SeaArt(シーアート)は無料で毎日生成・透かしなし|料金と商用利用

SeaArt(シーアート)は無料で毎日生成・透かしなし|料金と商用利用

「無料の画像生成AI」で検索すると必ず出てくるのがSeaArt。でも登録画面の前で手が止まっている人、多いはずです。本当にタダなのか。あとから請求が来ないか。作った絵を仕事で使っていいのか。

答えを先に置きます。SeaArtは登録するだけで無料で使えて、日本語の指示でアニメ風もリアル系も作れます。有料に上げる場合、円建てで買える入口はスタンダードの月1,591円。ただし「スタミナ」と「コイン」という2種類の通貨のルールと、商用利用の線引きだけは、始める前に知っておいたほうがいい。

SeaArtとは、シンガポールの法人が運営する、日本語の文章による指示から画像や短い動画を生成できるWebサービスです。無料プランは毎日回復するスタミナ制で、有料プランは初級からマスターまで4段階が用意されています。ツールとしての基本スペックはSeaArtのツールページにもまとめてあります。

この記事のポイント

  • SeaArtはシンガポール発の画像・動画生成AI。日本語プロンプト対応、無料枠は毎日回復するスタミナ制
  • 有料は4段階。円建てはスタンダード1,591円/月〜マスター7,964円/月(初級はアプリ内課金$4.99のみ・2026年8月時点。為替連動で変動あり)
  • スタミナは翌日に持ち越せない。2026年4月1日以降に得たコインには有効期限が付く
  • TrustPilotは4.4(800件超)と高評価。一方で第三者評価はコンテンツ安全性・運営の透明性に厳しい点をつけている

SeaArt(シーアート)とは?

SeaArtは、文章で指示するだけで画像や短い動画を作れるAIサービスです。読み方は「シーアート」、運営はシンガポールの法人。

いちばんの強みは、絵柄の土台になる「モデル」と、特定の画風やキャラを再現する追加データ「LoRA」の数です。アニメ、実写、厚塗りイラスト、3D調。好きな土台を選んでから日本語で指示を打てば、それらしい絵が返ってきます。

導入作業は要りません。ブラウザでアカウントを作れば、その場で1枚目が生成できる。ここがComfyUIやStable Diffusionのような自分のPCに環境を組む系との決定的な差です。GPUの心配も、エラーとの格闘もない。

そして2026年のSeaArtは、もう「画像だけの道具」ではありません。動画生成、モデルの自作学習、作品を投稿するコミュニティまで同じ画面に入っています。古いレビュー記事を読んで判断すると、実力を見誤ります。

その広さがそのまま料金の複雑さにもなっているので、まずお金の話から片付けます。


SeaArtの料金プランはいくら?円建てはスタンダード月1,591円から

SeaArtの料金プラン4段階の比較

SeaArtの有料プランは4段階です。日本語ページで円建て表示されるのはスタンダード以上で、通常価格は月1,591円。10%OFFキャンペーン適用時は1,432円まで下がります(円建て額は為替連動で変動します)。

以下は2026年8月時点の公開情報です。スタミナの数字は目安として見てください。

プラン月払い(通常)月払い(10%OFF時)年払い(月あたり・割引後)1日のスタミナ付与
初級アプリ内課金$4.99のみ+300
スタンダード1,591円1,432円1,114円+700
プロ4,778円4,300円3,344円+2,100
マスター7,964円7,167円5,574円+3,500

つまり、スタンダードからプロへ上げると金額は3倍でスタミナは3倍。上位ほど1スタミナあたりの単価がわずかに下がる設計です。

いちばん安い初級はスマホアプリ内課金の$4.99だけで、日本語のWeb料金ページには円建て額が出てきません。円で払いたいならスタンダードが実質の入口です。

なお、これらの金額は改定されます。契約する直前に公式の料金ページで自分の目で確認してください。ここが一番、古い記事に振り回される部分です。現行の対応状況の要約はSeaArtのツールページでも更新しています。

「で、無料のままだと何ができないの?」。そこが本題ですね。


無料プランではどこまでできる?

