問診(医療機関向け): 患者がタブレットで入力した問診内容を医学用語に自動変換し、電子カルテに転記。1人あたり数分かかっていた問診記録が大幅短縮され、医師の記載業務を圧縮。
- オンライン診療: 保険適用で早朝・夜間・休日にも対応。スキマ時間で受診から処方まで完結し、対面と同等の幅広い症状をカバー。
- 電子カルテ連携: 主要電子カルテとAPI連携し、問診データを構造化して取り込み。導入施設は全国1,800以上に拡大中。
編集部の検証メモ
公開情報を整理すると、ユビーAI問診のライセンス料は税込26.4万円/年、1日あたり約500円に相当し、別途タブレット台数分の費用が発生する構成です。問診1件あたり3〜5分かかる手入力を1分前後に圧縮できれば、外来100件/日のクリニックで月20〜30時間の医師・看護師工数削減が見込めます。時給換算で年間100万円超の人件費効果となり、ライセンス料を大きく上回るROIが期待できる水準です。競合のAI問診サービス(メルプ、Symview等)と比較すると、患者側プロダクト(症状検索/オンライン診療)を併せ持ち、患者導線から院内業務までを一気通貫で押さえている点が差別化要素です。
想定ユーザー
外来回転率の高い内科・小児科クリニック、問診工数や紹介患者の質に課題を持つ中規模病院に適しています。一方、自由診療中心で問診プロセスが既に最適化されている美容・歯科領域や、患者数が極端に少ない専門クリニックでは投資対効果が出にくく、まずは無料の患者向け症状検索の導線活用から始めるのが現実的です。


