xAI、新モデル「Grok 4.7」を提供開始 4.6と同価格で推論性能を向上
- xAIが、長時間の作業や自己検証に強い新モデル「Grok 4.7」を発表しました。
- 2026年9月21日から、前世代モデルと同額の入力2ドル・出力6ドルで提供されます。
- Cursorの利用者やAPI経由でシステムを開発する人が対象です。

SpaceXAIは、新しいAIモデル「Grok 4.7」を2026年9月21日に発表しました。従来モデルの「Grok 4.6」と比べて、長時間の作業や自己検証の精度を高めています。
プログラミング評価のCursorBench 4.0では46.3%を記録し、前世代の40.4%を上回りました。オフィス作業を想定したAA Briefcase v1.1でも、前世代の1,546から1,657へと得点を伸ばしています。さらに安全性も強化し、危険なサイバー攻撃の指示を通す割合を3.3%に抑えました。
これは前世代の「Grok 4.6」と同額に据え置かれています。また、出力速度を2倍にした高速版も、2倍の料金で提供されます。
「Grok 4.7」は、開発ツールの「Cursor」や「Grok Build」、各種APIから利用できます。文章作成やプレゼンテーション作成の精度も向上したため、日常の文書作成業務を効率化できます。
ざっくり言うと、料金はそのままで、粘り強く仕事をして自分でミスを見直せる優秀な助手に交代したような変化です。
前世代のモデルと同じ利用料のまま、何時間もかかる複雑なプログラミングや資料作成の精度が向上しました。途中で投げ出さずに確認を重ねてくれるため、安心して仕事を任せられます。

性能を大きく引き上げながら、価格を前世代と同じ水準に据え置いた点に筆者は驚きました。入力2ドル、出力6ドルという設定は他社と比べてもかなり安価です。異例の価格据え置き。
Cursorで日常的にコードを書いている人なら、迷わず乗り換えて良い水準に達しています。
ただ、長時間の推論処理に強みがある一方で、短文のやり取りでは速度の差を実感しにくい印象です。まずは日々のプログラミング業務で試してみて、期待通りの精度が出るか確かめるのが確実です。次は秋以降に予想される各社のモデル刷新で、この価格帯に追随する動きが出るかを見届けたいところです。
「Cursor」やAPIを使って開発や文書作成を行っている人は、従来と同じ利用コストのまま、長時間の作業や資料作成をより高い精度で進められるようになります。