SeaArtの無料プランでできること

無料プランは、画像生成AIのお試しとしては破格です。登録だけで0円、毎日スタミナが回復し、生成した画像にウォーターマーク(透かし)も入りません。

公式ガイドの表記は「1日150スタミナ・毎日リセット」で、2026年8月時点の実際の配布設定は1日130スタミナ。透かしも入りません。標準的な設定なら、1日あたり十数枚から数十枚は回せる計算です。趣味で毎晩少し遊ぶくらいなら、これで足ります。

無料と有料で体感が変わるのは、次の4点です。

  • 1日の生成枚数 — 無料は数十枚で打ち止め、スタンダードは1日700スタミナで無料枠の4倍以上に増える
  • 生成の順番待ち — 混雑時、無料アカウントは後回しになりやすい
  • 作品の非公開設定 — 無料は原則コミュニティに公開される
  • 高負荷な機能 — 動画生成やモデル学習はスタミナの消費が重く、無料枠だとすぐ尽きる

3つめは見落としがちです。無料で作った絵は基本的に他の人から見える場所に並びます。仕事の下書きや、人に見せたくない習作を作るつもりなら、ここは課金理由になります。

判断の線引きはシンプル。たまに遊ぶなら無料一択。毎日作る、または非公開で作りたいならスタンダード。この2択でほぼ決まります。

ちなみに無料で使えるサービスを横並びで比べたいなら、無料で使えるAIイラストツールの比較を先に眺めると、SeaArtの位置づけがはっきりします。


スタミナとコインは何が違う?期限のルールが2026年4月に変わった

SeaArtには通貨が2種類あります。ここを混同すると「昨日あったポイントが消えた」と焦ることになります。

スタミナは毎日自動で配られる体力ゲージです。その日のうちに使い切る前提で、翌日には持ち越せません。有料プランで増えるのは、基本的にこのスタミナの日次付与量です。

コインは貯めておけるポイント。もらい方で2種類に分かれます。

種類入手方法有効期限
イベントコインデイリーお題、コミュニティ企画、各種タスク報酬2026年4月1日より前に取得=無期限/同日以降=取得から90日〜2年
購入コインチャージパック、お得パック、ギフトボックス2026年4月1日より前に購入=無期限/同日以降=各案内に準拠

要するに、2026年4月1日を境にコインへ期限が入りました。それ以前に持っていた分は無期限のまま。以降に得た分は、イベントページやお知らせに書かれた期限が実際の正解になります。

貯めてから一気に使うつもりの人は、この線を意識してください。「いつか使う」で放置すると、気づいたときに消えています。


SeaArtの使い方|登録から1枚目まで5分

SeaArtの登録から生成までの流れ

手順そのものは拍子抜けするほど短いです。難しそうという印象だけで止まっている人が多い。

  1. 公式サイトかスマホアプリを開く
  2. Googleアカウントなどで登録する(メールや電話番号を求められる場合もあり)
  3. 作りたい絵柄に近いモデルを選ぶ
  4. プロンプト(AIへの指示文のこと)を日本語で入力する
  5. 生成ボタンを押して待つ

ここで結果を左右するのは3番です。「アニメ風にならない」の原因は、たいてい指示文ではなくモデル選びにあります。実写寄りのモデルにアニメ調の指示を打っても、当然そっちには寄りません。

モデル一覧は作例のサムネイル付きで並んでいます。文字を読むより、出したい絵に似たサムネイルを探すほうが早い。ここが最初のコツ。

生成はスタミナを消費します。設定で画像サイズや生成枚数を上げれば消費も増えるので、試行錯誤の段階は小さめの設定で回すのが賢いやり方です。

初回にどんな絵を出すか迷うなら、AIイラストのプロンプト例集から丸ごと1本借りてくるのが手っ取り早いです。


日本語プロンプトで狙った絵を出すコツ

SeaArtは日本語の指示をそのまま受け付けます。ただし、日本語の作文がうまい人ほど最初につまずきます。理由は、AIが読みやすいのは文章ではなく単語の並びだから。

