ツール定義 (Tool Schema)
読み: つーるていぎ
最終更新: 2026-07-26・AI PICKS編集部
定義
ツール定義(Tool Schema)とは、AIエージェントが外部ツールやAPIを呼び出す際に必要な機能名・説明・引数・戻り値の型を構造化して記述した仕様のことである。
ツール定義 (Tool Schema)とは — 詳しく解説
ツール定義とは、LLMが関数呼び出し(Function Calling)やMCP(Model Context Protocol)経由で外部ツールを利用する際に、ツール名・説明文・引数のJSON Schema・戻り値の形式をあらかじめ宣言しておく仕組みで、OpenAIのFunction Calling仕様やAnthropicのTool Use、MCPのツール定義形式などが業界標準として広く採用されているとされる。2026年時点の実運用では、説明文が曖昧だとLLMが誤ったツールを選んだり引数を誤生成したりする落とし穴が指摘されており、ツール数が増えるほどコンテキスト消費とトークンコストが膨らむ点も現場で課題になりやすい。選定の実務では、少数の高頻度ツールに絞り説明文を具体的に書いたうえで、引数のバリデーションをアプリ側にも二重に持たせる設計が定着しつつある。相場感としては、大量のツールを常時ロードする構成より、必要に応じてツール定義を動的に絞り込む設計のほうがコストと精度の両面で有利とされる。
ツール定義 (Tool Schema)の使用例
- {"name": "get_weather", "description": "指定した都市の現在の天気を取得する", "parameters": {"city": "string"}}
- MCPサーバーがファイル検索ツールを提供する際、ツール名・引数・戻り値の型をスキーマとして公開し、クライアント側が自動で読み込んで利用する。
ツール定義 (Tool Schema)に関連するAIツール
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
MCPとはAIモデルが外部ツールやデータソースと統一的な方法で連携するためのオープンプロトコルのこと。Anthropicが2024年11月に公開した。
Function Callingとは、LLMが外部の関数やAPIを呼び出すための構造化データを生成し、自律的にツールを使えるようにする仕組みのこと。
ヒューマン・イン・ザ・ループとは、AIの判断プロセスに人間が介入・確認する仕組みのこと。AIが出力した結果を人間がレビューし、承認・修正・却下を行うことで精度と安全性を担保する。
Computer Useとは、AIがスクリーン認識・マウス・キーボード操作を通じてコンピュータを人間のように自律的に操作する技術のこと。
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