Manus (汎用AIエージェント)
読み: まなす(はんようAIエージェント)
最終更新: 2026-06-30・AI PICKS編集部
定義
Manusとは、中国のMonica社が開発した汎用AIエージェントのこと。自然言語の指示だけでウェブ検索・コード実行・ファイル操作・フォーム入力を組み合わせ、人間が介在せずに複雑なマルチステップタスクをエンドツーエンドで自律完了できる。
Manus (汎用AIエージェント)とは — 詳しく解説
Manus(マナス)は、Monica社(中国)が2025年3月にリリースした汎用AIエージェント。単なるチャットボットとは異なり、ウェブブラウジング・コード実行・ファイル操作・フォーム入力・スクレイピングを自律的に組み合わせ、1つの指示から複数ステップのタスクを完結させる「エンドツーエンド自動化」が最大の特徴だ。バックエンドにはClaudeやGPT-4系のLLMをマルチエージェント協調フレームワークで組み合わせて動作する。 2026年時点の実運用では、競合調査・リサーチ・データ収集・レポート自動生成といったビジネスタスクへの活用が中心。現場で頻出する落とし穴として、長時間タスクではセッションタイムアウトが起きやすい点、機密情報を含む指示をそのまま渡す際のセキュリティリスク、日本語サイトや国内特有のUIでの操作精度が英語圏と比べ低い点が挙げられる。相場感はサブスクリプション型で月数千円〜数万円が主流。 AI PICKSの調査では、完全自律型エージェントとしての汎用性はDevinより高い反面、コーディング専門タスクではDevinに精度で劣る場面もある。導入前にタスクの複雑度とタイムアウト許容度を確認した上で、まずは低リスクな情報収集系から試すのが現場での定石だ。
Manus (汎用AIエージェント)の使用例
- 「競合10社のSNSフォロワー数と最新製品情報を収集してExcelにまとめて」と指示するだけで、検索〜整理まで自動完了する。
- 「この求人票の会社10社の採用ページを巡回し、応募フォームの有無と締切日を一覧化して」といった複数サイト横断調査に強い。
Manus (汎用AIエージェント)に関連するAIツール
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
MCPとはAIモデルが外部ツールやデータソースと統一的な方法で連携するためのオープンプロトコルのこと。Anthropicが2024年11月に公開した。
Function Callingとは、LLMが外部の関数やAPIを呼び出すための構造化データを生成し、自律的にツールを使えるようにする仕組みのこと。
ヒューマン・イン・ザ・ループとは、AIの判断プロセスに人間が介入・確認する仕組みのこと。AIが出力した結果を人間がレビューし、承認・修正・却下を行うことで精度と安全性を担保する。
Computer Useとは、AIがスクリーン認識・マウス・キーボード操作を通じてコンピュータを人間のように自律的に操作する技術のこと。
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