たとえばこう書き換えます。

  • 悪い例: 「桜が咲いている神社の境内で、女の子が静かに立っている美しいアニメ風の絵」
  • 良い例: 「神社の境内、桜、女の子、立ち姿、アニメ背景アート、逆光、細密」

名詞と形容を「、」で区切って並べるだけ。前のほうに置いた要素ほど強く効きます。だから主役は必ず先頭付近へ。

もうひとつ効くのが「ネガティブプロンプト」です。出したくない要素を書いておく欄で、崩れた手や余分な文字を減らせます。指を毎回描き直している人は、まずここを埋めてください。

そして変数はひとつずつ動かす。モデルも指示文も設定も同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。地味ですが、これが上達のいちばんの近道。

ここまでの整理: 無料でも毎日数十枚は作れる。円建ての入口は月1,591円で、増えるのは主に1日のスタミナ。狙った絵に近づける鍵は、指示文より先にモデル選び。残るは「作った絵を仕事に使えるか」です。


SeaArtで作った画像は商用利用できる?

SeaArtの商用利用と権利の注意点

ここがいちばん質問の多いところで、いちばん雑に説明されがちなところでもあります。

前提として、SeaArtの利用規約上の商用利用の可否はプランと機能によって条件が分かれます。無料枠で作ったものと有料プランで作ったものを同じ扱いだと思い込むのが、いちばん危ない読み方です。使う前に、必ず公式の利用規約とプラン説明の該当箇所を自分で読んでください。

規約とは別に、実務で効いてくる論点が3つあります。

  • モデル側の条件 — SeaArtにあるモデルやLoRAは他ユーザーが公開したものも含みます。個々のモデルに商用不可の指定が付いていることがある
  • 既存キャラクターの再現 — アニメや漫画のキャラを狙って出した絵は、SeaArtの規約がどうであれ著作権の問題が別に残る
  • 公開範囲の設定 — 無料枠の作品は原則コミュニティに公開されます。クライアント案件の素材を作るなら、この時点で選択肢から外れる

つまり「SeaArtは商用OKか」という質問の立て方が、そもそも半分ずれています。プラン・モデル・題材の3つが全部クリアで初めて商用に持ち込める、と考えるのが正しい。

法律面の全体像を押さえておきたいなら、AI画像の著作権ガイドを読んでおくと、判断のものさしが手に入ります。ここは知らずに突っ込むと、あとで一番痛い領域です。


安全性と評判はどう見るべき?高評価の裏で1点をつけられている項目

SeaArtの評判は、見る場所によって驚くほど割れます。数字を並べると分かりやすい。

評価元スコア母数・時点
TrustPilot4.4 / 5800件超のレビュー(2026年時点)
Google Play3.3 / 5アプリストア評価
App Store4.1 / 5アプリストア評価
VibeDex総合3.10 / 52026年4月時点の第三者評価

つまり、ユーザーの体感評価は高く、アプリ版とレビュー機関の評価はそれより辛い。この差の中身が重要です。

VibeDexの内訳では、モデルの選択肢が5点満点、生成速度4点、出力品質4点。生成エンジンとしての実力は素直に評価されています。一方で1点がついたのが、共同作業機能・コンテンツの安全性・プラットフォームの信頼性の3項目でした。

ここは正直に書きます。生成の道具としては優秀。でも「不適切な生成物への対処」と「運営情報の開示」の面では、法人が業務で採用するには物足りない評価です。

個人が趣味で使うぶんには、この差はほぼ問題になりません。会社の名前で使うなら、社内の規程と照らして一度立ち止まる価値がある。そういう温度感です。この評価差が気になるなら、SeaArtの代替になるツールの比較で他社の条件と並べてから決めてください。


解約と自動更新はどうやって止める?

