永続実行 (Durable Execution)
読み: えいぞくじっこう
最終更新: 2026-07-20・AI PICKS編集部
定義
永続実行とは、長時間実行されるAIエージェントの処理状態を永続化し、障害やタイムアウト発生後も中断箇所から再開できる実行方式のことである。
永続実行 (Durable Execution)とは — 詳しく解説
永続実行(Durable Execution)とは、ワークフローエンジンで使われてきた概念で、各処理ステップの実行結果や状態を外部に永続化し、プロセス障害後も直前の状態から自動的に再開できる仕組みを指す。AIエージェントの分野では、LLM呼び出しやツール実行を含む長時間・多段階のタスクを安定して完遂させる基盤として2026年時点で採用が広がっており、実運用では途中まで進んだ副作用(決済や送信メールなど)がリトライで重複実行される落とし穴が指摘されている。こうしたリスクを避けるため各ステップを冪等に設計する必要があり、現場ではTemporalやAWS Step Functionsのようなオーケストレーション基盤の導入・学習コストと相場感を踏まえ、まずクリティカルパスの重要ワークフローから段階的に導入し、軽量なタスクは通常のリトライ機構で済ませる選び方が現実的とされる。
永続実行 (Durable Execution)の使用例
- 数百ステップにわたるデータ移行バッチが途中でクラッシュしても、永続実行基盤があれば失敗した箇所から自動再開できる。
- 承認待ちで数日止まるワークフローも、永続実行なら状態を保持したまま人の対応後に処理を継続できる。
永続実行 (Durable Execution)に関連するAIツール
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
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