定義
動的ツール検索とは、AIエージェントが実行時に必要なツール定義だけを外部から検索・取得し、全ツールを事前にプロンプトへ詰め込まずに済ませる仕組みのことである。
動的ツール検索 (Tool Search)とは(詳しく解説)
動的ツール検索(Tool Search)は、MCPやfunction callingを使うAIエージェントが、数百〜数千件におよぶツール定義をすべてシステムプロンプトに常駐させる代わりに、ユーザーの発話やタスク内容に応じて必要なツールだけをベクトル検索やキーワード検索で絞り込み、その場でモデルへ渡す設計パターンを指す。ツール数が増えるほどコンテキストウィンドウを圧迫し、無関係な定義が多いとモデルが誤ったツールを選びやすくなるため、大規模なエージェント基盤ほど採用が広がっているとされる。ただし2026年時点の実運用では、検索精度が低いと本来使うべきツールが候補に上がらず呼び出し失敗につながる、検索用の埋め込みインデックス更新や再ランキングの追加レイヤーが運用コストとして積み上がるといった落とし穴が指摘される。現場でのツール選びでは、ツール数が数十件程度なら全件常駐で十分なことが多く、数百件を超える規模で初めて動的検索の投資対効果が出やすいという判断基準が広く採用されている。
この解説の引用について
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出典: AI PICKS AI用語辞典「動的ツール検索 (Tool Search)とは」 https://aipicks.jp/glossary/dynamic-tool-discovery
動的ツール検索 (Tool Search)の使用例
- エージェントに500種類のツールを渡す代わりに、発話内容から候補を3〜5件に絞り込んでから呼び出す設計。
- 「請求書を作成して」という指示に対し会計系ツールのみを検索・提示し、無関係なSNS投稿ツールは渡さない。