Ultralytics YOLOは、Ultralyticsが提供する画像認識AIのモデル群と、それを学習・運用するためのクラウドプラットフォームです。YOLOv5からYOLO26まで同社が開発してきたモデルを、ノーコードの画面またはPython SDKで扱えます。

主な機能

対応するタスクは物体検出、インスタンスセグメンテーション、セマンティックセグメンテーション、画像分類、姿勢推定、回転バウンディングボックス(OBB)などです。アノテーションでは、SAMを使ってワンクリックで検出マスクを作るスマートアノテーションや、学習済みのYOLOモデルによる自動ラベル付けが使えます。学習は26種類のクラウドGPUから選んでワンクリックで開始でき、学習指標のリアルタイム表示、実験の比較、Ask AIによるAutoTrainに対応します。完成したモデルは世界42リージョンの専用エンドポイントにデプロイするか、ONNX・TensorRT・CoreMLなど21種類の形式に書き出してエッジ端末やモバイルで動かせます。REST APIから全機能を呼び出すこともできます。

向いている用途

工場の外観検査、小売の棚監視、物流の荷物検査、ドローン画像の解析など、カメラ映像から物を見つけたり数えたりする仕組みを作りたい開発チームに向きます。

料金

プラットフォームには、無料のFreeプラン(初回$25分のクレジット、ストレージ100GB、モデル100個まで)、1シートあたり月$29のProプラン(毎月$30分のクレジット、最大5人のチーム)、個別見積もりのEnterpriseがあります。クラウドGPUは1時間$0.24からの従量課金です。

注意点

FreeとProのソフトウェアライセンスはAGPL 3.0で、商用ライセンスはEnterpriseプランで提供されます。プラットフォームの料金とソフトウェアライセンスは別扱いのため、自社製品に組み込む場合はライセンス条件の確認が欠かせません。