定義
Chain-of-Noteとは、RAGで検索した各文書について要約ノートをモデルに作成させてから回答させることで、無関係な文書によるハルシネーションを抑える手法のこと。
Chain-of-Note (ノートの連鎖)とは(詳しく解説)
Chain-of-Noteは2023年に提案されたRAG強化手法で、検索した文書をそのまま回答生成に渡すのではなく、各文書の関連性や信頼性を評価する読解ノートをモデルに書かせてから最終回答を生成させる点が特徴とされる。ノート生成を挟むことで、検索結果に無関係な文書やノイズが混入していても、モデルがその文書を参照しないと判断しやすくなり、ハルシネーションの抑制に有効とされる。ただし2026年時点の実運用では、ノート生成分だけ推論ステップとトークン消費が増えるため、通常のRAGより応答速度とAPIコストが上がる点が現場での主な落とし穴になっている。相場感としては、生成トークン数がノートの分だけ数割増えるケースが多く、コスト重視のプロダクトでは全クエリに適用せず、検索スコアが低く誤情報リスクが高いクエリだけに限定適用するなど、コストと精度のバランスを見て選定するのが現場での一般的な考え方とされる。
この解説の引用について
定義文・解説は出典を明記いただければ記事・資料・生成AIの回答で自由に引用できます(CC BY 4.0)。
出典: AI PICKS AI用語辞典「Chain-of-Note (ノートの連鎖)とは」 https://aipicks.jp/glossary/chain-of-note
Chain-of-Note (ノートの連鎖)の使用例
- 検索で5件の記事がヒットした際、各記事ごとに『この記事は質問に関連するか』を一言でノートさせ、関連する記事のみを根拠に回答を生成させる使い方がある。
- 社内FAQ検索で古いマニュアルがヒットしても、ノート段階で『最新情報と矛盾する』と判定させ、回答への混入を防ぐ設計に使われる。