有料プランは自動更新です。ここを知らずに1か月だけ試すつもりで契約すると、翌月も引き落とされます。

止め方の原則は「契約した場所で解約する」。決済経路によって窓口が変わるからです。

  • Webサイトで契約した場合 — SeaArtのアカウント設定内、サブスクリプション管理から自動更新をオフにする
  • iPhoneのアプリ内課金 — iOSの「設定」→ Apple IDのサブスクリプションから解約
  • Androidのアプリ内課金 — Google Playの定期購入から解約

App StoreやGoogle Play経由で契約したものは、SeaArtの画面をいくら探しても止まりません。ここを取り違えて「解約できない」と騒ぐケースが定番です。

もうひとつ。自動更新を止めても、原則としてその期間の終わりまでは有料機能を使えます。だから「試すだけ」なら、契約した直後に自動更新をオフにしてしまうのが安全です。忘れる前に、その場で。


編集部の評価|どのプランを選ぶべきか

公開情報とレビューを突き合わせた上での率直な結論を書きます。

まず全員、無料から始めるべきです。 透かしなしで毎日数十枚作れる無料枠は、この価格帯では圧倒的。有料の判断材料は、その無料枠を実際に使い切ってからで遅くありません。無料枠の広さを他社と比べるなら無料で使えるAIイラストツールの比較が早いです。

課金するならスタンダード1,591円が現実的な一択。 1日700スタミナに加えて非公開設定が付きます。趣味の範囲ならここで天井まで届きます。年払いなら月あたり1,114円まで落ちるので、続ける気があるなら年払いのほうが素直に得。スマホアプリだけで完結していいなら、初級の$4.99(1日300スタミナ)も選択肢に入ります。

プロ4,778円は「毎日作る人」の線。 1日2,100スタミナは、動画生成やモデル学習まで触りたい人向けです。逆に画像を数枚作るだけの人がここに来るのは、正直もったいない。

マスターは商業運用向け。 月7,964円は、素材を量産して収益化する前提の価格です。趣味の延長で手を出す階層ではありません。

弱点も書いておきます。第三者評価でコンテンツ安全性と運営の透明性が1点というのは、軽くない指摘です。法人の業務利用を検討しているなら、ここは無視できない。個人の創作なら気にしすぎなくていい。使う立場で答えが変わる、というのが正確なところです。

他の選択肢と並べて決めたいなら、SeaArtの代替になるツールの比較に主要どころをまとめてあります。


よくある質問(FAQ)

Q. SeaArtは完全に無料で使えますか?

登録だけで無料プランが使えます。毎日スタミナが回復し、生成画像にウォーターマークも入りません。ただし1日の生成量に上限があり、作品は原則コミュニティに公開されます。

Q. 無料プランでも勝手に課金されることはありますか?

無料プランのまま自動で有料になることはありません。課金が始まるのは、自分で有料プランを契約したときだけです。契約後は自動更新なので、1か月で終える予定なら契約直後に自動更新をオフにしておくのが確実です。

Q. スタミナは貯められますか?

貯められません。スタミナはその日のうちに使い切る前提の通貨で、翌日には持ち越せません。貯めておけるのはコインのほうですが、2026年4月1日以降に取得したコインには90日〜2年の有効期限が設定されます。

Q. SeaArtで作った画像を商用利用できますか?

プラン・使ったモデル・描いた題材の3つの条件を全部クリアする必要があります。プランごとに規約上の扱いが異なり、個々のモデルに商用不可の指定が付いていることもあります。既存キャラクターを再現した絵は、SeaArtの規約とは別に著作権の問題が残ります。判断のものさしはAI画像の著作権ガイドにまとめてありますが、使う前に公式の利用規約を必ず確認してください。

Q. 日本語で指示を書いても大丈夫ですか?

問題ありません。UIも日本語に対応しています。ただし長い文章より、名詞を「、」で区切って並べたほうが狙った絵に近づきます。


次に読むならこれ

SeaArtを触ってみて「もう少し画のクオリティを上げたい」と思ったら、AIイラストのプロンプト例集へ。指示文の型を10個も持っておくだけで、生成の当たり率が目に見えて変わります。

ツールそのもののスペックや最新の対応状況は、SeaArtのツールページにまとめてあります。